Dryburgh Abbey ドライバラ・アビー
B6356を引き返しドライバラ・アビーに到着する。このアビーへのルートを考える時、なぜか疎外感というか隔絶感というものを感じていた。
というのは、この場所がツイード川の湾曲により3面を囲まれており、A68など、より近くの主要道路からは侵入できないからなのだ。それ故にとても静かだ。
ここのパーキングにもセイヨウトチノキの巨木がシンボルツリーのごとく聳え立っている。
Historic Scotlandのメンバーズ・カードの初御目見得だ。このカードはこの旅中、大活躍してくれることになる。
レセプションから小径をしばらく歩くと懐かく美しい珊瑚色の西門(East Door 写真上左)が見えてくる。アビーの設立は1150年に遡り、
ここに残る建造物の多くが12世紀からのものだという。
門から見えるのが北翼廊(North Transept 写真上左から2枚目)だ。左側の大きな棺が前述のスコットのものだ(写真下左)。他にもスコットの家族を含め、いくつかの棺が納められている。
南翼廊から南へ連なる棟が保存状態が良い(写真上右、下左から2枚目)。"St. Modan's Chapel"や"Chapter-house"(写真下右から2枚目)など薄暗い室内は厳粛な気持ちにさせる。
一方、食堂(Refectory)の西壁のバラ窓(Rose Window 写真上右から2枚目、下右)には軽快な心持にさせられる。
写真下左は南側から見た"Novices' Room"、コラムが1本健気に立っている。南の小川の橋は門番小屋(Porters Lodge 写真下左から2番目)の廃墟だ。
その橋を越えた先に立ってるのが創設者の一人Hugh de Morevilleを顕彰するオベリスク(写真下右から2番目)だ。
05年の時にも結婚式の記念撮影をしていて、写真を撮らせてもらったが、今年も西門を入った時、記念撮影をしているカップルがいた。
後で撮らせてもらおうと思っていたら、いつの間にかいなくなっていた。敷地続きでホテルがあるからそちらへの連絡路があるのだろう。
このシチュエーションは確かに絵になるから人気があるのだろう。
Address | Dryburgh, Scottish Borders, Scotland, TD6 0RQ |
Telephone | 01835 822 381 |
Web Site | Dryburgh Abbey |
オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは
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