武蔵野の季節見つけた 2005年

花花

振り返ってみれば身近な狭い範囲の武蔵野だが、よく歩いたものだ。
ツツジから紅葉までどうしても花に目が行ってしまうようだ。
今後は小さな虫などにも注意を払ってみよう。どんな発見があるか楽しみだ。

ふとした思いつきで「都立小金井公園の桜 定点観測」を立ち上げたが、開花までの時間の長さに比較し、開花後の展開の 速さに付いて行けず、まとまりの無いものになってしまった感がある。
しかし私にとっては小金井公園の自然を観察する動機付けとなった。新しい小金井公園を発見し新鮮な感動を幾つも 得ることができた。見えないのではなく見ていなかったのだ。歩きながらあるいは足を止めて見つめなければ見えて こないものがある。そう感じた。
今後は小金井公園に限らず、武蔵野公園や野川公園を始め散歩の途中で見つけた季節感を、花に限らず「武蔵野の季節見つけた」 として、お伝えしたいと思う。乞ご期待!


2005年12月23日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。


日本海側では記録的な大雪のニュースだ。お蔭様でここ武蔵野ではそれほどの寒さは感じないが、昨22日の強風には驚いた。
引越し騒ぎも一段落したのに、ネットが不通で無聊を託つ日がわずかばかりだがあった。考えればこれも贅沢なことだ。
21日、より近くなった小金井公園(仮住まいは入り口の直ぐそばです)を散策した。通路を離れて林に入ると落ち葉が カサコソ・カサコソ音を立て楽しい。足も心も弾む。ついこの間まで枯葉が舞ったり木の実や枯れ枝が落ちる音が聞こえたり 賑やかだったのに、今は静寂に包まれる。
今年はケヤキに異変が起きていると18日付天声人語で知った。小金井公園のケヤキも同様のようだ。他の落葉樹がすっかり 葉を落としその枝振りを見せているのに、ケヤキだけが葉を落とせずにいる。枝先に絡みつく枯葉は醜くみすぼらしい (写真左)。原因は不明だそうだ。天声人語では地球温暖化対策の不具に対する警告か?としているが、気になるところだ。
梅園の片隅に蝋梅のゾーンがある。蝋梅と言えば奈良の石光寺を思い出す。冬牡丹を見に行ってこの蝋梅の香りに すっかり魅せられた。冬牡丹の頃だから1月末頃だ。小金井公園の蝋梅も既に蕾が膨らんできている(写真右)。春遠からじ。

小金井公園 ケヤキ 小金井公園 蝋梅


2005年12月7日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

寒波がやって来た。東京地方もひょっとしたら雪との予報もあったが、幸いにして雪にはならないが大変な冷え込みだ。 手足が冷えて縮こまっている。先週の木曜にはとても良いお天気に恵まれて高尾山へ紅葉狩りに行ったのが嘘のような変化だ。
妻の姉夫婦と久しぶりの高尾山を楽しんだ。平日だというのに多くの人で賑わっていた。さすが”東京の奥庭”と 言われるだけのことはある。おにぎり、から揚げ、ゆで卵、みかんとお菓子、山で食べるとどうしてこんなに美味しいのだろう。 その後、料理教室やら同窓会で帰省やらでアップが遅れた。
さて、どの範囲を武蔵野と言うのか? 高尾山紅葉狩りをアップしようとして考えた。武蔵野の真ん中辺りに住んでいるつもりで、 漠然と”武蔵野の自然”と謳ったが答えは持たない。
広く武蔵国と捉えるか? 狭く武蔵野台地と捉えるか? そんなことより武蔵野だと感じられたら、そこは武蔵野としよう。 ところで多摩ってどの範囲? ややこしいことは止めにしよう。
写真左右は薬王院の紅葉。中は登山コース3号路( かつら林コース )の紅葉。

高尾山 紅葉 高尾山 紅葉 高尾山 紅葉


2005年11月30日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

紅葉

小春日和が続いている。今日も天気予報ほどの冷え込みはなく暖かだ。ありがたい。中旬の強い冷え込みで紅葉が進んだ。 10日の写真と較べると瞭然。やはり東京地方の紅葉は12月初旬だろう。
今日は小金井公園への順路を変えてみた。公園脇の生産緑地の片隅に10月桜を発見。満開だ。ラッキーだ。ハッピーだ。 写真をクリックするとアップの写真に変わります。
小金井公園のもみじも燃えるように真っ赤だ。

10月桜 小金井公園 紅葉

紅葉

イチョウの林は木も地面も真っ黄っ黄(まっきっき)だ。
我が家と小金井公園の中間に浴恩館という恩賜の施設があり、公園は武蔵野の雑木林の趣を残している。
イロハかえでの紅葉が正に見頃で素晴らしい。いつもは薄暗い公園が明るく輝いている。

