ガーデン ご紹介

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Fyvie Castle  フィビー城
               2010年6月7日 訪問  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

ハドーハウスもNTSのプロパティーだ。門を潜ってから3km余り走って到着したパーキングから接近すると先ず眼に入るのは、 黒光りする木造の建物"Haddo House Hall"だ。年間を通じて様々な文化的イベントが開催される。
続いて、お目当てのハウスが見えてきた(写真下左から2枚目)が、これは南西側の部分だ。左側から回り込んで北西側の正面に来て驚きの光景だ(写真下右2枚目)。 真ん中に3階建て7面の窓があるメインの建物、左右に2階建て5面の窓の建物があり、これを四半円形の渡り廊下で繋いでいる。 腕を広げたような半円の形の建物は壮大な雰囲気だ。そして左右の円形階段から2階のバルコニーへ直接登られるデザインが優雅だ。 1732年に建てられ、1822年に改装されたジョージ王朝風のパラディオ様式(Georgian Palladian style)の大邸宅だ。
500年の歴史があるゴードン家(Gordon family)のハウスとガーデンがNTSの管理となって公開されている。9百万坪という広大な敷地を持つ ハドーエステート(Haddo Estate)は事業を継続している。

Haddo House Haddo House Haddo House Haddo House

ハウスの周りにはいろいろなオーナメントがある。城ではないのに大砲もある。教会の前の2匹の犬の像は伯爵夫人が可愛がっていた犬の像だ。 片方が死ぬともう一方も後を追うよに亡くなったというどこかで聞いたような表示がある。1905年のことだ。
ハウスの裏側は広大なテラスガーデンだ。整形式で左右対称のデザインだ。その中央に大きな噴水がある。1800年代のものだ。

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テラスガーデンは植栽の真っ最中だ。作業に勤しむガーデナーに声を掛ける。にこやかに対応してくれて気持ちが良い。
2階への階段を這うバラが丁度見頃だ。その2階から見下ろす風景は爽快だ。やはり、建物や高低差はガーデンに広がりを持たせる。
幾何学的デザインのローズガーデンのバラの開花はまだまだ先のようだ。草本ボーダー(Herbaceous Border)の植栽はシンプルだが、植栽の厚さに唸る。

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ハウス北東のチャペルは小さいが美しい。1891年建築だ。テラスから南西に延びるシナノキ(Lime)の並木道の両側にもコンテナが並んでいる。 何処までも楽しませるデザインだ。
2種類のサンダイアルが見られた。サンダイアルはそこにあるだけでガーデンの格を上げる。テラスガーデンの下の段にかなりの樹齢と思われる古木が並んでいる。 葉色の違いが面白い。
ショップでガーデン友達のためにティーコジーを、孫達に羊のマグネットを求める。

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Information
 Address  Fyvie, Turriff, Aberdeenshire, AB53 8JS
 Telephone  08444 932182
 Web Site  Fyvie Castle

オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。

「旅行記」もご覧ください。

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