2009年の旅 デヴォン・コーンウォール・ノースサマーセット

花花

第2日 5月29日(金) 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
今日の行程       Travelodge Bridgwater M5 Hotel --- Sidmouth --- Bicton Park --- Greenway --- Coleton Fishacre Garden ---
                  Cotehele Garden --- Calstock --- Dartmoor Drive --- Eastwrey Barton House
今日の走行距離     330km
今日の万歩計      19,400歩

霧の朝

Moto Burger King

ぐっすりと熟睡し、6時に目が覚めた。外は濃い霧が立ち込めている。のんびりコーヒーをすする。
どうやら予定より早い出発が出来そうだ。B&Bだと朝食の予約時間が決まっているから、変更できないが、 トラベロッジだから自由が利く。最初に訪問予定のガーデンは10時オープンだから、1時間ほどの寄り道が出来る。
調べ尽くしてあるのだから、地図を眺めても新たなガーデン情報が見つかるはずもない。今回の旅のデヴォン・コーンウォール・ ノースサマーセット地方は海岸が美しいことでも知られている。しかし、5年前の旅で一通り巡ってあるので、 今回は敢えて計画していない。そこで、前回は寄らなかったSidmouthに行ってみることに決定。元来が海よりも山派の人間なのだ。
朝食は1階のMoto Burger Kingで取る。フルイングリッシュブレックファストも魅力だが、 今日はデヴォンシャー・クリームティーをいただく楽しみが待っているので軽く済ませることにした。 宿泊客なのだろうが、意外と家族連れが多い。この手の施設も安全面の心配はいらないようだ。
それにつけても、モカの量と甘さが半端でない。Mサイズを注文したのだが、Sで十分だった。 ヨーグルトの容量もタップリで満腹。

Sidmouth シドマス

シドマスに向けて出発。霧のM5だが、路面が濡れているわけでもなく走行に影響するほどはない。 窓を開ければ心地良い冷気が入る。快適な高速ドライブを楽しみジャンクション30を下りる頃にはすっかり晴れ上がった。 途中、幾つかの美しく可愛い村を通り過ぎる。「イギリスに来た!」と実感する。
シドマスはエクセターから東に20km余りのリゾートだ。19世紀初頭からロンドンの貴族階級の別荘地として栄えたという。
海岸通の東の外れにパーキングを見つける。瀟洒な白亜の建物が並んでいる通りの名はずばり"The Esplanade"だ。 通りの先の丘の上には茅葺の豪華なお屋敷も並んでいる。
反対の東側は行き止まりで赤茶色の断崖が続き、その上をナショナルトレイル(South West Coast Path)が長く続いている。 崖の上から望む景色は素晴らしいだろうが、今日は時間が取れない。
海岸に下りてみる。大きな玉砂利の海岸で足の裏に玉砂利の感触が心地良い。まだ9時半だというのに既に裸で日光浴をする人、 釣りを楽しむ親子連れなどが見られる。のんびりしたリゾートの朝だ。
ネットの情報ではフローラルタウンと謳っているサイトもあったが、その期待は裏切られた。

Bicton Park Gardens Bicton Park Gardens Bicton Park Gardens Bicton Park Gardens

Bicton Park Gardens ビクトン・パーク・ガーデン

今年最初のガーデンはビクトン・パーク・ガーデンだ。 オープンの10時丁度に到着する。
Entranceから"The Orangery"を通り抜けてガーデンに出る。Orangeryの柱を彩る素晴らしいバラが迎えてくれる。
正面に広がるのは1735年に造られた"Italian Garden"だ。ヴェルサイユの造園家による設計だという。 花壇などもビクトリア朝のままだという。今と比べればまだまだ質素だが、至る所に重厚なオーナメントが配されている。 これぞイタリアン・フォーマルガーデンだ。
次は"The Fernery & Shell House"だ。木性シダと苔むした岩で構成されている。これもビクトリア朝なのだそうだ。 奥の岩屋がShell Houseだ。
"The American & Stream Gardens"で見られた"Lucombe Oak" 高さ31m、幹回り4.8mと表示されていた。 ここには高さ41mのモミの木もあるようだ。

Bicton Park Gardens Bicton Park Gardens Bicton Park Gardens Bicton Park Gardens Bicton Park Gardens

