Bicton Park Gardens 2009年5月29日 訪問
今年最初のガーデンはビクトン・パーク・ガーデンだ。オープンの10時丁度に到着する。
Entranceから"The Orangery"を通り抜けてガーデンに出る。Orangeryの柱を彩る素晴らしいバラが迎えてくれる。
正面に広がるのは1735年に造られた"Italian Garden"だ。ヴェルサイユの造園家による設計だという。
花壇などもビクトリア朝のままだという。今と比べればまだまだ質素だが、至る所に重厚なオーナメントが配されている。
これぞイタリアン・フォーマルガーデンだ。
次は"The Fernery & Shell House"だ。木性シダと苔むした岩で構成されている。これもビクトリア朝なのだそうだ。
奥の岩屋がShell Houseだ。
"The American & Stream Gardens"で見られた"Lucombe Oak" 高さ31m、幹回り4.8mと表示されていた。
ここには高さ41mのモミの木もあるようだ。
今年の旅で最も見頃だったのが石楠花(Rhododendron)だ。黄金色に輝くのは石楠花とは少し違う感じはするが、
この旅で良く咲いていた花だ。
2枚目の石楠花の大きさといい、花つきといい、何とも鮮やかに咲き誇っている様に驚愕だ。
"The Mediterranean & Rose Gardens"のバラは残念ながら、まだ咲き始めたばかりだ。地中海性気候に合った植物を集めた
ガーデンをMediterraneanという。この巨大な植物もこの地方では良く見られた。
"Mirror Pond"とイタリアンガーデンを経てオランジェリーと"Palm House"を望む。池では水鳥が子育ての真っ最中だ。
優雅な曲線美を見せるのは"The Palm House"すなわちヤシ栽培用温室だ。1820年代に18,000もの小さなグラスを
使って造られたものだ。ビクトリア朝時代には"fern fever(シダブーム)"があったという。その名残りの温室ということだ。
ここでは市民の結婚式も執り行なわれるらしい。
他にも"The Tropical House"、"The Arid House"、"The Temperate House"という温室がある。プラント・ハンター
の活躍が偲ばれる。
ガーデンセンターのオーナメントとセオノサスがレンガに映えて美しい。
ミニの蒸気機関車が走っていたり、子供の遊び場も豊富にあるガーデンだから子供の歓声がそこここから聞かれる。
ショップで幾つかのお土産をゲット。孫と自宅用だ。それにつけても、今年の妻の買い物意欲には再び警戒警報発令だ。
Address | East Budleigh Budleigh Salterton Devon EX9 7BJ |
Telephone | 01395 568 465 |
- | |
Web Site | Bicton Park Gardens |
オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは
Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。
「旅行記」もご覧ください。