第3日 6月24日(土)ont> 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
今日の行程 Morehampton --- Phoenix Park --- National Botanic Gardens ---
Dublin Waterfront --- Guinness-Storehouse --- Dublin Town Walk ---
Viking Splash Tours --- Celtic Nights Show --- Morehampton Townhouse
今日の走行距離 40 km
今日の万歩計 21,100 歩
今日の出発時気温 16.0 ℃
モアハンプトン・タウンハウス Morehampton Townhouse
4年ぶりのモアハンプトン・タウンハウスは主要道路の交差点にありながら極めて静かな夜だった。
ぐっすり眠ってさわやかな朝だ。天気も上々で青い空が見られる。今日は楽しみなヴァイキング・スプラッシュ・ツアーを始めダブリンの街を駆け回る予定だけに晴れてほしかったところだ。
朝食は4年前と同じ半地下のダイニングだ(写真右)。オレンジジュースとフレッシュフルーツにヨーグルトをたっぷりかけていただく(写真下左)。
食パンはセルフでトーストするシステムだ。ブラウンを1枚とオレンジ味のパウンドケーキを1枚いただく(写真下右)。
ホットミールはもちろんフルアイリッシュ・ブレックファストだ(写真下中)。ベイクトビーンズが付いてきた。本来あまり好みではないが、
ここのベイクトビーンズは独特の香りがなくまろやかで気に入った。
フェニックス・パーク Phoenix Park
3回目のダブリンだがフェニックス・パークは初めての訪問だ。 周囲11km、1750エーカー(東京ドーム150個分)というヨーロッパの都市公園としては最大級の規模を誇る公園だ。 もともとは1662年に王室の狩猟園として造成され、1680年に現在の大きさに縮小され、1747年から一般に公開されているのだ。
ここに"Victorian Walled Kitchen Garden"があるというので訪れた。ビジター・センターのパーキングに車を止めると目の前に 100m×70mの高々とした壁に囲まれたガーデンが現れる。入り口の両サイドに置かれたコンテナが華やかだ(写真上左)。 入り口から真っ直ぐ伸びる100mの通路が壮大なダブルボーダーになっている(写真上中・右、下6枚)。 植栽は大型の宿根草が中心でダイナミックなものだ。アーティーチョーク(写真上中・右)、フロックスやホスタ(写真下左)、 デルフィニウムやアルケミラモリス(写真下中)、バショウやルピナス(写真下右)などだ。
ウォールド・ガーデンの隣がビジター・センターだ。ギャラリーではボタニカルアートの展示即売会が催されていた(写真上左)。
ちょっとお気に入りもあったが、値段を見て断念する。
奥の展示室にジオラマがある(写真上中・右)。上述の通り350年前はここは王室の狩猟園であり、当時の鹿や鷹の飼育の様子を再現したものだろう。
見物している母娘の女の子の笑顔が可愛い。公園の一角には現在も当時のダマジカ(Fallow Deer)の群れが残っているそうだ。
展示室の壁に掛かっているタペストリーは"Deer Running through the Ancient History of the Park"というタイトルだ。
“公園の古代史を駆け抜ける鹿”を8枚の分厚いタペストリーで表現している(写真下左)。
ビジター・センターの厨房の壁のハンギング・コンテナが素晴らしいアイディアだ(写真下左から2枚目)。シンプルなブリキのコンテナにラベンダーが1株。意表を突かれる。
ビジター・センターの横にタワー・ハウスがある(写真下左)。アシュタウン城とよばれている。17世紀の無骨な建物だ。
公園を縦断するメインストリートの中央付近のラウンドアバウトに立っているのがフェニックス・モニュメント(Phoenix Monument)だ(写真下右から2枚目)。
コリント様式のコラムの上にはフェニックスが灰の中から蘇る彫像が載っている。1747年の作製されたものだという。
ホームページの説明によればフェニックス(Phoenix)の由来はアイルランド語の"Fionn Uisce"で英語では"Clear Water"の意味だというが、
早い時期から“不死鳥(Phoenix)”とこんがらがってしまったのだろう。
フェニックス・モニュメントを挟んで東にアイルランドの大統領公邸(Aras an Uachtarain 写真上中)の正門が、
西にアメリカ合衆国大使公邸(U.S.A Ambassador's residence 写真上右)の正門が厳かに建っている。
正門近くには高さ62mというウェリントン記念碑(Wellington Monument 写真下右)が威風堂々と建っている。
初代ウェリントン公爵を記念して建てられたものでヨーロッパで最も高いオベリスクだという。
ナショナル・ボタニック・ガーデン National Botanic Gardens
