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”Topic” Rabbits Control

Rabbits

"Rabbits Control"という言葉をご存知だろうか?
今日は朝も夕も可愛い野生のウサギの姿が見られ、とても嬉しい気持ちなのだが、こちらの当事者の気持ちとは多いに 温度差があるようだ。
今朝Sheilaが"Thousands of rabbits"と顔をしかめたり、右の写真のようにガーデンの入り口で "Rabbits Control"を呼び掛けたりする事実を知ると、可愛い!可愛い!とばかり喜んではいられない気にさせられる。
キッチン・ガーデンの野菜や庭木の幼木などの食害が大きいようなのだ。

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ところで、Beatrix Potterの"The Tale of Peter Rabbit"の主人公ピーターのお父さんはどうして亡くなったのかご存知だろうか。 お話の中の一節をご紹介しよう。
'Now, my dears,' said old Mrs.Rabbit one morning, 'you may go into the fields or down the lane, but don't go into Mr. McGreegor's garden : your Father had an accident there : he was put in a pie by Mrs. McGreegor.'
そうなのです。ピーターのお父さんはマクレガーさんのお庭で悪さをして捕まってしまい、奥さんにパイにされてしまったのです。 恐ろしいことです。でも、これが現実であり、子供向けのお話にこのように記されているのです。

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日本でも”待ちぼうけ”という童謡にウサギが登場しコロリと亡くなってしまうが、こちらは古いしきたりに捕らわれて ばかりいてはいけないという戒めらしい。散々待ったあげく5番では”待ちぼうけ、待ちぼうけ、元は涼しい黍(きび)畑、 今は荒れ野のほうき草、寒い北風木の根っこ”となってしまいます。因みに北原白秋の作詞です。
脱線しましたがイギリスでは野生のウサギは害獣なのだ。レストランのメニューにも"Game"として狩猟で獲った肉料理がある。 当然ウサギ肉の料理もある。私は未だに試していないが…。


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