5月総集編 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
5月はマイガーデンの最も美しく輝く季節だ。この時期にリアルタイムでアップできなかったのはとても残念だ。
というのは、上旬はお客様をお迎えし楽しく過ごした。中旬は末娘の結婚式に田舎で入院中の老母を出席させるための外泊許可が
2転3転し慌しく送迎した。下旬がさらに大変。長男のパートナーが画家なのだが、勉強のためローマ・フィレンツェ・パリの
美術館巡りと文化・歴史に触れる旅を計画した。全面バックアップを約束し、2歳8ヶ月と7ヶ月の孫(共に男児)を
預かることとなった。これが想定の範囲を超える大変さだった。お蔭で3人の子育てを任せっぱなしであった妻に
あらためて頭を下げることとなった。
こんな時にも花達は心を癒してくれた。窓から見える花々の優しい色合いに、少しの暇を見つけての水遣りや花柄を摘みながらの
花との会話に疲れた心が慰められた。ありがたいことだ。
そこで、遅ればせながら撮り貯めてあった写真の総集編をお見せしよう。
先ずはアメリカ花水木、クレマチス、モッコウバラだ。アメリカ花水木は今年はピンクが元気で白が精彩が無い。クレマチスは
昨年の台風で傷められた内1株は見事に花を付けてくれた。モッコウバラは今年も道行く人から感嘆の声をいただいた。
バラ特集
もう一つ5月のマイガーデンを彩るのがバラだ。今年はバラの当たり年とかでことのほか元気が良かった。
カクテルとバレリーナだ。バレリーナは元気が良すぎて可愛らしい風情に欠けた嫌いがある。
1月に衝動買いし寄せ植えした3色のミニバラは再び蕾をつけ次々に開花している。嬉しい。
元気の良さではこちらも負けない。花名は忘れたがピンクのミニバラは毎年可愛い色合いと姿で楽しませてくれるのだが
今年は逞しく見える。月半ばと月末の姿だ。ピンクのバラも姿が乱れ支柱をしてやった。
(ピンクのミニバラの花名は「八女津姫」と判明しました。リンクサイト"Fuji's flower garden"のfujiさんからの情報です。)
ミニバラも次々開花した。子供達が何年か前の母の日にプレゼントしてくれたものだ。他にも幾つかあるのだが撮り忘れた。
アンジェラだけは今年大発生のアブラムシに折角の蕾を傷められた。切り戻したところ再度蕾をつけている。楽しみだ。
ロベリア特集
今年はロベリアを多用した。というのは、2004年の旅で見た
” St. Micael’s Mount のロベリアのハンギングバスケット”が
頭にあったからだ。あのハンギングを参考に華やかな寄せ植えやハンギングをとあれこれ試した。しかし、種類が違うのか
元気が良すぎるのか下垂の仕方が足りなくてイメージ通りには出来なかったが爽やかな花形と色合いを楽しめた。
ビーナスのトレリスにはリシマキアと併せた。色合いも下垂具合もまあまあか。燭台のロベリアはもう少し垂れて欲しかったが…。
スチールのバスケットに青・白2色を斑入りネメシアなどと寄せ植えした。いい感じだ。
実は昨年の内に1度植え込んだのだが2回の雪に当たり枯れてしまったので今年に入り再チャレンジした。春の苗は既に
根が大きくハンギングに数多く植え込めなかった。完成したハンギングがこれだ。 St. Micael’s Mount には
遠く及ばない。また課題が出来て楽しみだ。郵便受けの隣も垂れ方が足りない。キンギョ草などとの植え込みはまずまずだ。
花柄摘みなど手が掛かるが、手入の後の見違えるような花姿には代えられない。
そのほかの花々
そのほかの花々を並べてみよう。同じコンテナでもゴールデンウィークのマイガーデンと比較し主役が交代していて面白い。
左の鉢は3月末に寄せ植えして2ヶ月足らずでこんなにも一体感が出て良い感じだ。ハナホタルも風に揺れて可愛い。
中のコンテナの中心にした木は斑入りの葉を楽しんできたが数年ぶりに白い小さな花を沢山咲かせた。
右は同じコンテナの裾を飾るコンボルブルスだ。早朝の花が輝くように美しい。
ペチュニアのハンギングバスケットは今年は2つだけだ。左は1株で1メートルを越す大きさに拡がった。清楚な白花だ。
中は紫と白を併せた。これも80センチを越す広がりだ。背丈もあるので余計大きく見える。右はカンパニュラだ。
蕾の数に驚かされる。いったい幾つ咲くのだろうか。楽しみだ。
フローラもトニーも花に囲まれ満足気だ。頭上にはカクテルとバレリーナのつるが伸び、ティンカーベルとピーターパンが遊ぶ。
カンパニュラの花付きは今一の感じだ。何年も前に求めた小さなポットの花がここまで大きくなった。今年は幾つか株分けをし
数を増やそう。
市民農園も大収穫だ。毎日新鮮な生野菜が楽しめる。ご近所へのお裾分けも喜んでいただき自然の恵みに感謝・感謝。
ゴールデンウィーク中、マイガーデンに多くのお客様を迎えることが出来た。例年に比べ総じて花の開花が遅れているが、
お客様を歓迎するかのように次々と一番花を開いてくれた。
マイガーデンのホスト・ホステスのトニーとフローラもはにかみながらの笑顔でお客様を迎えた。フローラの後ろのクレマチスは
満開だ。トニーの横のクレマチスは少し遅れている。カクテルも29日開花し後半には咲き揃ってきた。
エリゲロンが春を謳歌している。昨年秋株分けしたばかりの小さな株も沢山の蕾をつけている。太陽が似合う可愛い花だ。
ゴールデンウィーク後半、5月6日のマイガーデンのコンテナやハンギングバスケットの花達をアットランダムに撮影した。
どうぞ拡大写真にしてお楽しみ下さい。
お客様は元同僚でガーデニング好きなご夫妻2組。千葉からいらっしゃった H さんご夫妻は素晴らしいバラ園をお持ちだ。
昨年訪れ感動した。横浜からいらっしゃった N さんご夫妻は、マイサイトの掲示板のお客様でリンクサイトのラクダさん
(ケンブリッジ在住)のご両親だ。この連休中に相互訪問した。花木や宿根草を中心に良くプランされコントロールされた
雑草一つ、落ち葉一つ無い綺麗な庭だ。
そして、八王子から姉夫婦も訪ねてくれた。
もう1組は何と!掲示板でマイガーデンに興味を持っていただいたようなのでご招待したところ現実となった神戸からの お客様だ。東京在住の大学生のお嬢様と一緒に訪ねてくれた。嬉しい限りだ。
そして、連休の最終日8日にはお隣とお向かいの奥様をティータイムにお誘いした。マイガーデンを最も良く見てくださる お二人であり、旅行などの際には水遣りのお世話になる奥様だ。近くのお客様こそ大切に。
サイトのタイトルどおり花と英国、ガーデニングとイギリス好きがもたらしてくれた幸せだ。大切につなげて行きたい。
また、子供たちがパートナーと共に帰宅、孫2人を含め10人が揃った。大賑わいの一夜であった。それぞれの道を
確かに歩んでいるようだ。感謝。