４月２６日
暖冬で早く迎えた春は、寒の戻りや長雨の異変続きだ。花達にとっても快適な条件ではありえない。
水の管理やら花柄摘みやら手入れも難しいところだ。それだけに手の入れようにも力が入る。
姪からの昨年のクリスマスプレゼントの「モーニングブルー」が２倍に成長して開花した。
幾つも蕾をつけているが、葉が萎縮しているのが心配だ。
２階の軒下で養生していたロベリアとサフィニアのハンギングバスケットを１階に下ろした。
ヒューケラとバージニアストックの取り合わせ、ミスマッチのようだが合わなくはない。
ハーブガーデンには今年も昨年と同じ寄せ植えを作る。白妙菊は昨年のものだ。新作のハンギングは只今養生中。
こちらも新作の寄せ植えだ。銅葉色は「キンギョソウ・タスカンブロンズ」だ。葉色の組み合わせが面白い一鉢だ。
こちらも新作だ。左同様コンテナも新規に購入、スタンドも新しく買い求めた。大好きなデルフィニウムをあしらった。
チューリップもようやく出揃った。バラ花壇のデルフィニウムも間もなく開花だ。楽しみだ。カンパニュラ開花第１号。
市民農園のトマトとナスの植え付けも終わった。６種蒔いた菜っ葉類も芽が出揃った。ジャガイモも順調に育っている。
天候の影響を受けながらも花も野菜も育ってくれる。植物に力付けられる日々だ。
４月１７日
１２日から１５日まで浜松のガーデン陽だまりへ行ってきた。
造成が概ね済んで、立ち木の植栽も終り、ガーデンの形が鮮明に浮かんできた。
ホームページの”姉妹サイト 陽だまり”のアイコンからお入りいただき、足音を聞かせてやってください。
帰ってみるとコンテナやハンギングの花達が可愛そうなほどに傷んでいる。
お隣の奥さんに水遣りをお願いして出掛けるのだが、それだけでは無理なのだ。
花によって水の欲しがり方が違うし、コンテナによっても水持ちが違ってくる。一つひとつへの対応が必要なのだ。
４日もほっておいた報いだ。「足音が肥やし」と言われる所以を思い知る。
身の程をわきまえずガーデン陽だまりに関わる歪みがここにも現れたのだ。しかし、乗りかかった船だ。やるしかない。
気を取り直し、手当てをしていると隣の奥さんも心配して出てみえた。御礼とお詫びを言うと、今後も応援してくださると言う。深謝。
一昨日・昨日と冷たい雨の合い間を惜しんで手を掛ける。それにしても、何という気候だろう。４月半ばになってこの寒さとは。
しかし、植物の生命力とは何と凄いことだろう。落ち込んでいる私を励ますように元気を快復してくれる。
「３日見ぬ間の・・・」というが、気が付いてみれば、先週の暖かなお天気でマイガーデンの花達も驚くほどの変化を見せている。
写真下左のサツキは亡き父が大切にしていた盆栽を譲り受けたものだ。もう２０年以上も昔のことだから姿形は様変わりだ。
いつも庭の隅に追いやられて、春になっても数えるほどの花しか咲かせなかったが、何故か愛着がある。
今の鉢に変えて２年目、初めてこんなに沢山の花を付けてくれた。うれしい限りだ。
チェリーセージも庭の隅でいつの間にか花を開いた。この後ウッドデッキに出してやった。大昇格だ。
鯛釣り草もにょきにょき伸びて花を開いた。白いのもあったはずだが出てこない。
コレオネマ・ピンクファウンテンの足元の宿根フロックス・つる花しのぶも今年は花数が多そうだ。右は花名不詳。
シェードガーデンの宿根草が一気に伸びてトニーの膝まで隠している。クリスマスローズやクレマチス、紫陽花などだ。
手前の斑入りブルーデージーも二周りも大きくなって蕾を沢山持っている。
昨年から始めたバラも嬉しくなるほど広がった。ピエールドゥロンサールの蕾が一番大きく膨らんでいる。
バラ花壇ではカンパニュラやデルフィニウムなどの宿根草が競い合って背を伸ばしている。芝も伸びてきた。
モッコウバラもいよいよこれからだ。アメリカ花水木だけに異変が生じている。白花はわずかに一輪、赤花も花が少ない。
大通りの街路樹の花水木も半分ほどは花が付いていない。残りも寂しい姿だ。今年の気候の異変と無縁ではあるまい。
「植物は嘘をつかない」、こちらが手を掛けた通り、お天気の通りにしかならない。ならば、せめて手だけは掛けてやろう。
４月８日
この土日はガーデニング三昧とまでは行かなかったが、寸暇を惜しんで花と会話した。
ひと鉢ひとはち、ひと株ひとかぶ観察しながら花の要求を聞く。寒くなったり雨が降ったりで傷んでいる。