小金井公園 紅葉 浴恩館 紅葉


2005年11月10日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

雨の多い秋だったとの印象が深い。ようやく秋らしい晴天が見られるが、冷え込みで早くも風邪を引いたようだ。 小康となった今日、久々に小金井公園を訪ねた。
今年の紅葉は遅れているとのニュースで、高尾山の紅葉狩りは12月になてからと思っていたのに、小金井公園の紅葉は 思いのほか進んでいた。赤い色は今一つだが、黄色は色々な色が楽しめる。空の色も抜けるような青だ。

小金井公園 紅葉 小金井公園 紅葉 小金井公園 紅葉


2005年9月28日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

今日の散歩は武蔵野公園・野川公園コースだ。例によりガーデニングに熱心なお宅の庭先を覗かせていただきながら歩く。
市民農園の様子を見る。昨日植えた苺・レタス・スープセロリ・スイートバジルは元気だ。先日種蒔きした菜っ葉類は皆元気に 芽を出し、そろそろ間引き菜を楽しめそうになってきた。最後まで頑張っている夏野菜のナスもまだまだ楽しめそうだ。
住宅街に新しく出来た市民農園を発見。区画は仕切ってあるが、まだ石ころがごろごろしていて土作りは大変そうだ。 同好の士が増えることは良いことだ。
今年の彼岸花はやっぱり遅かったようだ、今になってあちこちで見かけるようになった。民家の庭先・西武線の線路・ 武蔵野公園では到るところに見られた。
予言 : 今年は赤とんぼが大発生! 根拠はない。野川公園の川床の雑草の先に、この時期にしては多いなと感じるほどに 止まっている。それだけだ。
赤とんぼ(アキアカネ)が”渡り”をするのをご存知でしたか? 6・7月に平地の川や水田で羽化した赤とんぼは山に移動し、 暑い夏の間は山頂で過ごし、涼しくなる9月下旬に産卵のため生まれ故郷の平地に戻るのだそうだ。驚きの真実だ。 これから赤とんぼを見る目が変わるかもしれない。右のトンボはインターネットの図鑑で調べたところ、 メスの赤とんぼと推測される。
マイガーデンの紫式部も紫色を増してきた。鮮やかな色だ。秋の色が深まってきた。

赤とんぼ                              赤とんぼ

野川公園 赤とんぼ マイガーデン 紫式部 野川公園 ?とんぼ


2005年9月26日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

秋の彼岸も今日までだ。彼岸には「入り」はあるが「明け」とはいわず、変わりに「結願」・「結岸」というそうだ。
暑さ寒さも彼岸までといわれるが、本当にそのとおりだと毎年感じる。
今日も日向を歩き続けると若干汗ばむが、木陰に入れば心地良い。小金井公園に向けて日陰を求めて路地を歩く。
お囃子の音が聞こえる。誘われて行き着いた先は小学校だ。1年生か2年生だろう校庭で運動会の練習だ。赤いたすきを掛け、 ばちを持って八木節を踊っている。まだ練習を始めたばかりか、バラバラ振りが可愛くて良い。

巾着田

小学校の垣根の裾に彼岸花が咲いていた。嬉しいことだ。曼珠沙華という呼ばれ方もするが、何だかオドロオドロしくて 好きではない。”見る者に悪を離れさせるはたらきがあるという”(大字林)というが、この色・形は何とも形容し難い 不思議なものだ。
秋の風物を2つも感じて得した気分で玉川上水遊歩道の木陰を歩いていると、ここにも彼岸花が咲いていた。 今度は少しまとまって咲いており絵になる。またまた得した気分である。
彼岸花といえばこの時期毎年新聞やテレビに取り上げられるのが、埼玉県日高市の 巾着田だろう。朝日新聞では昨日記事になっていた。 右の写真は私達が7年前に訪れた時のものだ。その翌年も訪れて以来ご無沙汰だ。100万本の彼岸花を見に行きたい気持ちも、 それに負けない人の数を考えると萎えてくる。今年は開花が遅くて10月上旬まで見られるという、今思案中だ。
小金井公園でも3ヶ所で隅にひっそりと咲く彼岸花に出合った。
長久保兄の思いでベンチ(都立小金井公園の桜 開花情報 3月25日参照)に座って一休みしていると、 目の前の縁石に見たこともない蝶が止まった。なんと珍しく美しい蝶だろう。なんて名前なんだろう? (ベニシジミさん 教えて!)
ベニシジミさんから回答いただきました。この蝶の名前は”ルリタテハ”とのこと。ありがとうございました。

