Inchmahome Priory
湖に浮かぶ島の修道院がInchmahome小修道院だ。
(Inchmahomeのカタカナ表記が不能だ。スコットランドも北に上がるほどケルト語の影響で難しい読みが増えてくることだろう)
そのメンティース湖(Lake of Menteith)はスコットランドの唯一の"Lake"だという。(その他の数え切れないほどの湖の多くは"Loch"と呼ばれる)
パーキングに車を止める。桟橋前には既に7、8人の列ができている。ほどなく、沖にヒストリック・スコットランドのボートが見えてきた。
思ったより小さいので、全員乗れるだろうか心配したが、後から来た3人も含め全員乗れた。湖には雨にも拘らず、釣り人のボートが幾つもも浮かんでいる。
島に向けて出発、Port of Menteith村の教会とホテルが見える。この村には民家は数軒しかないと思われるが、ホテルの前の道は路上駐車の車で片側が塞がれていた。
余程流行っているレストランがあるのか、結婚式でも行われていたのかもしれない(写真下左から2枚目)。
島の桟橋の目の前が小修道院だ。受付をするのももどかしく入場する。1238年に設立され、その当時の建物が残っているのだという。実に美しい建物だ。
写真中央の真ん中のアーチがThe West Entrance、左手のタワーがThe Bell Towerだ。写真右から2枚目は身廊を西から見た図だ。東面(East Window 右側)の窓といい、
北面(左側)のアーチの遺構といい溜め息を吐きながら見惚れるばかりだ。写真右はThe Bell Towerへの入口だ。
East Windowの美しいフォルム、かつてはステンドグラスが嵌まっていたことだろう(写真下左)。写真下左から2枚目はThe Chapter Houseの前の回廊部分の遺構だと思われる。
石の壁にはピンクの花を付けた植物がはびこっているが、遺跡を傷つけないのだろうか、心配になる(写真下中)。
写真下右から2枚目がThe Chapter Houseの中にあった彫像(Effigy)だ。右側の二人の像はウォルター・スチュワート(Walter Stewart who died around 1295)伯爵と
メアリー夫人のものだというから既に700年を経ているのだろうか、随分新しい物に見えるのだが・・・。北面のアーチのすぐ先に湖が迫っている。美しい絵だ。
その湖にこちらに向かうヒストリック・スコットランドのボートが見える。あのボートに乗って帰ることにしよう。神秘のアビーを堪能した。
Address | Port of Menteith FK8 3RA |
Telephone | 01877 385294 |
Web Site | Inchmahome Priory |
オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは
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