2011年の旅 ピークディストリクト編

花花

第4日 9月17日(土) 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

今日の行程       Horsleygate Hall --- Chesterfield --- Monsal Head --- Lyme Park ---
                         Buxton --- Bakewell --- Chatsworth --- Horsleygate Hall
今日の走行距離     168km
今日の万歩計      20,200歩
出発時点の気温     11℃

ホースレイゲート・ホール  Horsleygate Hall

7時起床、昨夜からの雨がまだ少し残っているようだ。朝食は今日もフルイングリッシュをいただく。昨夜の同宿者は中学生と思われる可愛い少女と両親の家族連れだ。 父親がオーダーしたのは直径20cmのオーツケーキを2枚とスクランブルエッグだ。、私の苦手なオーツケーキにジャムやバターを塗って美味しそうに平らげている。
幸、雨も上がったようだが、足元が濡れているのでB&Bのガーデン散策は明日にする。パーキングの前の芝の中に丸太からチェーンソーで作ったらしい羊のベンチが置いてある。 素晴らしい作品だ。

Horsleygate Hall Horsleygate Hall Horsleygate Hall Horsleygate Hall

チェスターフィールド  Chesterfield

この時期にウェルドレッシングが開催されているもう一つの街がチェスターフィールドだ。井戸は"Place"と呼ばれる広場にあるらしい。 タウンホールの前の路上に駐車スペースを見つけ歩く。ポストオフィスで昨日のスタンホープ・ハウスへのお土産を送る。 500g足らずの小さな荷物が£5.9(約800円)は少々お高い。
用意した街の拡大地図を示して"Place"を尋ねるのだが、イギリス人は地図が読めない人が多い。3人目にしてようやく自信ある案内がもらえた。
広場は大規模なマーケットが開かれている。1204年から始まった由緒ある市場だ。月・金・土曜日に開催されるのだ。その数250という様々な店が並んでいる。 布地屋さんを見つけ手芸好きの長女へのお土産とする。布地屋の女店員に井戸の場所を尋ねると「それならこちらよ」と井戸の前まで案内してくれる。 井戸の前で品物を受け取り料金を払う。£3のお釣りを「ポンドのコインが無いの」と小銭30個くらいで返された。
この街のウェルドレッシングのテーマは4月に挙式されたウィリアム王子とケイトさんだ。真ん中にお二人の姿、左にイングランドの象徴ライオン、 右にスコットランドの象徴ユニコーンを配してある。なかなかの大作だ。
ハンドバッグが沢山並んだテントでお土産として2つのバッグも求める。支払いを済ませると女店員はマーケット脇のマークス&スペンサーを指さし 「良い買い物をしたわね。あそこの半値よ」と笑顔を見せる。そうであったと信じよう。
広場から少し東に歩くとこの街のもう一つの名物”ひねくれた塔(Twisted Spire)”と呼ばれる14世紀の教会の尖塔が見えてくる。 見事にねじれ、傾いている。その原因は尖塔の屋根に張った鉛が夏と冬の気温差で歪んだ為にねじれたのだという。
イギリス人のことだからこれにも面白い伝承がある。1つは教会で聖処女の結婚式が行われるのを知り尖塔がそれを見ようと屈んだためだといい、 他の一つは鍛冶屋が悪魔に諦鉄を打とうとしたところその痛みで飛び上がった魔女が尖塔を打ってしまったため歪んだという説だ。よく考え付くものだ。
テインバーハウスの商店街で子供服のお店を見つける。1歳の孫娘に似合いそうなニットのワンピースとこの夏にご出産されたミクトモのOさんの 男の子に小さなコートを選ぶ。

Chesterfield Chesterfield Chesterfield Chesterfield Chesterfield

モンサール・ヘッド  Monsal Head

次の訪問地ライム・パーク(Lyme Park)に向かう道程に気になるビューマークがある。モンサール・ヘッドだ。 少し回り道をして寄ってみる。
B6465を快適にドライブして行くと左手にパーキングが現れる。ホテルとカフェが1軒あり、道路脇に小さな展望スペースがある。 息をのむ素晴らしい光景だ。秋だというのに柔らかな緑の谷が広がる。静かにゆったりと流れるワイ川(River Wye)に架かる小さな石橋が遠くに見える(写真下左)。 左に目を転じると大きな落葉樹の木々の間にビアダクトが見える。1863年に出来たヘッドストン・ビアダクト(Headstone Viaduct)だ。 長さは90mというが、とても存在感を感じる。
展望スペースから左右にフットパスが伸びている"Monsal Trail"だ。パーキングの沢山の車は週末のウォーキングを楽しむ人のものだろう。 キャンプの装備をして出発する中学生の一団もいる。こうして小さい時から自然に馴染んで行くのだ。石橋にもビアダクトにも歩く人の姿が小さく見える。

Monsal Head Monsal Head Monsal Head Monsal Head

ライム・パーク  Lyme Park

ライム・パークの近くの ニュー・ミルズ(New Mills)の街にビアダクトがあるとの情報だが、そんなに寄り道ばかりはしていられない。
A6の入り口の門を潜り、大木が点在する壮大な芝生の敷地(中世からの"deer park"らしい。レンガ造りの立派な"Hunting Lodge"が見える)の中を走ること2kmでパーキングに到着する。 インフォメーション・センターで会員証を見せるとパンフレットを示して「"Timber Yard"を見てから"House"に行きなさい」と言う。 我々はGarden Onlyで良いのだが、有無を言わせぬ案内に仕方なく従ってみたが、さほどの興味も抱けずハウスに向かう。
ハウスは600年の歴史を持つという。例により栄枯盛衰の後、1946年にナショナルトラストに寄贈されたものだ。 現在のハウスは16世紀後半もので18世紀、19世紀に改造されている。写真の通り3階建で各階15の窓は見られる壮大なものだ。 58m×40mのロの字型をしておりチェシャー(Cheshire)で最も大きなものだという。 写真下左2枚が北面ゲートから、右2枚が南面ガーデンからの撮影したものだ。それぞれ中央屋上には豪壮な装飾がなされている。