今年の旅で最も見頃だったのが石楠花(Rhododendron)だ。黄金色に輝くのは石楠花とは少し違う感じはするが、 この旅で良く咲いていた花だ。
2枚目の石楠花の大きさといい、花つきといい、何とも鮮やかに咲き誇っている様に驚愕だ。
"The Mediterranean & Rose Gardens"のバラは残念ながら、まだ咲き始めたばかりだ。地中海性気候に合った植物を集めた ガーデンをMediterraneanという。この巨大な植物もこの地方では良く見られた。

Bicton Park Gardens Bicton Park Gardens Bicton Park Gardens Bicton Park Gardens

"Mirror Pond"とイタリアンガーデンを経てオランジェリーと"Palm House"を望む。池では水鳥が子育ての真っ最中だ。
優雅な曲線美を見せるのは"The Palm House"すなわちヤシ栽培用温室だ。1820年代に18,000もの小さなグラスを 使って造られたものだ。ビクトリア朝時代には"fern fever(シダブーム)"があったという。その名残りの温室ということだ。 ここでは市民の結婚式も執り行なわれるらしい。
他にも"The Tropical House"、"The Arid House"、"The Temperate House"という温室がある。プラント・ハンター の活躍が偲ばれる。
ガーデンセンターのオーナメントとセオノサスがレンガに映えて美しい。
ミニの蒸気機関車が走っていたり、子供の遊び場も豊富にあるガーデンだから子供の歓声がそこここから聞かれる。
ショップで幾つかのお土産をゲット。孫と自宅用だ。それにつけても、今年の妻の買い物意欲には再び警戒警報発令だ。

Bicton Park Gardens Bicton Park Gardens Bicton Park Gardens Bicton Park Gardens

Greenway グリーンウェイ

グリーンウェイは ミステリーの女王と謳われるアガサ・クリスティーが"the loveliest place in the world"と称したといわれる別荘だ。
2004年に当地を訪れた時はダート川のクルージングの際に木々の合い間からその白亜の館を垣間見、 ガーデンが開放されていると聞き、次の機会にはと念願していたガーデンだ。 今春からその館も一般公開され人気再沸騰とのことだ。
地域の村々への車の影響を配慮し、車での訪問は規制されている。パーキングのスペースも少なく、そのため完全予約制だ。 この日のために3月の初めにネットで予約を入れたのだが、既に幾つかの予約が入っていたのには驚いた。
ナショナル・トラストのホームページでも"All unbooked cars are turned away at Greenway"と明記されており、 Dartmouth、 Brixham、Torquay、Totnesからのフェリーやウォーキング、サイクリングを勧めている。 "by green ways to Greenway"と洒落ている。座布団1枚。
ナショナル・トラストのプロパティーへの道路標識は整備されていて、大変助かるのだが、ここでは予約なしの車を 排除するためなのだろう、A379にグリーンウェイの標識は見当たらない。お蔭で通り過ぎてしまい時間をロスする。
ようやく入り口を見つけローカル・ロードを進むと、なるほどウォーキングやサイクリングの方が大勢いる。 かなりの坂道だ。よくもまあ歩くことが好きな国民だと、改めて感心する。

予約票

パーキングの入り口でホームページからコピーした予約票(写真右)を提示すると"Excellent !"と言って通してくれる。 イギリスではどこへいってもそうだが、パーキングにラインなど引いてない。Disableの指定場所以外なら、 どこでも自由に置ける。ラインを引いたらもう少し置けるのにと思うのは日本人的か?
ここからは歩きだ。ナショナル・トラストは自然やプロパティーを守るためにパーキングが離れた場所にあることが多い。 車で来ておいて、文句を言える筋合いではないが・・・。通路の脇には石楠花やジギタリスが咲き乱れ、 木の間からダート川の水面が光る。

