Dunvegan Castle ダンビーガン城
A855がA87に繋がり、途中からA850に乗り換え、走行50分でダンビーガン城に着いた。
マクラウド氏族(Clan MacLeod)の800年に渡る居城だ。ウォルター・スコット 、エリザベス2世 女王 、
そして、日本の 明仁天皇もご訪問されているとホームページに載っている。
城は一部修理中で白いテントに囲まれている。城の内部も見て回る。7世紀から伝わるという額縁入りの妖精の旗(Fairy Flag)は
”妖精から贈られたもので これをかざして戦うと勝利をもたらす”という伝説がある。今は見る影もなく”額の中にしみがある”程度にしか認識できない。
上述のボニー・プリンス・チャーリーが逃げる際に女装する為に切ったという髪の毛(Bonnie Prince Charlie's hair)と
フローラが刺繍したピンクッションも展示されているらしいが見逃した。その他は似たり寄ったりという印象だ。
城のテラスからラウンドガーデン(Round Garden)が垣間見える(写真上左2枚)。真ん中の円形を囲んで16の扇方のヘッジガーデンが並んでいる。 ヘッジの中に植栽された草花が咲いたらさぞ美しいことだろう。定番のモンキーパズルツリーもある。
ウッドランドにはシャクナゲやキングサリなどの花が見られる(写真上下左)。ここのシャクナゲのコレクションも相当なものらしい。
ここのキングサリは木立になれないでいる。キングサリはつる性の木と思っていたからこれが普通だろうが、この旅では木立の大木を沢山見た。
小さなウォールドガーデンがある(写真上右2枚、下右3枚)。4つに仕切った通路の交点にサンダイアルがある。4面にそれぞれ指針が付いている。
4つの内1つは方形の大きなポンドがあるシンプルなものだ。他ではルピナスの伸びやかな姿形が爽やかだ。バラも咲き始めた。
このガーデンは18世紀から始まっていると言うが、石灰岩の岩でできている島だから、植物を育てる土造りから始めたのだろう。その割には植栽は厚く、種類も豊富だ。
ウォーターガーデン(water Garden)も素晴らしい(写真上下左から2枚目)。人造の滝から落ちる水が水路を流れ、木造の橋が架かり、水生植物が植えられている。
水路の回りは樹木や灌木が繁りとても良い雰囲気だ。
Address | Dunvegan Isle of Skye, IV55 8WF |
Telephone | 01470 521206 |
Web Site | Dunvegan Castle |
オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは
Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。
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