The Garden House 2009年5月31日 訪問
The Garden Houseにやってきた。1945年から始められた比較的新しい庭だ。
5年前の藤、クレマチス、ポーチドエッグの美しさが強いインパクトとして残っている。
エントランスを抜けると落葉樹の木々に囲まれた"Front Lawn"だ。中でも真っ白な葉の木が美しい。ミズキの木だろう。
ハウスに続く通路脇に真っ赤な大輪のバラが咲き誇っている。ハウスの壁の藤はまだ咲き始めたばかりだ。
石垣の上に藤の巨木が立っている。支柱はあるが棚なしでここまで立っているのが不思議だ。
"The Prospect(展望台)"も藤に覆われている。このガーデンは本当に藤を多用している。
展望台への階段の入り口だ。藤とクレマチスのコラボレーションが見られる。展望台からハウスを望む。
ハウスは19世紀初頭の建築だ。様々な樹木が使用されているのが良く分かる。陽だまりの参考にしよう。
展望台の藤の藤色が美しい。我が母校(藤枝東高校)のスクールカラーだ。
展望台を反対側に下りれば、"The Bowling Green Terrace"、"The Walled Garden"を通って"Tower(タワー)"に到る。
タワーの前に小さなピンクの花をたくさん付けた大きな木がある。ウツギの種類だろうか?
5年前に感動したポーチドエッグの絨毯が見られない。"The Bottom Terrace"は植栽の入れ替え中のようだ。しかし、
一角にポーチドエッグのコーナーが見つかった。一輪一輪がしっかりして大きい。またチャレンジしてみたくなる。
Bottom Terraceの植栽の厚み深さには驚くばかりだ。これぞカラースキムの見本市と言ったところだ。
このエリアは18世紀初頭のBuckland Monachorum村の修道院の牧師の宿舎のあったところだと言う。その宿舎の廃墟が
タワー(写真下右)であり、台所の建物が"Old Kitchen"(写真下右から2枚目)として残っているのだ。
"The Walled Garden"の脇の斜面に棚田のように楕円形に石垣で区切られたガーデンがある。その名も"Ovals Garden"だ。
面白い発想のガーデンだが、ここも今は植栽の入れ替え中だ。頂上に見えるのは"Summer House"だ。
ランドスケープガーデンからの眺めだ。この多様な色彩は何としたことだろう。ため息が出る。
そう言えばホームページのトップに"Perhaps the most breath-taking of all gardens"と記してある。
足元の花にばかり見惚れていたが、遠くにはBuckland Monachorum村の"St Andrew's Church"が見える。
このガーデンとは由緒深い教会だ。何と美しい光景だろう。素朴で重厚なベンチが置いてある。色彩の海に時間を忘れてしまう。
ガーデンのとっつきに"The Magic Circle"というストーンサークルがある。さぞかし古いものだろうと写真を撮ってきたが、
ホームページによると"actually constructed in 1994 "とある。だまされたような気がするが、フォーカルポイントとして
造ったというのだからまんまとその思惑にはまってしまった。
Address | Buckland Monachorum, Yelverton Devon, PL20 7LQ |
Telephone | 01822 854 769 |
office@thegardenhouse.org.uk | |
Web Site | The Garden House |
オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは
Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。
「旅行記」もご覧ください。