蝶       蝶   

小学校 彼岸花 玉川上水 彼岸花 小金井公園 蝶

宿根草園ではボランティアが草取りに精出していた。ご苦労様です。ただ、宿根の株数そのものが減ってしまったので、 花壇としての見応えに欠ける。
秋の七草コーナーで桔梗・女郎花・薄・萩は見つかったが、葛・撫子・藤袴は見つけられなかった。あの雑草に見えたのが 藤袴だったようだ。春の七草は毎年1月7日の朝食べて無病息災を願うが、秋の七草は身近に感じない。 秋の七草は眺めて楽しむものだそうだ。
桔梗はしぼりが入って美しいが、その他の万葉の花たちは地味だ。

小金井公園 桔梗 小金井公園 女郎花 小金井公園 薄 小金井公園 萩

亀

江戸たてもの園のお堀の前にベビーカーが並んでいた。何事かと近寄ってみると、なんと亀さんの甲羅干しを見ていたのだ。 あちこちの石の上に1匹、2匹と見えるが、この台の上では20匹余りの亀が重なり合うようにじっと動かない。 甲羅干しのために造ったものだろうか?奇妙な光景だ。
白いポリ袋が浮いていて興を削ぐと思ったらアヒルさんが昼寝中だった。緋鯉も動きが鈍い。良いお天気の昼下がり、 皆のんびりしてしまった。
先日カメラマンが入っていて不愉快な思いをしたコスモス畑のコスモスだ。残念ながら花の数が物足りない。
マイガーデンの山茶花も沢山の蕾をつけた。今一つ元気がなく心配しているのだが、無事咲いて欲しいものだ。

小金井公園 亀 小金井公園 秋桜 マイガーデン 山茶花


2005年9月18日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

三連休の初日から孫達がお泊りで遊びに来た。お蔭で楽しい時間を過ごした。
孫の希望で小金井公園へピクニックに出かけた。孫の好物のお稲荷さん・おにぎり・サンドウィッチ・唐揚げ・ゆで卵、 ソリ・ボール・シャボン玉、そして大判のブルーシートを自転車に積んでお出かけだ。
良く晴れて陽射しは強かったが、公園の大木の木蔭は風も通って爽やかだ。
シートに大の字に寝そべると青空が美しい。澄み切った秋空ではないが、夏が終わり、秋がすぐそこまで来ていることを 告げる空だ。もう直ぐお彼岸だ。そういえば彼岸花を見たいな…。

小金井公園 秋空 小金井公園 秋空 小金井公園 秋空


2005年8月31日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

8月も今日で終わりだ。曇り空でいくらか涼しいかと、小金井公園まで散策に出かけたがやはり蒸し暑い。 天気予報の所為か人出は少なく静かだ。公園正面入り口の通路の花壇は模様替えされたばかりだ。 日々草、インパチェンス、コリウスなどが植栽されている。1ヶ月もすれば見頃になるだろう。楽しみだ。
ポーチュラカが色鮮やかで目に付いた。ケイトウと後ろの緑も濃密で、夏の終わりを感じる。
途中の農家の柿が早くも色付き、スプレー菊も開花し始めた。こちらはもう秋だ。

小金井公園 ポーチュラカ 柿 菊

唐突だが、カメラマンが嫌いだ。花処に行くと決まってアマチュアカメラマンが三脚を広げ通路に陣取っている。 中には折りたたみ椅子まで開いて座り込む。あるいは団体でやって来てカメラの放列なんてこともある。迷惑この上ない。
もっと見ていられないのは、立ち入り禁止の地域まで入り込み、花を掻き分け踏み分けなどという輩もいる。言語道断だ。
例え立ち入り禁止でなくとも花を愛でる心があれば、立ち入る場所はおのずと限られてくる。その心無くして 良い写真が取れるというのだろうか? カメラ好きな日本人の悪しき特徴だ。イギリスのガーデンでは見たことがない。
今日も小金井公園のコスモス畑に入り込み三脚を広げている輩を発見。見れば先日の台風で傷められ倒れているものも多い。 今大切にしないといけない。立ち入り禁止の立て札は目障りなほど立ててある。意を決して立ち入り禁止であると告げると、 なんと、ここは通路だと言い張る。それはあなた方のご同類が付けたカメラマン道、いわば、けもの道だろう (いや、けだものと言っておこう)。と思うが口には出せない。通路で準備をしていたもう一人の輩も、 通路だから構わないだろうと開き直りロープを跨いで入っていった。 ロープを張ってあるのだから立ち入り禁止と考えるべきで、続けるなら管理事務所に通報する旨伝え去るが馬耳東風だ。
この輩は花泥棒と一緒だ。盗んだ花を庭に植え、部屋に飾って喜ぶ花泥棒。ルールを侵して撮った写真を観賞し悦に入り、 コンテストに出し入賞して自慢するカメラマン。どこに違いがあろうか?苦々しい。
今日の小金井公園の2人は推すに私より年長だろう。耳順を過ぎ従心(為政第二)に近づこうという年齢だ。実に嘆かわしい。
喫煙マナーをタバコ会社が啓蒙するように、カメラメーカーなりフィルム会社なりカメラマンの団体(多分あるのだろう) なりが撮影マナーを啓蒙したら良かろうに。そんなことをしても所詮馬耳には届かないか?