今年は黄砂が激しいように感じる。この雨で黄砂が洗われて綺麗にはなった。
花柄を摘み、傷んだ葉などを除き風通しを良くし、姿を整えてやる。手を掛けた分だけ美しくなる。
お化粧の済んだ花を写真に収める時間も楽しいものだ。興に乗って目に付くものを撮りまくった。
そして、こうしてアップするのも、また楽しい。お暇のある方は拡大写真もごゆっくりお楽しみください。
ハンギングバスケットからご覧いただこう。吊り下げタイプが７鉢、壁掛けタイプが１３鉢だ。
ビオラは今が旬。ネモフィラが良い具合に乱れて、垂れ下がってきた。
キンギョソウはアブラムシが付いて消毒をした。ブラキシカムも製姿して復活してきた。
製作して約２０日のサフィニアとロベリアのハンギングも活着したようだ。２階の軒下で養生中だ。
金網で作ったリースのラミウムにも花が咲いた。ヴィーナスのロベリアは日照不足のようだ。掛ける場所を変えてやろう。
パンジーにしろ、ビオラにしろ、バコパにしろ、いったい一シーズンに幾つの花を付けてくれるのだろう。生命力に驚嘆。
咲いた分だけ花柄が付くと思えば、花柄摘みも苦にはならない。
グリーンネックレス（緑の鈴）が花を付けた。１つ目の時は気が付くのが遅れて撮影しそこなったが、今回はしっかりと。
自作のファーニチャーには思い入れが深い。昨日の散歩の途中でアイディアを見つけた。近々作成予定！ 乞うご期待！
続いてコンテナの花を１７枚。ビオラの桶は直径２８ｃｍだが、そろそろはみ出しそうだ。
コンテナにも色々あるものだ。花により、コンテナの種類により水遣りが変わってくる。それも観察だ。
コレオネマ・ピンクファウンテン（右から２枚目）や、香りさくら草（真ん中）がほのかな甘い香りを発散している。
バコパやオレガノも触れると芳香を放つ。ラベンダーも出番を待っている。
花色も色々、葉色も色々、形も質感も色々、楽しみも色々。
我が家のハーブガーデンだ。料理にハーブティーにと重宝している。
ナスタチウム、パセリ、イタリアンパセリ、ミント、タイム、チャイブ、バジル、ローズマリー、オレガノそして何故か山椒。
その他のマイガーデンの様子を１０枚。バラ花壇の宿根草たちも動き出した。期待以上のもの、期待を裏切るものと様々。
この狭い花壇（写真右）は”ナローベッド”と呼ぶことにしよう。バージニアストックと勿忘草が咲き始めた。
ブルンネラはしっかり活着したようだ。モッコウバラの蕾が一輪ほころび始めた。何と早いことか。
それにつけても、バラの開花が楽しみだ。もうピエールドゥ・ロンサールには沢山の蕾が見られる。
今日出番がなかった花達も沢山待機している。虎視眈々出番を窺っているだろう。次の機会に紹介しよう。
夕方、知事選の投票に近くの中学校に行く。紫蘭が咲き始め、何と牡丹が咲き終わっているではないか、何かおかしい。
４月１日
朝からの余りの上天気に誘われ、急遽この春３度目(４日の間に)の花見に行く。
ビール・ワインと強い陽射しに顔を赤くして帰宅。ウッドデッキのペンキ塗りをする。
リフォーム後１年、デッキとフェンスの塗装をしなければいけないのだが忙しくて遅れていた。
一度目を塗り終えて、庭でコーヒーなど飲みながら花達を眺めていると、花達が語りかけてくる。
「綺麗に咲いた私を写真に撮って。」と。沢山撮った中から幾つかご覧いただこう。
通販で先日着いた”ブルンネラ・ジャックフロスト”、葉色が気に入って購入したが、花もこんなに可愛いとは嬉しい。
”バージニアストック”ガーデン仲間から一昨年に頂戴した種から咲かせた。
”ラミウム”の花が咲いた。こちらも葉色を楽しませてもらっているのに、花まで咲いて得した気分だ。
ヴィーナスのこの春の髪飾りは”ロベリア”だ。ベールのように咲き乱れる予定なのだが・・・。
”イベリス”が光を浴びて眩しいほどに輝いて見える。もう何年もマイガーデンで咲き続けている。
プリムラとアリッサムをテラコッタに植え込んだが、萎縮していたのでバスケットに植え直してみた。元気になーれ。
ハンギングバスケットを逆さまに使ってたアイディア作”ビオラ饅頭”も美味しそうに出来上がった。
２度塗りをした後、布切れで表面を拭きつや消しをして完成したウッドデッキ。
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