2008年 My Garden 9 月

花花

9月30日

マイガーデン

”暑さ寒さも彼岸まで”とは良く言ったもので、暑く、長い夏が終り、ようやく凌ぎ易い秋が来たと喜んでいたら、 昨日の最高気温は11月中旬並だったという。おまけに一日中雨が降り続き、寒さに震え上がった。 (気温の変化に弱いというか・・・単に我が儘というか・・・) 今日も変わらず雨が降り寒い。

あっという間に9月が過ぎ去っていくようだ。この項の更新も出来ぬままだったが、 先週末にマイガーデンの”徹底改造作戦”と称し、久々にコンテナの寄せ植えを作り直した。
今年に入って月2回のペースで、3泊4日の陽だまり遠征を続けている。その他にも何かと家を空けることが多く、 そのしわ寄せがマイガーデンに表れる。”これではならじ”と深く反省したのが15日だ。
18・19日で苗を仕込み、20〜23日で思い切った改造をしようと決めた。しかし、18日は雨で見送り。 19日も雨だったが、小止みを見計らって少し遠いが品数が多いホームセンターに自転車で向かう。案の定、途中で降られる。
それでも雨の中吟味して選んだ苗は、自転車2台の前後の篭や荷台に一杯になった。いつものプランツセンターの 前を通過して、一旦家へ荷物を置きに帰る。
改めていつものプランツセンターへ出向く。ここは専門店だけに品種が豊富だ。ガーデンファーニチャーや オーナメントなども見て楽しい。エンゼルの小さなオーナメントを含め、ここでも4ヶ所に満載で帰宅する。

マイガーデン

20日は良いお天気となったが、まだ苗が足りない。朝一番は参加している歌の会の、会場取りで武蔵野市のコミセンを訪れる。 帰路に散髪屋さんに寄り、終る時間を見計らって妻と待ち合わせ、ブランチをしてガーデンセンターに 回ることにする。 ブランチに寄った店は11時30分オープンだが、 11時10分に押しかけ、無理矢理店を開けさせる。 散髪屋で耳にした”武蔵境‐舞祭”は2階のこの店の窓が特等席だ。 窓際の席をディーナーのために予約する。 (このサンバフェスティバルの模様は”武蔵野の季節見つけた”にアップした。ご覧ください。)
3軒目ともなると、そんなに目新しいものも見当たらない。ここでの買い物は2台の前篭に収まった。
自宅に戻り着替えをして、今度は八王子のガーデンセンターを初めて訪ねる。(ここは6月から始めたmixiのお友達のお友達 Kさんが寄せ植えの講師を勤める店で、ブログで見る限り品揃えの良さが感じられる。) お会いしたかったKさんは、週に2回のお勤めだそうで、お会いできなかったが、 期待以上の品揃えのお店に満足だ。 沢山の草花と、コンテナ、ブリティッシュプランターをゲットする。 送料が高くつくので、コンテナのみ宅配してもらい、 ブリティッシュプランターは草花のポットを入れて持ち帰る。 その分だけ、草花を仕込んだ方が楽しいだろう。 妻も両手にビニール袋だ。片道約1時間、我ながら良く遣るものだ。

マイガーデン

自宅に戻って、もう一度着替えて、市内のホームセンターへ土と肥料を求めに出かける。 ここでも幾つかの花苗と野菜の苗を仕込む。 この改造作戦の中には市民農園の作業も含まれているのだ。 大根を始め菜っ葉の種播きは今が適期、 その前に一部は苗から仕込んで早目の収穫を楽しもうというわけだ。

さて、準備は整ったというのに21日も22日も雨だ。24日からは浜松遠征が控えている。沢山仕入れた苗はどうするんだ。 空を眺めたり、雨に濡れる苗を眺めたり、今回ばかりは晴れ男の神通力が通じないようだ。 写真右は出番を待つ苗とコンテナだ。3枚目は22日の小止みの合い間に悪戯したカレックスだ。
22日夜、末娘から「明日はお天気が良さそうだから、一緒に井の頭動物園へ行かないか。」との誘いが入る。 孫娘に会いたい誘惑をきっぱりと断ち、作戦遂行を誓う。

ようやく晴れた23日、朝から妻は寄せ植え、私は市民農園で種蒔きだ。
大根の種を播くには、60cmは掘り下げなければいけないのだ。
その作業は先日済ませてあるので、もう一度軽く表面を均し、ビニールでマルチングをする。
昨年使ったビニールが 間に合ったから良かったが、これが新しいビニールでマルチングをすると、穴開けが一苦労なのだ。
1穴に5粒ずつ播き、順次間引きして1本にするのだ。17穴に播いたから、この冬は大根料理のオンパレードだ。 (取らぬ狸の・・・)
次は冬野菜の種蒔きだ。70cmの畝を30cmほど耕し・均して、1列5穴のビニールでマルチングする。
このビニールは市民農園の大先輩から分けてもらった。ホームセンターでは手に入らない品物なのだ。
農協で販売しているが、プロ用だから大量なのだ。ここに、ルッコラ・小かぶ・ラディッシュ・ほうれん草を蒔く。
もう一つ畝を作り、ここにはブロッコリー6株とサニーレタス6株の苗を植える。更に、青梗菜と水菜の種を蒔く。
この2種は苗が大きくなったところで、移植を好む種類なのだ。水を遣り、草抜き・掃除をし、使った道具を洗って 元に返したら、もう13時だ。
昼ごはんを買って家に戻ると、妻は3つの寄せ植えを完成している。「寄せ植えは楽しい。」とご機嫌だ。
寄せ植えも綺麗な鉢に出来上がった培養土で植えるなら早いが、今、植わっているものを解体し、
使い回す株と処分する株に分け、土と鉢底石は再利用にまわし、鉢を綺麗に洗ってからの植え込みだから捗らないのだ。