続いてナショナル・ボタニック・ガーデンを訪れる。
私達の興味は“ガーデン”にある。従って“植物園”は基本的にパスしてきた。しかし、ダブリンのナショナル・ボタニック・ガーデンの
ローズ・ガーデン(Rose Gardenとハーベイシャス・ボーダー(Herbaceous Borders)の美しい写真を見て魅了され遣って来たのだ。
ナビ子ちゃんへの入力ミスがあったようでパーキングの入り口を見失う。トルカ川(River Tolka)沿いの路上にスペースを見つけ駐車する。
お陰で橋の上からトルカ川に枝垂れる美しい柳が見られた(写真下左)。その右側にローズ・ガーデンが見える。満開に期待が膨らむ。
歩行者用ゲートのアイアン門扉が華やかでわくわくさせてくれる(写真上右)。ゲート・ロッジの壁はつる性植物に覆われている(写真下左)。
ウィンドウ・ボックスの植え込みも見事だ。
ローズ・ガーデンを目指して進むと芝生の広場の中に多肉植物でデザインされた植え込みがある(写真下中)。"Succulent Garden"と呼ぶようだ。
写真を撮っているとどこからかリスが現れた(写真下右)。決して人を恐れる様子は全くない。前足をあげポーズさえ取ってくれた。
ローズ・ガーデンは急な坂を下ったトルカ川の畔の対岸にあった。案外小さなスペースだ。30m四方の真ん中にサンダイアル(写真下3枚)があり、 田の字の通路で仕切られた芝生の中に花床が切られカラフルにバラだけが植えられている。木バラもスタンダード仕立てもつるバラのオベリスクも 今正に満開を迎えている。どんぴしゃり、良い時期の訪れたようだ(写真上3枚)。
どこを切っても絵になる。夢中でシャッターを切る。たくさんの写真を取った。その中の幾つかを紹介しておこう。
上左は"Trumpeter" 明るい朱色が“トランペッター”を思わせる。 上中は"Cliff Richard" イギリスのポップ歌手の名を冠している。可愛い薔薇だ。
上右は"Champagne Moments"の名札が付いているが、本来の“シャンパーニュ・モーメンツ”の花は中心がアプリコットで周りがクリーム色のはずだ。
下左は"Eye Paint" 一重の花だが鮮やかな赤が目を惹く。 下中は"Ingrid Bergman" 色といい形といい、大女優にふさわしい花だ。
ローズガーデンの周囲は深い緑に囲まれているが、奇妙な建物が一つ目を惹く(写真下右)。ピラミッドの形をしているが、屋根に十字架があるから教会なのだろう。
(調べたところ"Our Lady of Dolours"という聖母教会だった)
ナショナル・ボタニック・ガーデンは1795年に設立され、現在は2万もの植物が栽培され3百万の植物標本を所蔵しているという。
散策していると木々の合間に優美な曲線のグラスハウスが垣間見える。最初にたどり着いたのが"Curvilinear Range"と呼ばれるグラスハウスだ(写真上左、下左)。
東翼の部分(写真上左の右側部分)がウィリアム・クランシー(William Clancy)により1843年に造られ、と西翼(写真下左)が
1869年にリチャード・ターナー(Richard Turner)によって拡張されたものだ。それにつけても優美な曲線だ。
セントラル・ハウスにはソテツなどの裸子植物、東翼には南半球の植物、西翼には東南アジアが栽培されている。
その隣にグレートパームハウス(Great Palm House)と呼ばれるグラスハウスが建っている(写真上中、下中・右)。
スコットランドのグラスゴー郊外の製鉄所で造られ、1884年にここで組み立てられたものだ。2004年に分解修理し、再組み立てされた。
その南にあるグラスハウスが"Alpine House & Teak House"だ(写真上右)。1950年代に造られ、高山植物とチークの木が栽培されている。
中央のパームハウスは高さは65フィート、長さは100フィート、幅は80フィートで中米からの数百種のヤシ、ソテツ、バンブー、その他の熱帯種がコレクションされている(写真下左2枚)。 パームハウスにも東西のウイングが付けられ、西翼はサボテン・多肉植物ハウス(Cactus & Succulent House)、東翼はオーキッド・ハウス(Orchid House)となっている(写真上2段6枚)。
グレートパームハウスの西側にもう一つのお目当てのハーベイシャス・ボーダーが南北100mにわたって伸びている。 通路の両脇に柘植のヘッジで仕切られた幅7mほどもある壮大なボーダーだ(写真上下5枚)。
ハーベイシャス・ボーダーの北の端がロック・ガーデン(Rock Garden)だ(写真上3枚)。さほど高くないマウンドに緑豊かにカラフルに植栽されている。
こんなロック・ガーデンもありかと記憶に刻む。写真上中のピンクの花は"Iridaceae Gladiolus Nathalie"と付いていた名札にある。背丈の低いグラジオラスだ。
彫像も幾つか見られたがタイトルや作者の情報はない。写真下左はソクラテス(Socrates)の像だ。なぜここにソクラテスさんが?
