”Topic” ハエ捕り紙
日本では久しく見かけなかった”ハエ捕り紙”をイギリスで2回も見た。帰国して2週間後、朝日新聞7月30日付土曜版の
「サザエさんをさがして」の記事にハエ捕り紙の話題を見付けた。今でも倉敷市の
カモ井加工紙というメーカーで製作していると言う。
商品名は”リボンハイトリ”だ。岡山の方言でハエをハイと言うらしい。我が故郷(焼津市)でもハイと言った。
この方言の分布はどうなっているのだろうか?どうでも良いことか?
今でも殺虫剤を撒けない食品加工工場や塗装・製紙工場で結構使われているとのこと、嬉しくなった。
海外へも沢山輸出されているらしい。B&Bで使われていたのが日本からの輸出品であったかどうかは不明だが、
この技術は日本ならではの感じがする。ちなみに海外の商品名は"KAMOI FLY CATCH RIBBON"だ。ひょとすると大判の
"KAMOI BIG RIBBON"だったかもしれない。嬉しくなってくる。
”創業から一貫して今日まで“粘着”商品の研究開発を通して社会へ貢献”(ホームページ引用)してきたカモ井加工紙も凄いし、
ハエ捕り紙でこれだけのことを書く小山内記者も凄い。私はこの項を書くだけでも四苦八苦なのだ。