Greenway Greenway Greenway Greenway

レセプションでメンバースカードを示すと「次のハウス入場は1時からです」とTimed ticketsを差し出す。 「No, thank you. Garden only.」と断ると「そうなの?」と怪訝な顔だ。ほとんどの訪問者はハウスが目的なのだろうが、 私達はガーデンオンリーなのだ。
それでも、大きなガーデンマップをくれて、丁寧に説明してくれた。案内に従い"South Walled Garden"(写真上2枚目)に 入ってみたが、花はない。壁に囲まれた一角にガラス張りの温室があり、後は芝の広場だ。広場では彫刻の展示即売が開かれている。
次は"Fernery" シダのガーデンだ。樹木の木漏れ日の中で様々なシダが風に揺れている。こういう外来種のガーデンが 一つのステータスなのだろう。
テニスコートに沢山の白いハンカチが落ちている。上空に大きなハンカチの木があった。学名の"Davidia involucrata"は 中国でこの木を発見した神父ダビットに因むという。ダビット神父はパンダを発見したことでも知られているらしい。
白亜のGreenway Houseが今春一般公開された建物だ。真新しく見えるのはナショナル・トラストが膨大な費用を掛けて 修復したばかりだからだ。アガサ・クリスティーの寝室、書斎、応接間などが見られるほか、 2階と3階はホリデー・コテッジ(貸し別荘)になっているらしい。
館の前からダート川に平行に3本のパスが通っている。ダート川に下りるパスを下る。雲一つない晴天だから汗ばむが、 木陰のヴューポイントではその絶景と相俟って涼しさが増す。対岸の館の石楠花が美しい。 "The Battery(砲台)"からの眺めも最高だ。(写真下右)

Greenway Greenway Greenway Greenway

Kwan Yin

砲台から少し下れば"Boathouse"だ。アガサクリスティーがグリーンウェイを手に入れる前からあったようだが、 アガサもここからボートの旅に出たのだろうか?
ガーデンマップでは"Boathouse - Bath house, Saloon"となっている。写真は桟橋から撮っている。 2階の建物がバスハウス、サルーンで奥の平屋ががボートハウスではないか勝手に想像する。 ボート遊びの後、シャワーを使い、2階のサルーンからダート川を眺め寛いだのかもしれない。 ミステリー作家の豊かな生活を思い描く。
建物のドアーはしっかり閉ざされ中を見ることは出来ない。フェリーの着く"Quay"はここより少し上流にあるようだ。
ハウスへの帰り道は別ルートで登る。マップに"Kwan Yin"と記された場所に観音像が立っていた。 誰がどんな思いで立てたのだろう?
木々の間を登っていく。ここでも石楠花が美しい。所々にベンチが置いてあり、そこからは美しいダート川の流れが見られる。 登りつめた所が"Top Garden"だ。珍しいトロピカルプランツが見られる。名前が・・・?

Greenway Greenway Greenway Greenway

Coleton Fishacre Garden コールトン・フィッシュエーカー・ガーデン

Coleton Fishacre Garden

時刻は14時、朝が軽かったからお腹も空いたが、 コールトン・フィッシュエーカー のティールームがアワードを取ったとの記憶がある。(出発前の慌しさで、訪問先資料の一部をプリントアウトし忘れたのだ。 時間と労力を掛けて集めた資料なのに・・・) 車を走らせ14時30分、デヴォンシャークリームティーにご対面。懐かしい味と食感に大満足。
コールトン・フィッシュエーカーは大きなハウスとテラスガーデン。そして、そこから海(Pudcombe Cove)に向かう深い峡谷に 広がる、希少なエキゾチック・プランツが沢山あるというガーデンだ。
ハウス内はパスして脇の通路からテラスに出る。開放的な雰囲気がするハウスを大きな樹木が取り囲んでいる。南国調だ。 1926年というから比較的新しい建物だ。明日訪問予定のCastle Drogoと同じ設計者だという。テラスの植栽もゆったり大胆だ。
峡谷を下らず、峡谷を見下ろす尾根の通路を進むとガゼボが現れた。様々な色・形の木々の向こうに海が見える。Pudcombe Coveだ。

Coleton Fishacre Garden Coleton Fishacre Garden Coleton Fishacre Garden Coleton Fishacre Garden

見たこともないオレンジ色の花を付けた大きな花木がある。峡谷で目を惹くのは石楠花の巨木だ。
尾根道の先端の"Lookout(展望台)"からの眺めも素晴らしい。ここからは急な階段で一気に峡谷に下りる。 そこから小川に沿って深い木々の下を登る。巨大な石楠花が満開で谷が明るく感じる。

