ガーデン ご紹介

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Packwood House   2008年4月26日 訪問
                              水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

ショートカットTown Walkを終って2時30分だ。ディナーに再び訪れるとして、一旦B&Bに戻る。陽射しが強く暑い。
近郊のガーデンを訪れようと検討の結果パックウッド・ハウス に決める。A3400を北上すること30分で到着、A道路とはいえ、10足らずの村を通過する以外は草原を気持ち良く高速ドライブだ。

Packwood House Packwood House Packwood House Packwood House

ガーデンに入って真っ先に眼に飛び込んだのは、ビビッドな配色のボーダーだ。(写真下左)チューリップ、ヒヤシンス、 スイセンなどの球根植物だ。突き当たりの素朴なガゼボが効いている。
ガゼボを右に曲がるとレンガの壁と分厚い柘植(Box)の垣根で仕切られたローズガーデンだ。バラの芽が赤く吹き始めている。(写真上左) 壁を伝うバラもよく手入れされていてシーズンの美しさが偲ばれる。
ローズガーデンの先のガゼボの階段を登って右に曲がると一段高いRaised Terraceだ。写真上右から2枚目の後のレンガの上が それだ。そこから見下ろす、柘植の厚いヘッジで囲まれたサンクン・ポンド・ガーデンも特徴的だ。(写真上左から2枚目)
この壁で囲まれたガーデンがcarolean gardenと呼ばれ、パックウッドを代表するガーデンだ。

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パックウッドでもう一つ有名なのが17世紀のイチイのガーデン(Yew Garden)だ。Raised Terraceの中央の姿の良い 錬鉄製のゲート(写真上左から2枚目)をくぐると、数多くのトピアリーが立ち並ぶエリア出る。トピアリーガーデンといえば、 色々な形に刈り込んだ樹木があり、楽しい気分にさせてくれるものだが、ここのトピアリーは円筒形に刈り込まれたものばかりだ。 雰囲気も厳粛なものが感じられる。
ゲートからなだらかなスロープを登っていくと、15メートルを越す一段と背の高いトピアリーが立ち並び、 その奥が小高い丘になっている。(写真上左から3枚目)その丘は柘植で螺旋状に仕切られた細い道を辿って 頂上まで登ることが出来る。頂上には1本のイチイのトピアリーが立っている。
この木はキリストに譬えられ、回りの背の高いトピアリーは四聖人・十二使徒を表し、多くの小さなトピアリーは群集を 意味するものだという。すなわち、山上からキリストが弟子や群集に教えを説く新約聖書内マタイによる福音書にいう ”山上の垂訓(The Sermon on the Mount)”を表現したものだ。
ハウスの周りを歩く。家の壁を様々な巨木が飾っている。今はモクレンが美しい。また、特徴あるのは日時計が数多くあることだ。 それも、垂直に置かれた日時計だ。珍しいが、あまり正確な時間は期待できそうに無い。
もう一つ圧巻だったのがスイセンだ。この旅で一番の群生に出合えた。

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Information
 Address  Lapworth, Solihull, West Midlands B94 6AT
 Telephone  01564 783294
 E-Mail  packwood@nationaltrust.org.uk
 Web Site  Packwood House

オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。

「旅行記」もご覧ください。

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