ガーデン ご紹介

花花

Chartwell Garden   2007年6月30日 訪問
                             水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

チャートウェルは"home of Sir Winston Churchill"、チャーチル元英国首相が晩年の40年余りを過ごした邸宅だ。
ガーデンに入ると広大な芝の広場にプールや池が見える。最初に出合ったのが"Lady Churchill's Rose Garden"チャーチル夫人のバラ園だ。
重厚な石壁に囲まれたガーデンはバラだけでなくクレマチスやラベンダーなどが咲き誇っている。

Chartwell Garden Chartwell Garden Chartwell Garden Chartwell Garden Chartwell Garden

邸宅の北側のテラスに上がると素晴らしい眺望が開ける。邸宅東側の広場には円形階段がありロマンティックな雰囲気だ。
その先はどこまでも緑の広場だ。テラスのフォーマルなローズガーデンも素晴らしい植栽だ。
邸宅内のガイドツアーは大人気のようで順番待ちだ。さすがチャーチルさんだが、私達は例によりパスだ。

Chartwell Garden Chartwell Garden Chartwell Garden Chartwell Garden Chartwell Garden

邸宅の南のスロープを行くとCroquet Lawnがあり、墓地が現れる。チャーチルの愛犬達の墓らしい。イングリッシュライクだ。
その先の谷を下りたところに、一部はチャーチル自らが積んだというレンガの壁に囲まれた、キッチン・ガーデン(Kitchen Garden)が現れた。
その真ん中を東西に貫くのがゴールデン・ローズ通り(The Golden Rose Avenue)だ。チャーチルご夫妻の金婚式を祝って子供達が贈ったものだ。
通路の両側はずらっと黄色・黄色のバラだ。その前面はラベンダーが縁取り、黄と紫のコントラストがいい感じだ。

Chartwell Garden Chartwell Garden Chartwell Garden Chartwell Garden Chartwell Garden

ゴールデン・ローズ通りの中間はサークルになっていて日時計が置かれている。この旅で見た日時計その6だ。
チャーチルは厳しい政務の合い間、ここでの家族との時間を大切にしたのだという。ガーデンとはそうありたいと思う。
キッチン・ガーデンとはいえレンガの塀沿いのボーダーガーデンは見応えがある。チャーチルさんが積んだのはこの辺りだろうか・・・。
塀の向こうに見える屋根はスタジオ(Studio)と呼ばれるコテージで、チャーチルが趣味で描いた絵が展示されていた。
コテージの庭にも小ぢんまりとしたローズガーデンが見られた。ご夫妻共にバラが好きだったのだろう。
そういえば、2005年に訪れたブレナム・パレス(Blenheim Palace)がチャーチルの生家だった。
チャーチルはあの大きな円形バラ園を見て育ったのだろうか。向こうにに比べるとこちらは全てが慎ましやかだ。

Chartwell Garden Chartwell Garden Chartwell Garden Chartwell Garden Chartwell Garden

Information
 Address  Mapleton Road, Westerham, Kent TN16 1PS
 Telephone  01732 866368
 E-Mail  chartwell@nationaltrust.org.uk
 Web Site  Chartwell Garden

オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。

「旅行記」もご覧ください。

ご意見・ご感想・ご質問などご遠慮なくお寄せください。
book

home

花花