ガーデン ご紹介

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Great Dixter Garden   2007年6月28日 訪問
                             水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

5年前の旅では見過ごしたグレート・ディクスターに遣ってきた。有名なガーデンライターであるクリストファー・ロイド氏の庭として人気が高いという。
入場すると左手はメドー・ガーデン、右手にはこの地方独特のポップの乾燥小屋と納屋を背景にバーン&サンクンガーデンがある。
植栽は厚く、高い。また、色彩は濃く、多彩だ。中央にポンドが設けられている。ハウスへの通路との仕切りのイチイの生垣も厚い。
マナーハウスは15世紀のチューダー朝の邸宅だが、恐ろしい傾きようだ。
写真を撮っていると例によって「お撮りしましょう。」と声が掛かる。お言葉に甘える。玄関前のコンテナの色彩も個性的だ。

Great Dixter Garden Great Dixter Garden Great Dixter Garden Great Dixter Garden

邸宅の裏に回る。雰囲気は同じだ。植栽はワイルドで色彩はビビットだ。好みとは少し異なる。
納屋か家畜小屋か、屋根が波打っている。フクシアも大きな木になっている。こればかりは日本ではできないことだ。
邸宅の南のロング・ボーダーが見応えがある。様々な草木の植栽が厚く、高く、長く続く。立ち止まることが多く先に進まない。

Great Dixter Garden Great Dixter Garden Great Dixter Garden Great Dixter Garden

ロング・ボーダーの南側は広大なメドー・ガーデン、北側は一段高くなったHigh Gardenが広がる。
メドー・ガーデンにはこの季節さしたる花も見つからず、ワイルドに荒れている。
High Gardenは厚いイチイの生垣に囲まれた広大なスクエアーを十字の通路で4つに仕切ったガーデンだ。それが2つ連なる。
それぞれの区画が異なる植栽をされているようだが、色彩的に似通っているので単調だ。感動に乏しい。
High Gardenの並びに可愛いトピアリーが18もある。鳥にもリスにも見える。
オリジナルは雉や闘鶏やブラックバードなどなどを意図したようだが、今では孔雀と呼ばれているらしい。
幾つもの鳥が向き合っている姿をロイド氏のお母さんは”鳥の議会”とも”鳥の団欒”とも呼んだらしい。愉快な例えだ。
この庭の植栽や色彩は今ひとつ、私の好みのガーデンではない。ロイド氏が亡くなって変貌してきているのかもしれない。

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Information
 Address  Northiam, Rye, East Sussex TN31 6PH
 Telephone  01797 252878
 E-Mail  office@greatdixter.co.uk
 Web Site  Great Dixter Garden

オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。

「旅行記」もご覧ください。

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