Coleton Fishacre Garden Coleton Fishacre Garden Coleton Fishacre Garden Coleton Fishacre Garden

白い石楠花が清々しさを与える。"Lower Pond/dam"の回りは巨大な葉っぱの植物に覆われている。シダの仲間だろうか?
"Upper Pond/dam"の周囲の植物は見たことはあるが大きさが桁違いのものばかりだ。地中海や南アフリカ、ニュージーランドから プランツ・ハンターが持ち帰ったものなのだろう。
小川が流れ始めるハウスの横の"Rill Garden(Stream Garden)"がとても印象に残る。

Coleton Fishacre Garden Coleton Fishacre Garden Coleton Fishacre Garden Coleton Fishacre Garden

Queues Likely

コールトンの次はSaltram(サルトラム)の予定だ。オープンは17時までだが、Last admissionの時間を調べ忘れた。 ナショナル・トラストでは概ねクローズの30分前だろうと考え、15時35分に出発した。ルートプランナーでは 所要時間56分となっているが、少し飛ばせば間に合うと読んだ。
ところが、急ぐ時に限って色々あるものだ。先ずはカントリーサイドでは滅多にない渋滞。グリーンウェイに向かう時、 対向車線が混雑していたが、更に列が長くなっていた。
それを過ぎてしばらく行くと、ワーキング・カーに道を阻まれる。これはカントリーサイドでは間々あることで、 金魚のウ○コ然として着いて行くしか仕方がない。
ようやく広いA38に乗り快調に飛ばし始めたと思ったら、工事のため速度規制が始まる。ここでサルトラムを諦める。
オプションで考えていたSt Cleerの巨石遺跡も頭に浮かんだが、今日は既に長距離ドライブをしている。そこで、近くの Cotehele(コートヘル)に行くことに決める。

Cotehele コートヘル

17時にコートヘルに到着。 そういえば、5年前もここには遅く着いた。何故なら、ガーデンのオープンが"10--dusk(夕暮れ)"なのだ。 そして、ここもナショナル・トラストだ。今日だけで3ヶ所目、安い年会費だ。
レセプションは開いていないので、木戸を開けて入場する。これから結婚パーティーが開かれるらしく、着飾った老若男女が テラス・ガーデンに集い、ドリンクが配られている。
邪魔になってもいけないと思い、テラス・ガーデンとは反対の西側に回る(前回は寄らなかったところだ)。 レセプションが閉じているからガーデン・マップもないのだが、手入れの行き届いた果樹園やキッチン・ガーデンに出合う。 高台に大きなポンドガーデンがありスイレンが満開だ。

Cotehele Cotehele Cotehele Cotehele

この立派な建物は16世紀前半に再建されたチューダー様式の領主の邸宅だ。これを建てた領主の息子は後日訪れる "Mount Edgcumbe House"を建て、そちらに引っ越してしまったというから、当時の領主の権勢が偲ばれる。

Cotehele Cotehele Cotehele Cotehele Cotehele

そろそろ頃合いかとテラスガーデンに回る。新婚カップルはカメラマンの注文でガーデンのいたるところでポーズを取っている。 参会者は三々五々ガーデンのあちこちで歓談している。ベンチに座っている女性に"A Congratulations!"を言うと、 何と花婿のお母さんだった。「もう一人の息子は日本へ行ったことがある」とのことだ。
テラスガーデンは青々とした芝の中に豊かな草花が咲き誇っている。ハウスの壁を彩るバラもアジサイもセオノサスも 繁々として花数も多い。うっとり見惚れるばかりだ。遠くに美しいビアダクトの姿が見られ感動する。

Cotehele Cotehele Cotehele Cotehele

Calstock viaduct & Dartmoor カルストック・ビアダクトとダートムーア

A390を求めて道を失っていると、Calstockの道標に出合う。迷わずハンドルを切る。さっき見えたビアダクトのある村だ。 ビアダクトは直ぐに見つかる。撮影ポイントを求めて2度3度と車を止める。
美しい橋だ。Tamar Valley LineがRiver Tamarを跨ぐ橋で、60フィート(18m)のアーチが12連だから長さ218m、 高さは地上108フィート(32.4m)だ。
車を止めた脇のお宅の階段のエリゲロンが何とも素晴らしい。こんな風に咲かせたいものだ。思わずシャッターを押す。
ここからTavistock、Two Bridgesを経由しDartmeetからB3387でBovey Treceyを目指す。懐かしいムーア・ドライブは 天気は快晴、道路は空いていて快適だ。雄大な広野に点在するトー(Tor)の様々な形が面白い。
ダートミート(Dartmeet)の橋の袂のホテルでも結婚パーティーが行われているらしい。着物らしきものを着た女の子が見える。

