Castle Howard Garden
Unclassifiedの真っ直ぐ一本道にゲートが2つ見える。2つ目のゲートの中にオベリスクが見える(決して斜塔ではありません)。
1つ目のゲートからオベリスクまで優に1.5kmはある。オベリスクのランダバウトを右折すればCastle Howardが見えてくる。
駐車し、門をくぐると石の建物に囲まれた広い中庭だ。左にティールーム、右にギフト・ショップだ。入場前にショップで
お気に入りを幾つも発見、帰りが楽しみだ。正面の建物のレセプションから入場する。係員が極めて丁寧な対応をしてくれる。
清々しい思いだ。
この庭のハイライトの花は3つ。デルフィニウム・キンギョソウ・バラだ。
デルフィニウムは白とブルーが3色、ソフトな色合いだ。キンギョソウは黄色、立体的なヘッジの花壇に植栽されている。
バラがまた多様だ。歓声とため息とが交互に押し寄せる。
左から、このソフトな色が素敵なデルフィニウム。池の睡蓮と鴨。優しいピンクのオールド・ローズ。芝をついばむ小鳥。 バラ園に咲いていたフロックス。皆色合いが好みだ。
入場して直ぐの壁沿いにオールドローズのボーダーが伸びる。さらに、レンガの壁とイチイで区切られたローズ・ガーデンが、 二重三重に続く。煉瓦壁にはランブラー・ローズが見事に這い上がり、芝で囲まれた花壇には色とりどりの多くの品種のバラと、 それを引き立てる草花とのコンビネーションが絶妙だ。バラの仕立ても様々に工夫され日時計やオブジェなども多様だ。 ベンチも幾つも置かれており色・形・香りをゆっくり楽しむ。
広大なガーデンの先に、18世紀のお館は荘厳な姿を見せる。これが個人の所有でありEstateとして運営されている。
階級と富の集中に首を傾げないでもない。(これを維持していくのは、それなりに大変な苦労であろうとは承知している。)
お館の壁面や屋根には夥しい数の彫刻が見られる。そして、お館前から南に伸びる芝の庭には壮大優美な噴水が吹き上げている。
大きな池の向こうには霊廟やらテンプルやらが聳えている。何とも豪壮なものだ。
帰りももう1度ガーデンを歩いて帰る。やっぱりデルフィニウム・キンギョソウ・バラだ。
ギフト・ショップでさっき見つけたお気に入り(リボン刺繍を施した手鏡ケースやメガネ・ケースなど)を何点かゲット。
良いお土産が出来た。ティールームでサンドウィッチとビールでランチとする。
Address | Castle Howard, York, North Yorkshire, YO60 7DA |
Telephone | 01653 648444 |
Web Site | Castle Howard |
オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは
Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。
「旅行記」もご覧ください。