左から2枚目は二人のスマートな女性が腕を組み笑顔で寄り添っている。とても素敵で気に入った。一人の女性はバッグを手にしているが、もう一人は靴をぶら下げている。
ダブリン・ウォーターフロント Dublin Waterfront
次の予定のギネス・ストアハウスの予約時間までには少し時間がある。昨日立ち寄る予定だったウォーターフロントを訪れることにする。
特に目的があるわけではない。写真で見たこの赤いポールが気になっていただけの話だ。この広場は"Grand Canal Square"で写真上左の正面に見える
"Bord Gais Energy Theatre"から海に突き出すようにレッド・カーペット(Red Carpet)と呼ばれる通路があり、そこに様々な角度で無作為に配置された36mの高さのポール
(pick-up sticks poles)が林立している異様な光景だ。このポールは夜間はポールの上部が点灯する仕組みらしい。
レッド・カーペットにクロスして緑色のカーペットが走っている。ここには芝生や草花を植えたプランターが置かれている(写真上左、下右)。
運河にこの後予約してある水陸両用車が現れた(写真上名、下中)。一斉に雄叫びを上げたりして楽しそうだ。期待感が募る
ギネス・ストアハウス Guinness-Storehouse
またしてもナビ子ちゃんへの入力ミスがあってギネス・ストアハウス専用のパーキングに辿り着けない。近くの路上にスペースを見つけ駐車。
4年前にここギネス・ストアハウスで飲んだ“ギネスビール”が殊の外美味かった。
それを飲みたい一心でやってきたのだ。
工場の大きな木製の門扉の"Guinness"の文字と“ハープ”のマークが鮮やかだ(写真下左)。
ストアハウス前の通りには観光馬車が客待ちをしている(写真下中)。
地階のチケット売り場は長蛇の列だ。4年前もそうだったので、今年はホームページから予約をしてきた。予約は15分刻みで受けていて、
30分以上遅れると次の空いている時間まで入場できない仕組みだ。年間160万人が訪れるといい、アイルランドの観光施設で最も来客数が多いのだという。
入場料シニアで18ユーロだ。4年前に比べ5ユーロも高くなっている。グランドフロアーから7階までが偽なすビールに関する博物館のようになっていて
その入場料と1パイント(568ml)のできたてのギネスビールが試飲で来るチケットなのだ。私達のようにギネスビールだけが目的のものにとっては
1杯2300円のビールと言うことになる。何とも高いビールになるが、これも旅の散財と考え良しとしよう。
エレベーターで7階の"Gravity Bar"に直行する。500人収容という円形のホールは人でごった返している(写真下左)。
円形カウンターの幾つもあるサーバーはフル回転だ。先ずは9分目までギネスを注ぐ。泡を含んでキャラメル色をしている(写真左から2枚目)。
これをしばらく放置すると下の方からだんだん黒色になってくる(同じ写真の奥の方のグラスがそれだ)。
そこに静かに追加注入するとクリーミーで細かな泡が溢れそうで溢れない絶妙なギネスの完成となるのだ(写真下右から2枚目)。
空きスペースを求めて歩いていると若いカップルが席を詰めてくれて妻が座れた。近くにいたおじさんグループも寄り合ってスペースを空けてくれる。みんな親切だ。
お礼を言って、晴れて4年ぶりのギネスビールで乾杯をする(写真下右)。
ホールの窓は全面ガラス張りで360度パノラマ・ビューだ。朝訪ねたフェニックス・パークのウェリントン記念碑が眼下に見られる(写真上左)
窓の一部には景色の説明が書かれている(写真上中)。"St. Patrick's Tower"は"distinctive green copper dome(独特な緑の銅のドーム)"の説明で簡単に見つかった(写真上右)。
1805年に建てられた高さ40mの醸造所の風車だったものだ。塔のトップの聖パトリックのフィギュアは右の写真の拡大写真からご覧あれ。
昨夕訪れたオコンネル通りの"Spire of Dublin"も聳え立っている(写真下左)。クライストチャーチ大聖堂と思って撮った尖塔と緑の屋根の建物は
どうやら"John's Lane Church"のようだ(写真下中)。 ウイックローの山々も懐かしい(写真下左)。
ヴァイキング・スプラッシュ・ツアー Viking Splash Tours
2013年8月1日の旅行記に“表通りをバイキング帽を被った一団を乗せた黄色いバスが行き来する。時折一斉に「ウォー!」と喚声を上げる 。