Calstock viaduct Calstock viaduct Dartmoor Dartmoor

Dartmoor & Eastwrey Barton

ダートムーアをひた走るが、なかなか次の村が現れない。どうやら、またしても道を失ったようだ。しかし、 しっかり整備された道路が続いているから、いずれはどこかの村か街にたどり着くだろう。羊に道を阻まれてしばらく待機しても、 野生のダートムーア・ポニーを車窓から撮っていても、後続車も対向車もほとんどない。
ダートムーア・ポニー(Dartmoor pony)は古代からこのダートムーアに野生しており、厳しい自然に鍛えられ、 たくましい体躯になったという。それゆえ、中世にはスズの鉱山や採石場で使われたり、交配もされたらしい。 そして、今は全てのポニーに所有者がおり、真に野生のポニーはもういないらしい・・・。
さて、行き着いた先はAshburtonという街だ。だいぶ方向違いにきてしまったが、現在地が分かれば先を急ぐのみ。 A38からA382を通って、19時20分に今宵から3泊するB&Bイーストリー・バートン(Eastwrey Barton)に到着する。
ダートムーアの只中の高台にあり、手入れのされた小ぢんまりしたガーデンにバラが満開だ。The AAの5つ星でlicensed bar があり、食事も出来るのだ。部屋も清潔でシンプルな内装だ。20時にパブを予約してもらい、早速旅具を解く。
パブに向かおうと階下に下りると、到着時にバーで食前酒を楽しんでいた老夫婦が、ダイニングルームで食事を始めていた。 明日は我々もここで食事にしようと予約する。

Dartmoor Dartmoor Eastwrey Barton Eastwrey Barton

The Cleave ザ・クリーヴ

紹介のパブはLustleighのThe Cleaveだ。Lustleighは前回も訪れた小さな可愛い村だ。パブの前は路上まで車が溢れている。 何とか隙間を見つけ駐車する。店も大繁盛で人でごった返していたが、予約席に着き、昨夜飲めなかったエールビールを注文する。 やはり上手い。炭酸が少ないのも食事の邪魔をしないのだろう。オーダーは
・ Breaded cod with ---cream and ratatouille
・ Smoked haddock with bubble squeak and poached egg だ。"cod"も"haddock"も辞書では”タラ”だが、明らかに違うものだ。
"Breaded cod"はカリッと仕上がって、ラタティーユも美味しい。"Smoked haddock"は少し薄味だ。"bubble squeak"とは 回りの白い泡立ったソースのことかと思ったが、ジャガイモとキャベツを炒めた付け合せのことらしい。
温野菜もお馴染みのブロッコリーや人参ではない。そして、チップスが1本も出ないパブ・ディナーは初めてかもしれない。
エールの後はグラスワインで白、続いて赤もいただく。こちらのパブのグラスワインは通常250ml入りだから、 2杯くらいが頃合いとしておこう。デザートのローカル・チーズ盛り合わせの盛りの良いこと・・・とても食べきれない。 もう一方のケーキは何だったか? 記憶がない。
(まだ、1ヶ月しか経過していないのに、こんなに記憶があいまいでは、これから先の旅行記が思いやられる・・・。)
(記憶が飛んでいたケーキはバナナケーキとアイスクリーム盛り合わせ 後日レシートから判明)

The Cleave The Cleave The Cleave The Cleave The Cleave


写真たっぷりの旅行記をご覧ください
日程表
戻る
5月28日
旅行記
5月30日
旅行記
5月31日
旅行記
6月1日
旅行記
6月2日
旅行記
6月3日
旅行記
6月4日
旅行記
6月5日
旅行記
6月6日
旅行記
6月7日
旅行記


ご意見・ご感想・ご質問などご遠慮なくお寄せください。
book

home

花花