番外
昨日会社のOB会の"歩け歩け同好会”に参加した。浜松町から芝離宮−竹芝桟橋−シオサイト−浜離宮−築地市場のコースで ほぼ1万歩だ。良い汗をかき、同僚と楽しく語り合い、上手い寿司と冷酒を楽しんだ。
竹芝埠頭公園の帆船のマストのモニュメントだ。夜はライトアップされるようだ。竹芝桟橋の爽やかな浜風に涼む。
シオサイトのカレッタ汐留46階からの眺望だ。浜離宮恩賜庭園が真下に全貌を見せる。良い眺めである。 オレンジの所はキバナコスモスに違いない。
浜離宮恩賜庭園ぐるっと一回りした。花はボタン園横のノウゼンカズラとキバナコスモスだけだった。
偶然だが前日のNHK教育テレビ「趣味の園芸」で15万本に及ぶキバナコスモスを切り戻すシーンが放送された。 こうすることで、新しい花の開花を促進し9月末には30万本の花が咲き乱れるという。

竹芝埠頭公園 カレッタ汐留 浜離宮


2005年8月24日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

台風接近が報じられる中、晴れ間をぬって武蔵野公園と野川公園を訪れた。
いつものコースで、先ずは市民農園。ベテランのおじさんに秋冬の耕作作物についてご指導を仰ぐ。 資材や種も提供していただけることとなり、土曜10時の約束をする。次に、いつもの花の綺麗な住宅街を覗くが、 さすがに夏枯れだ。
公園はどちらも雑草がはびこり見るに耐えない。野川の川床も背丈2メートルを越す雑草で水面さえ見えない。 これでは夏休みで遊びに来た子供たちも危なくて近づけないだろう。残念だ。遊歩道の両側の雑草は業者が刈り始めている。 草刈機のエンジン音が鳴り響く。
見るべきものも見当たらず、帰ろうとしたが、自然観察園を思い出し足を伸ばす。ここは管理も良く整備されている。 手入をしている係りの人に、今、見頃の花は?と訊ねたら、秋海棠と仙人草を教えてくれた。写真は左から
秋海棠 : 木漏れ日の下、良く繁っている。緑の葉っぱが絨毯を敷き詰めたようだ。ピンクの花が可愛い。
名称不明 : ジャンボリュウノヒゲという感じだが名前が分からない。遊歩道のそこここに咲いている。(その後の 検索で”藪蘭”ではないかな?と思う。)
犬菊芋 : 小さな菊芋は終戦当時食べたがこのイヌキクイモは犬も食べない代物だ。(と草取りのおばちゃんが言っていた)
仙人草 : 爽やかな白い色と花火のような花の形が良い。種に仙人のような髭があるのでこう呼ばれる。(と整備中のおじちゃんが言っていた)
藪冥加 : 葉っぱも花も涼しげだ。茗荷は食べると物忘れすると言われますが私は大好きです。その茗荷とは科が違うようです。