帰国後調べるとバイキングスプラッシュツアー(Viking Splash Tours)の水陸両用車と判明。
1時間15分掛けて市内観光と運河(Grand Canal)を走るのだ。調査不足だ。これも次回の楽しみとする。 ”と記した。
今回はぬかりなく予約を入れてきた。予約時間は16時だ。集合場所のセント・ステファンズ・グリーン公園(St. Stephen’s Green)に近いパーキングに車を止め
集合時間までまち歩きをする予定だ。
ところが、何かのパレードに遭遇し通行止めを喰らう。今日はダブリンの街を走っていてレインボーカラーの旗をもつ人や衣装を来た人の姿をよく見た。
その方面についてはとんと疎いが、調べたところ6月は世界的にセクシャルマイノリティーのキャンペーンの月らしい。
このパレードはDublin LGBTQ Prideという団体の主催で行なわれているものだ(写真下3枚)。
LGBTQとは"Lesbian, Gay, Bisexual, Transgender, Queer"の頭文字を取ったものだ。アイルランドでは6月に史上最年少で首相に選ばれたレオ・バラッカー氏は
ゲイを自認しているのだという。それ程に寛容の国なのだ。みんな明るく心からパレードを楽しんでいる様子だ。
なお、レインボーカラーについてはウィキペディア(Wikipedia)が詳しい。
さんざん待たされて、パレードが途切れてもナビ子ちゃんが示す道路は通行止めだ。迂回路を指示しパーキングに着いたのは14時45分。
街歩きの時間は1時間ほどしかない。先ずはクリーニング店の確認だ。旅の悩みの一つは洗濯だ。シャワーの時に自分で洗う手もあるが、干す場所に困るし、
なかなか乾かないのだ。コインランドリーもウォッシュ&ドライとなると結構時間が掛かり時間がもったいない。
できることならウォッシュ&ドライをしてくれるラウンドレット(Laundrette)があると良い。ネットでリサーチすると街歩きの範囲に1軒見つかった。
サウス・グレート・ジョージズ・ストリート(South Great Georges Street)のオール・アメリカン・ラウンドレット(All American Laundrette)だ。
「朝持参すれば夕方には仕上がる」はずだが、確認してOKなら明日の予定に組み込む。駄目なら今日は宿に戻って洗濯しなければ着る下着がなくなるのだ。
無事にOKを確認できた。一安心だ。
街歩き再開。スタバもレインボーカラーで飾りつけをしている(写真下左)。ジョージズ・ストリート・アーケード(George's Street Arcade)をひやかす(写真下中)。
妻は帽子店で幾つか試着し1点ゲット。
もう時間がない。キング・ストリート・サウス(King St S)からセント・ステファンズ・グリーン通りに出て集合場所に到着。どうやら1番乗りだ。
受付を済ませ、トイレを訪ねると「トイレはない」と言いながら近くのホテルに目をやる(写真上右)。以心伝心、きれいなトイレを借用する。
歩道のフラワー・ボックスも立体的で美しく植栽されている(写真下左)。
待つこと暫し、水陸両用車がやってきた。受付順に1番乗りで乗車する。見晴らしの良さそうな前から2番目の席に着く。
座席に置いてあったバイキング帽を被り早速記念写真を撮り合う(写真下中)。
運転手(船長?)兼ガイドが乗り込んできて最初にバイキングの 雄たけび(鬨の声? 勝ち鬨?)の練習をする。
運転手の合図に合わせて一斉に「ウォー!」と叫び、腕を突き上げるのだ。
いよいよ出発。先ほど帽子を買ったジョージズ・ストリート・アーケードの前も通る(写真上右)。アイルランド料理店"Copper Alley Bistro"のハンギングバスケットが美しい(写真下左)。
クライストチャーチ大聖堂(Christ Church Cathedral)の前にもダブリン・LGBTQ・プライド・パレードの流れの人々が手を振って通り過ぎる(写真上中)。
観光馬車も手を振ってすれ違う(写真上右)。クライストチャーチ大聖堂の西の建物は大聖堂とは関係なく、
バイキングや中世のダブリンについてのエキシビジョンがあるダブリニア(Dublinia)という施設だ(写真下左)。
リフィー川の畔を走りウォーターフロントに向かう(写真上左)。斬新なデコレーションのビルも楽しい(写真上右)
グランド・カナル橋(Grand Canal Bridge)を渡る。先ほど訪ねた赤いポールが見える。手前の運河ではサーフボードに乗って水遊びするグループも見える(写真下左)。
