Arlington Court 2009年6月6日 訪問
昨日訪問予定だったが、ローズムーア RHS ガーデンを再訪するためカットしたArlington Courtを訪れる。
10時に到着したが、オープンは10時30分だった。雨の車中で時間を潰す。パーキングの車の数が多い。
スタッフ用パーキングは別になっている。後から到着した車を見ていると、トランクから合羽、長靴を取り出して着込むと、
傘も差さずに歩き出す。どうやら週末のウォーキングに出かけるようだ。雨を少しも苦にしないところが、イングリッシュライクだ。
雨の中、白孔雀が現れ、案内標識に乗って歓迎してくれる。ウォーキング準備をしていた女性と「驚かせないようにネ」と
目配せしながら、そっと近づいてシャッターを押す。白孔雀の方は人馴れしていて逃げる様子はない。
Alta Lyn Alpacasのおばさんに電話を入れるがまたもや応答なしだ。アルパカは諦めようか思っていると携帯が鳴った。
応答できなかった丁寧なお詫びの後、14時30分に来れるならアルパカを見せられると言う。二つ返事で了解する。
なんだか空が明るくなってきたような気がする。
オープン時間前だが、スタッフ用パーキングに駐車したスタッフが「中で雨宿りしなさい」とゲートを開けてくれた。
お館は予想していたよりは小ぢんまりしているが、教会(St James Church)もある大邸宅だ。チチェスター家が
500年以上も受け継いできて、1949年にナショナル・トラストに寄付されたものだ。
現在あるお館は1822年に造られたものだという(写真下中)。
更に奥にも古い立派な建物があるので行ってみると"The stable block houses"だ。厩舎をしてこれだからその豪壮さが分かる。
ここは"Carriage Museum"になっているが開館は11時だ。
お目当てのガーデンを訪れる。"Victorian Garden"入り口にサギの像がある。チチェスター家最後の住人がサギの生息地を含む
野生動物の保護に力を注いだ名残りなのだろう。蛇のようなものをくわえているのはゾッとしない(写真下右)。
"Victorian Garden"のOrnamental Pondの先の一段高いテラスにThe Greenhouse(温室)が見える(写真下左)。
この段が"Walled Garden"だ。温室から左右に美しいボーダーが広がる(写真下中3枚)。"Kitchen Garden"も広大だ(写真下右)。
"Carriage Museum"に戻る。全国のナショナル・トラストから集められた50台以上の19世紀の馬車(horse-drawn vehicles)が
展示されているという。なるほど、質素なものから豪華でゆったりとした馬車、タクシー馬車や長距用の辻馬車、
スポーツカー仕様の馬車までバラエティー豊かだ(撮影禁止なので写真は無い)。雨でお客さんが少ないので、
NTのボランティアさんが「説明しましょうか」としきりに寄ってくるが、ご辞退する。
Address | Arlington, nr Barnstaple, Devon EX31 4LP |
Telephone | 01271 850 296 |
arlingtoncourt@nationaltrust.org.uk | |
Web Site | National Trust |
オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは
Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。
「旅行記」もご覧ください。