ガーデン ご紹介

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Buckland Abbey   2009年5月31日 訪問
                              水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

Buckland Abbey バックランド・アビー

The Garden HouseからBuckland Abbeyへは直線で1km余り、迷うはずがない。ところが迷うから不思議。 T字路で右か左か迷っていると、後から来た車が隣に止まり、助手席の美しいお嬢さんが下りてきた。 「どちらへ?」、「バックランド・アビー」、「着いていらっしゃい」。 アビーの入り口で身を乗り出して案内してくれて、そのまま走り去った。またしても、ご親切に感謝。心温かくなる。
バックランド・アビーはその名の通り1287年に修道院として建てられたが、ヘンリー8世の修道院解散により民間に払い下げられ、 1581年に、スペインの無敵艦隊を打ち破った英雄ドレイク船長(Sir Francis Drake)の手に渡り、15年間住んだ館だという。
レセプションを抜けるとティールームがある。美味しそうなケーキが並んでいる。時間も15時30分、アフターヌーンティーの お客さんで溢れている。抗いがたく、数ある中から苺ショートとアプリコットパイを選ぶ。飲み物はもちろんミルクティー。 席に着くや否やナイフとフォークが動いていた。一口食べてから写真撮影を思い出した・・・。
ティールームの前はワークショップ(Ox yard workshops)、鉄板の雄牛のオーナメントが立っている。版画展などが開かれていた。
"Elizabethan garden"は中央に大きな円形の池があり、整形式に区切られている。植栽はカラフルでワイルドな雰囲気だ。
ガーデンから望めるタワーはBuckland Abbeyのものではないのだ。Buckland Abbeyは1946年まではドレイクの子孫の 所有だったが、地元の地主に売られ、その地主が1948年にナショナル・トラストに寄付したのだ。 その際、Cider Houseとmedieval towerは地主の所有として 残ったものだ。今はコテージやB&Bになっているようだ。こんな歴史的建造物に泊まるのも楽しかろう。 (2009年7月現在、このCider Houseは2百万ポンドで売りに出されている。驚いた。)

Buckland Abbey Buckland Abbey Buckland Abbey Buckland Abbey

Elizabethan gardenのポピーの花の大きさに驚かされる。(忍び込む手は花泥棒でなく大きさを分かっていただくためのものだ。)
アビーは実に堂々とした威厳溢れる建物だ。展示はパスして裏に回る。 ハーブガーデン(Herb garden)の植え込みが面白い。葉色の違うレタスを上手く植え込んである。 "The Great Barn"の壁をつたうつるアジサイも年代を感じさせる大きさだ。
Elizabethan gardenもHerb gardenも修道院のガーデンらしく質素なものだ。これもナショナルトラストが再現の努力をしているからだ。

Buckland Abbey Buckland Abbey Buckland Abbey Buckland Abbey

Information
 Address  Yelverton Devon PL20 6EY
 Telephone  01822 853 607
 E-Mail  bucklandabbey@nationaltrust.org.uk
 Web Site  National Trust

オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。

「旅行記」もご覧ください。

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