いよいよ入水だ。シャッターを押すタイミングが少し早かった(写真下中)。一気に入水するものと思っていたのだ。ドンマイ。
水陸両用車が運河を進む。ウォーターフロントは今も開発が進んでいるようだ(写真上右)。
ウェイクボード(wakeboard)をボートでなくケーブルで牽引するウォータースポーツでジャンプを楽しむ人もいる(写真下左・中)。
"wake dock"が運営しており"Cable Wakebording"と呼んでいる。
かなりのスピードで走るのでカメラに収めるのに苦労する。
"Grand Canal Square"が見えてきた。広場の左の市松模様のビルは5つ星ホテルの"The Marker Hotel Dublin"(写真上右)。
スクエアーの正面の建物がウォーターフロントの項で述べた"Bord Gais Energy Theatre"だ。(写真下左)
水陸両用車の入水・上陸地点の向こうに見えるのは"St Patrick's Church, Ringsend"だ(写真上中)。1859年の建築だ。
75分のツアーを終えて街歩きを再開する。セント・ステファンズ・グリーン通りで“無印良品”のプラカードを持った客引きが出ていた(写真上右)。
グラフトン・ストリートを歩いたが、バスカーズ(Buskers)もストリートパフォーマー(Street Performers)も見当たらない。ポストカードを求め、
セント・ステファンズ・グリーン・ショッピング・センター(Stephen's Green Shopping Centre 写真下中・右)を通り抜けパーキングに戻る。
ケルティック・ナイトショー Celtic Nights Show
今日のディナーはオコンネル橋の袂にあるアーリントン・ホテル(Arlington Hotel)のケルティック・ナイトショーでいただく。
いったん宿に戻りシャワーを浴びお洒落をしてタクシーでホテルに向かう。18時30分着。ショーは20時開演だ。その間に食事を済ませるシステムだ。
通された席は14人ほどが座れるテーブルに相席だ。しかも隣同士でなく向かい合わせだから話が遠い。私達の隣には日本人のご夫妻が同じく向かい合わせに座る。
旅慣れた人のようだ。反対側の私の隣は女性の一人客だ。あまり品の良いご婦人に思えない。妻のとなりは母娘カップルの娘さんだ。中学生だと言うが母親に似て丸々している。
オーダーは妻が
前菜に ・ Cantaloupe Melon, Watermelon Shot Crushed Raspberry and Lemon Syrup(写真撮影失敗) と
主菜に ・ "Baked Salmon" Fennel and Apple Salad, Dill Buttered Baby Potatoes(写真撮影失敗) 私は
スターターに ・ "Prawn Salad" with Molt Whiskey on Porter Bread(写真下中 Porterは黒ビールの1種) と
メインは ・ "Traditional Irish Stew" with Puff Pastry Lid とする(写真下右 上方にPuff Pastry、下方はポテト)。 赤ワインで美味しくいただく。
ショーが始まる。最初はギター、ボタン・アコーディオン、フィドルの伴奏でボーカリストがアイリッシュ・フォークを5曲ほど歌う(写真下左)。
アイリッシュ・フォークは好きだが、今夜のお目当てはケルティック・ダンスだ。ちょっと厭きてきたところでようやくダンサーの登場だ。
迫力ある激しい踊りだ。動画を"YouTube"にアップしたので是非ご覧いただきたい。
男女4人が交互にあるいは一緒に躍動(3分03秒)
箒を持った男女3人がコミカルに(3分53秒)
男女4人がフォークダンス調に(1分13秒)
ボーカリストの声量あるバリトンを 曲はザ・ワイルド・ローバー(The Wild Rover)(3分19秒)
フィナーレのダンス(2分49秒)
バーのカウンターでお勧めのアイリッシュ・ウィスキーを問うと「ジェイムソン(Jameson)」と即答だ。ダブルのロックをいただきながらショーを楽しむ。
地元小・中学生と思われる女の子が4人登場し、ダンスを披露して温かい拍手を受けるというステージもあり、後継者育成怠りなしも感じられた。
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