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Ranscombe Farm   2008年4月21日 訪問
                              水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

最初の訪問地は今年の旅のテーマ”ブルーベルを訪ねて” ランスクーム・ファーム(Ranscombe Farm) にやって来た。
ロンドンの中心から僅か40km余りのモーターウェイ沿いにあるというシチュエーションに強く惹かれた。 神秘の花の印象が深いブルーベルがこんな場所のファームで見られるという不思議さに興味を持った。

Ranscombe Farm

上掲のサイトから詳しい地図を入手しながら、余りの広大さ(70万坪)に”いざブルーベルの林はどこか”さんざん迷う。 住宅地に迷い込み、通り掛かった紳士に訊くと「そこのパーキングに止めてあの林まで歩きなさい。」と言う。
雨でぬかるんでいるし、いくらなんでも遠い。その林を目指して細い林道を突き進むと突き当たりは一軒屋の農家だ。 農家は改装中で親子らしい二人が工事をしている。声を掛けると高校生くらいの子供の方が出てきてくれる。 ブルーベルの林はどこか訊くと、分からないから中へ入れと招き入れ、父親に訊ねてくれる。 どうやら途中にあったパーキングから歩くしかないようだ。ご親切ありがとう。プライベートの土地に入り込んですみません。
地図によればこの林はナショナル・トレイル(National Trail)の ノースダウン(the North Downs) の一部をなしているようだ。右のようなノースダウンの素晴らしい光景が広がる。

ケント州の雄大な丘陵地を眺めながら歩き始めて間もなく、林の中にブルーベルを見つける。
しかし、林と牧草地との間は野バラやさんざしなどの生垣で区切られていて中に入れない。 しばらく歩くとようやく生垣が切れた。
林はやや荒れた状況だが、一面にブルーベルが広がる。僅かに人が踏んだと思われるルートをブルーベルを踏みつけないよう 注意を払いながら進む。進んでも進んでもブルーベルだ。奥へ入るほど美しく見える。
「もっとこちらへ、もっとこっちへ。」という魔女のささやきに誘われているように感じ、思わず後を振り返り、 帰り道を確かめる。ゾクッと身震いしたくなるのは気温の所為ばかりではないのかもしれない。
沢山撮った写真はこうして並べてみると皆同じだ。

Ranscombe Farm Ranscombe Farm Ranscombe Farm

Information
 Address  Cuxton Medway, Kent
 Telephone  -
 E-Mail  -
 Web Site  Wikipedia   Plantlife

オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。

「旅行記」もご覧ください。

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