Saltram House Garden 2009年5月31日 訪問
三度目の正直のSaltram House Gardenにやってきた。13時15分、これなら文句あるまいと鼻も膨らむ。
日曜日の所為だろう、パーキングが混雑している。お蔭でオーバーフロー・パーキングに止められた。
(何故かオーバーフロー・パーキングの方が入り口に近いのだ。)
受付は昨日の女性と同じだ。顔を覚えていて「また来たのね。今日は大丈夫よ」とにこやかに迎えてくれる。
嬉しいような悔しいような気分だ。「ガーデン・オンリー」と言ったら、この女性に首をすくめるゼスチャーをされる。
貴族のお館はさすがに大きい。奥行きも同じくらいあるのだ。いったい幾つの部屋があるのやら。18世紀のイギリスを代表する
建物だという。それにしてはこの薄いピンクの壁など新しく感じられる。美しい建物だ。
屋根の上のエンブレムには鹿が描かれている。そういえば、入り口にも左右に立派な鹿の像が立っていた。
二つの像はこの建物の左側(西面になる)の壁を飾っている。等身大以上の立派なものだ。
Saltram Houseは映画"Sense and Sensibility(いつか晴れた日に)"の舞台にもなったことでも知られる。
大きな樹木が植えられた芝生の広場の中の道を行くと、"The Orangery(温室)"が現れた。貴族のお館のお約束のようだ。
遊歩道を行き着いた先の八角形の建物は"The Castle"だ。あるサイトでは"Octagonal Folly known as the Gothick Castle"
と説明されている。ここでいう"Folly"はこのサイト
をご覧いただくと分かり易いだろう。18世紀の貴族はこういった意味のない馬鹿げた物を造って楽しんでいたようだ。
"The Orangery"共々、功罪相半ば、考えさせられる建築物だ。
珍しい黄色のフクシアが見られた。帰りは260ヤード真っ直ぐの"Lime Avenue(シナノキの並木道)"を歩く。
余りの天気の良さに、木陰が涼しくて嬉しい。
Address | Plympton Plymouth Devon PL7 1UH |
Telephone | 01752 333 500 |
saltram@nationaltrust.org.uk | |
Web Site | National Trust |
オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは
Gardens Finder
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