Hidcote Manor Garden
Arts and Crafts運動の所産である。Lawrence Johnstonが1907年から30年かけて造成した。庭を野外の部屋に見立て、
生け垣や石壁で区切られたガーデン・ルームを設けるアウトドア・ルーム方式を最初に取り入れたガーデンだ。
Sissinghurst Castle Gardenを始めその後の英国の庭造りに多大な影響を与えたといわれる。
01年6月23日以来4年ぶりの訪問だ。初めて目にする次々に展開するアウトドアー・ルームに新鮮な印象を受けた記憶が
蘇る。
しかし、入場してみて何か違和感を感じる。”こんな筈じゃない”という思いだ。生垣をくぐり部屋を変える度に
”ナショナル・トラストさん手入れはどうしたの?”と言いたくなる。しばらくして気が付いた。今は夏だ。と。
前回訪れたのは春真っ盛りの百花繚乱の時だったのだ。今は夏。特に今年は暑い。草花も芝も生垣もぐんぐん成長しているのだ。
と、理解したものの、何故か”夏草や兵どもが・・・”の句が思い浮かぶ。(01年の旅と比較ください。)
描き続けた印象と異なるとは言え、流石のHidcote Manor gardenだ。写真は左から、ミセス・ウィンスロップ・ガーデン
(ジョンストンのお母さんの名前だ)、青と黄色のコントラストが素晴らしい。レッド・ガーデン、ビビッドな色合いだ。
ピラー・ガーデン、トピアリーの柱がニョキニョキ。ストリーム・ガーデンか?。ロングウォーク、全長200mだ。
左、プール・ガーデンから小鳥のトピアリーを臨む。右は反対側のフクシア・ガーデンからの眺め。
写真下左はホワイト・ガーデンからお館を臨む。やっぱり絵になる。28ものアウトドア・ルームを巡るのはこの暑さの中では 体力勝負だ。このガーデンは春に限るかも知れない。
Address | nr Chipping Campden, Gloucestershire GL55 6LR |
Telephone | 01386 438333 |
Web Site | Hidcote Manor Garden |
オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは
Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。
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