野川公園 秋海棠 野川公園 ??? 野川公園 犬菊芋 野川公園 仙人草 野川公園 藪冥加


2005年8月1日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

暦は早8月だ。05年の旅の旅行記を作成しながらも、この項の更新も気になっていた。
思い立って約2ヶ月ぶりに小金井公園と玉川上水を歩いた。木陰に入れば風もあって涼しい。
公園の広場を見て驚いた。芝生は伸び放題、雑草も沢山混ざっている。イギリスの美しいエヴァーグリーンの公園を 見てきた後だけに残念な思いは否めない。何と言っても緯度と気候の決定的な違いがあるから仕方がないのだろうか。
写真左は宿根草園の禊萩(ミソハギ)だ。盆花である。綺麗に咲き揃ったのだが、ここにも雑草が大きな顔をして興を削ぐ。 メンテナンスに問題ありだろう。他の宿根も充分な手入をされているようには見えない。イギリスの公園の美しさは、 そのメンテナンスによる部分が大きいのだ。芝刈り・花の植え替え・雑草抜き・水遣りなどの姿を良く見かける。行政か、 ボランティアか、その仕組みが出来ていないのだろう。
写真中3点は平凡ながら夏の花を撮ってきた。向日葵・百日紅・夾竹桃だ。 こうして漢字で書くと花の特徴を良く捉えていると思う。良いカンジ(感じ?・漢字?)だ。 こういった花木も品種改良が進んで良い花が咲く。他にも槿(むくげ)やダリアも咲いていた。コスモスも一輪見掛けた。
写真右は江戸東京たてもの園(月曜休館)の中に製作中の盆櫓(ぼんやぐら)だ。「千と千尋の神隠し」の題材となった 銭湯の前の広場に建てられていた。夏休みの子供たちに盆踊りを楽しませるのだろう。一度見に来よう。

小金井公園 禊萩(ミソハギ) 小金井公園 向日葵 小金井公園 百日紅 小金井公園 夾竹桃 小金井公園 盆櫓(ぼんやぐら)


2005年6月7日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

一ヶ月ぶりの更新だ。この間の事情については”2005年 My Garden ”で述べた。
今日は孫を預かっていた間のピクニック以来10日ぶりのの小金井公園だ。新緑も濃密な緑に変わりすっかり初夏の雰囲気だ。 駐車場の脇にたちあおい(立葵)を見つけた。青い空、白い雲、緑の木立を背景にすくっと伸びる開花間もない姿が美しい。
「都立小金井公園の桜 定点観測」の3月14日にお伝えしたひいらぎ南天がたわわに実を付けていた。南天の実は赤いという 認識なので驚いた。
小金井公園の前を通る五日市街道沿いの紫陽花が今年も開花し始めた。入梅は遅れているが雨が待ち遠しそうな風情だ。

小金井公園 ひいらぎ南天の実 小金井公園 立葵 五日市街道 紫陽花 


2005年5月7日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

ゴールデンウィーク中はマイガーデンにお客様を迎える機会に恵まれた。手入やら掃除やら準備に追われ散歩から遠ざかった。
今日は久々に小金井公園を訪れた。すっかり新緑に覆われ、若葉の香りも清々しく歩いた。花を楽しませてくれた花木も 濃密に若葉をつけている。その葉陰に可愛い実を発見。左から染井吉野・花桃・梅の実だ。花が咲き、実が成り、種を付ける。 植物の営みは季節と共に確実に進んでいる。小さいながらもそれぞれに固有の形が楽しい。 でも、食べるなら佐藤錦・白鳳・南高梅が良いな。

染井吉野の実 花桃の実 梅の実

今日の小金井公園の花はつつじだ。左はソリゲレンデの山肌のつつじ、おおむらさきが満開だ。右はつつじ山広場のつつじ山だ。 もう少し高いアングルから捉えたら頂上の白いつつじが鮮やかだったのだが…。手前の黄色は菜の花だ。

つつじ つつじ


2005年4月19日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

「都立小金井公園の桜 定点観測」を立ち上げて以来、散歩は小金井公園オンリーになってしまった。今日は久々に 武蔵野公園と野川公園を訪れた。途中お馴染みのガーデンの美しい家々を巡りつつ歩く。水遣りをしていた奥さんと ガーデニング談義。市民農園ではベテランのおじさんに植え付けプランやテクニックを教えてもらったり、隣の区画の おじいさんに挨拶したりなかなか先に進まない。
武蔵野公園も野川公園も小金井公園とは雰囲気が異なる。小金井公園は良く整備された都市公園だが、武蔵野・野川公園は 整備はされているが野川を中心により自然を残した公園だ。
マイガーデンのモンシロチョウ初観察は15日だった。残念ながら撮影し損ねた。今日は野川公園で羽化したばかりの キアゲハにであった。好天続きで水量の減った野川の泥の上で、風に煽られ頼りなげに羽を動かしていた。
右は蝶だろうか蛾であろうか? その辺りの知識は無い。まさか親子と言うことも無いだろうから、別の種類だろうが 絡み合って飛んでいた。羽を休めた瞬間を上手く撮れた。元来せっかちなのでシャターチャンスを待つという作業はできない性質なのだが…。

野川公園のキアゲハ 野川公園の蝶?

チョウの名前について早速情報をいただきました。キアゲハと思っていたのは「ナミアゲハ」だそうです。
写真右の大きい蝶は「キタテハ」、小さいほうが「ベニシジミ」とのこと。(イカナゴの妹さんありがとうございました。)


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