チャッツワース Chatsworth
チャッツワースのラストアドミッションはハウスが16時30分、ガーデンは17時だ。
パーキングからチケット売り場へ行くと「ハウスを見るなら急いで」との声が掛かる。「ガーデン オンリー」が二人で£13、お安くないが入場者は続々だ。
さすがにデヴォンシャー公爵公爵(The Duke of Devonshire)のお屋敷だ。ダービシャーにあって何故デヴォンシャーなのかという問題はこの際おいておこう。
全ての建造物が重厚で圧倒される。写真下左の白い建物はこの壮麗さで温室(1st Duke's Greenhouse)なのだ。
残念ながら16世紀建造のマナー・ハウスの一部が修理中で白いテントで覆われている。
ハウスの周りは後にして先ずはカスケード(Cascade)に向かう。何と水が枯れているではないか(写真下右)。
このカスケードは丘の上の貯水池から暗渠をと通して導いているのだが、「貯水池が水不足のため時間を区切って送水している」と説明文が出ている。
今日の送水は終了したようだ。チャッツワース最大の呼び物だけに残念だ。
したがって、同じ貯水池からの水の落差で噴き上がる噴水(The Emperor fountain )も止まったままだ(写真下左)。90mも噴き上がる壮大さも楽しみにしていたのに、
入場料返せと言いたくなる。
ロックガーデン(Rockery)もスケールが違う。ガーデンと呼ぶより巨岩の小山だ。その高さは15mはあるだろう。頂上から見下ろした写真が下中2枚だ。
見下ろした池の畔で新婚カップルが記念写真を撮っている。野次馬根性で追いかけると2人は迷路(Maze)のゲートの下で向き合うポーズを取っていた(写真下右2枚)。
”結婚”と”迷路”意味深なキーワードではある。昼間は晴れていたのに曇り空となりカメラマンも苦労しているようだ。
チャッツワースのホームページに”このガーデンには"keep off the grass"の標識はない”と記されている。イギリスらしいポリシーだ。
広大なガーデンを彷徨い歩く。写真下左がマナー・ハウス前のボーダー、その右は迷路(Maze)の入り口。
写真下左はローズガーデン。建物やオーナメント、樹木に比べると主役のバラは少し寂しい。2枚目はロックガーデンからリングポンド(Ring Pond)
へのアプローチの生け垣と像。
ガーデンの至る所に彫刻(Sculptures)が置かれている。入場時にもらったパンフレットによればあのサザビーズ(sotheby's)の
"BeyondLimits"と銘打った展示販売のようだ。全部で26個展示されているらしいが、ピンと来るものは少ない。
写真下右は"Serpentine Hedge"の入り口に置かれた"Chloe's World"と題する作品だ。この像は”クロエ”だろうか。
右から2枚目は"Visitor 2"と題する作品だ。空から墜落して地面に突き刺さった巨人のように見える。
3段上の右から2枚目の写真でカスケードの中のカラフルな花のような彫刻は"Flowers That Bloom Tomorrow"と題する作品で
日本の”草間彌生”の制作のようだ。カスケードの中にこの作品は合わないように感じる。
Address | Chatsworth, Bakewell, Derbyshire DE45 1PP |
Telephone | 01246 565300 |
Web Site | Chatsworth |
オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは
Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。
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