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上左は八王子で求め宅配してもらったコンテナだ。直径・高さ共40cmの大物だ。
植栽したのは、斑入りニューサイラン、ホワイトツリー、ダリア・ブラックナイト、秋明菊・ぎおん祭、
宿根ネメシア、ブラックパール、ヨウシュコバンノキ、ペリシカム・シルバードラゴンの8種だ。
2つ目の四角いコンテナは、元々植わっていた小木(名前不詳)と黒龍を残し、パープルファウンテングラス、
トウテイラン、ユーパトリウムチョコレート、ドルチェファイン、ペンタスを追加する。
真ん中の白いコンテナには別の鉢にあったコニファーとヒューケラにマーガレットとカリオプテリスを合わせ新たにする。
次はコルジリネ、ユーフォルビア、フクシア、イポメア(ライム)、アリテルナンテラで仕立てる。
右のコンテナ・ロレンティナは一部手直しでルドベキア、アリテルナンテラ・ポリゴノイデス、プレクトランサス、ペンタスを追加する。

下左が八王子から持ち帰ったブリティッシュプランターだ。後列がニューサイラン、ヤブラン、ハナトラノオ、サルビア、
前列にロータス・ブリムストーン 、アリテルナンテラ、ティアレラ、ニシキササと名前不詳の草本1種を植え込む。
3月に作ったハンギングの勿忘草やビオラが終ってカレックスとルメックスが残ったものに八重咲きアスターを1株。手抜き仕事。
今月始めに妻の誕生日にプレゼントしたハンギングコンテナにはトラディスカンチア・ゼブリナを植え込む。
門扉の上のコンテナにはヤブラン、アリテルナンテラ・マーブルクィーン、キャツラ・ジュピター、ブルファンフラワーが入った。

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ユリオプスデージーの大鉢にはドルチェファイン、千日紅・ちなつ、カレックス・ジェネキー、アリテルナンテラ2種を追植。
コニファーのコンテナはストロピランテスとブルーサルビアで足元を飾る。アイビーの残ったところにスカエボラを追加する。
ハンギングバスケットはネメシア、ヨウシュコバンノキ、初雪かずら、アルテラナンテラと花名不詳の葉物(左に垂れている)を植え込む。
もう1つはサザンクロス、ペリシカリア、オレガノ・ヘレンハウゼン、朝霧草、斑入りヤマホロシ、アルテルナンテラを植栽する。

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下の6点は一部を手直ししたコンテナだ。ビオラ、ペチュニア、ネメシア、ストック、コニファーなどを追植した。
段菊とサルビアを地植えし、寂しかった花壇を補う。ガウラ、瑠璃祭、ケントベル、ペンステモンなど夏花の手入れもする。
モッコウバラのシュートを固定したり、切り戻してすっきりとしたフェンスに整える。
整理・解体したコンテナは30を下らない。水洗いし、形や大きさで分類し収納する。これらから出た土は膨大だ。
シートに広げ太陽に当て乾燥・殺菌をする。本来はその後ふるいに掛け、ごみ類を除き再利用するのだが、
今回は時間がなく、そのまま土嚢袋に入れ保管後日、もう一度陽に当ててからふるいに掛けることにする。

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カンパニュラとビオラの寄せ植えも2鉢作った。市民農園にも2度足を運ぶ。写真の4畝がマイファームだ。(30日撮影)
手前の畝がブロッコリーとナス、次ぎが青梗菜と水菜、次ぎのトンネルがレタス、ルッコラ、小かぶ、ラディッシュ、ほうれん草。
次ぎのトンネルが大根だ。青梗菜とレタスは農園のベテランさんから苗をいただいた。

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以上の作業が23日に出来たわけではない。23日夕方には動物園に行った帰りの娘と孫が顔を見せてくれる。
パパは休日出勤で遅くなると言うので、早仕舞いし、シャワーを浴びて夕食に出る。
24日の午前は妻は仕事、私は市民農園、モッコウバラの整理などをする。午後は二人でひたすら寄せ植え作りだ。
それでも全部は終了せず、25日の陽だまり遠征を夜に伸ばし、朝からマイガーデンに掛かりきりでようやく目鼻がついた次第だ。
陽だまりから戻ると、また雨の日が続き、コンテナの配置換えが出来ない。この配置換えが終って本当の改造終了となる。


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