”Topic” Monkey Puzzle Tree
昨日のHolker Hall、本日のEes Wyke Country Houseと続けて登場したMonkey Puzzle Treeについての薀蓄を傾けてみよう。
(何のことはない、インターネットでチョチョイと調べただけだが…。中でも
このサイトが出色だ。)
和名はチリ松。松と名が付くが分類はナンヨウスギ科というからややこしい。原産のチリには猿はいないそうだ。
Monkey Puzzleの名前が付いたのは19世紀に、あるイギリス人が残した”この木に登るのは猿も困惑するだろう”
とのコメントに由来する。”猿の困惑”とは愉快な名だ。
樹高は20メートルにもなるという。記録では45メートルにも及ぶと言う。
初めてこの樹を見たのは1999年、コッツウォルズの民家に3泊ステイし、ヴィレッジ・ホッピングとガーデン巡りを楽しむ
ツアーに参加した時のことだ。ロンドンでのフリータイムにキューガーデンを訪れこの樹を見た最初の印象は、
1本の枝が手長猿の長い手にも、また、尻尾にも見えた。いっぺんで気に入った。その後”猿の困惑”と知り益々好きになった。
この実が3cmもあり、これまた、おいしいのだという。食いしん坊としては、一度味わってみたいものだ。チリの国定記念物に
指定されているという位だから、おいそれとはいくまい…。
この樹の8千万年前の化石は”ジェット”という宝石だという。益々ありがたくなってきた。
妻に言うと藪蛇になるから内緒にしてある。
この辺りでネタも尽きてきた。おあとがよろしいようで…。
写真は上記サイトから