Finch Foundry 2009年5月30日 訪問
村のメインストリートに戻る。道路の両脇に茅葺屋根の家が並ぶ素敵な街並みだ。写真左の中央にナショナル・トラストの
標識を発見。車を進めてみるとFinch Foundryだ。ナショナル・トラスト管理の19世紀の鋳造工場を保存しているようだ。
そういえば、ホームページでこの後訪れるCastle Drogoの"Trust properties nearby"として紹介されていたが、
パスと決めたプロパティーだ。行きがけの駄賃と言うことで寄ってみる。
昔は馬車が通ったであろう狭い通路から車を進めると、意外に広い広場に出る。オープンの11時まではまだ15分あるが、
大勢のお客さんが待っている。ホームページにはガーデンマークはついていないが、結構見応えあるガーデンを楽しむ。
一番乗りで工場を駆け足で見学する。工場とはいっても農夫や鉱夫の鎌やシャベルを作っていた鍛冶屋さんといったところだ。
1960年まで実際に使われていたらしいが、動力は水車のままであったことに驚く。
直ぐに便利な電力に切り替えないのがイギリス人らしい。今も3つの大きな水車が回り、ハンマーやグラインダーを動かしており、
間もなくデモンストレーションを始めるというが、こちらの間もなくは当てにならないのでパスすることにした。
展示室にどこかで見たような、馬の背に大勢の人が乗ったオーナメントがある。説明を見ると”イギリスで買ったお気に入り”の
Widecombe Fair
でお知らせしたお話は、どうやら、ここが出発地点のようだ。
裏の広場にあったサマーハウス(写真右)はこのお話の主人公のTom Pearseのものだという・・・が、お話なのか、現実なのか、
こんな伝説が好きな国民だ。
妻は鋳鉄性のバラの燭台に気を惹かれているようだが、そんなに重いものはご勘弁いただくしかない。
Address | Sticklepath, Okehampton, Devon EX20 2NW |
Telephone | 01837 840 046 |
finchfoundry@nationaltrust.org.uk | |
Web Site | National Trust |
オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは
Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。
「旅行記」もご覧ください。