Lyme Park Lyme Park Lyme Park Lyme Park

ハウスの西面から回り込むと一段下がった所にフォーマルガーデンが現れる。1860年に造られたというオランダ式ガーデン(Sunken Dutch Garden)だ(写真下左2枚)。 中央の噴水のある池を配し、周囲は柘植で対照的・幾何学的模様が描かれその中に草花を植栽した装飾花壇(Parterre)だ。4ヶ所に天使の像も置かれている。

Lyme Park Lyme Park Lyme Park Lyme Park

ハウスの南面はローンが広がりその先に湖がある。湖を取り巻く散策路を歩く。ハウスが水に映る姿が美しい(写真下左)。 ハウスの東側にも瀟洒な建物が現れた。どうやらオランジェリーらしい(Orangery 写真下左から2枚目)。
その南面にもフォーマルガーデンが広がっていて、気持ちは先を急くが、、その前に東側の木々の間にボーダーガーデンが見えるではないか。 左右に厚く高く伸びるボーダーだ。手前はビビットな植栽から奥に行くに従って静かな白と青を基調の植栽に変わる(写真上右2枚)。

Lyme Park Lyme Park Lyme Park Lyme Park

元に戻りハウスとオランジェリーが見下ろせる位置にあるベンチで一休みする。朝は寒く感じたが、陽が出て来て爽やかなお天気だ。 私達のイギリス旅行必携品に”お〜いお茶”のペットボトルがある。毎朝これに”お〜いお茶”のティーバッグで入れたお茶を入れて持ち歩くのだ。 ミネラルウォーターでは味気ないし、こちらのジュース類は甘すぎるからだ。そのお茶など飲んで美しい景色を眺めていると眠気を催す。 こんなのんびりした時間も今年の旅のテーマだ。
オランジェリー前とハウス横のフォーマルはビビットな草花とシックなブッシュの対比が素敵だ(写真上右2枚)。 草花の植え込みの真ん中の銅葉色はペンステモンだ。日本ではなかなか手に入らない。

Lyme Park Lyme Park Lyme Park Lyme Park

ローズガーデンに入った途端に土砂降りになった。階段の上のテラス(写真上右)で雨宿りをする。 後から駆け込んできた5人連れのファミリーがクッキーを出して食べ始めた。こちらにも「一ついかが」と進めてくれる。ありがたく頂戴する。
こちらの人はまだ降っていても小降りになるとさっさと動き始める。間もなく晴れることが分かるのだろう。 土砂降りの間どこかに避難していた人達がガーデンに出てきた。我々も見習って小雨の中行動再開。 ローズガーデンもキッチリ整った整形式だ(写真上右3枚)。秋バラが見事に咲いている。

Lyme Park Lyme Park Lyme Park Lyme Park Lyme Park

オランジェリーの中は熱帯性の植物が伸びやかに育っている。かといって、乱雑さはない。見事にコントロールされている。 床のタイルや排水口にも驚かされる。ガーデンを屋外の部屋(Outdoor Room)とする考え方が良く分かる。
イングリッシュガーデンに欠かせないモニュメントのサンダイアルもハウス横のフォーマルガーデンで見つけた(写真下右)。

Lyme Park Lyme Park Lyme Park Lyme Park Lyme Park

バクストン  Buxton

次に訪ねるのはバクストンだが、ナビ子ちゃんに従えばA6を行くことになるだろうが、 それでは面白くない。地図を眺めるとMacclesfieldの近くのA537から少しローカルロードに入るとビューポイントがある。 この地点をナビ子ちゃんに指示して遠回りする。ピークディストリクトの緑濃い丘の景色を満喫のドライブだ。
バクストンは8年前の訪問でとても良い印象が残っている。スパが出たことから古代ローマ時代から保養地として栄えたという割にはしっとりした良い街だ。 パビリオン・ガーデン(Pavilion Gardens)のパーキングに車を止め歩く。空に雲は多いが良く晴れて心地よい散策だ。間もなく八角形のパビリオン(The Octagon)が現れる。 1871年に造られた総ガラス張りの建物だ。一部は温水プールで親子連れが水泳を楽しんでいる姿が見える。 八角形のドーム状のコンサバトリー(Conservatory 写真下左)から右方向に温室の回廊が巡る。熱帯性の植物がむせるように茂っている。

Buxton Buxton Buxton Buxton

そして回廊の出口(写真下左)の隣がオペラハウス(Opera House 写真下左から2枚目)だ。こちらは1903年の建築だ。
少し坂を上がって行くとクレッセント(Crescent 写真下右から2枚目)に出合う。スパ保養客のホテルとして1780年から88年に掛けて造られたものだ。 南東向きのほぼ半円形でどの部屋も日当たりの良さそうな設計だ。
クレッセントの向かいに"The Punp"Room"があり、その隣が"St Ann's well"がある(写真下右)。8年前に来た時はポリタンクを持った人が行列をなしていたが、 今日は誰もいない。そうなるとありがた味が減ってしまうが、湧き出る温かな水はコクがあり美味しい。8年前に面白いおばちゃんに声を掛けられたことを思い出す。

Buxton Buxton Buxton Buxton

St Ann's wellの後方に広がるローンの丘が"The Slopes"だ。そのトップに戦争記念碑(War Memorial)が立っている(写真下右)。 1920年とあるから第一次大戦の戦没者を慰霊するものだろう。このニンフ像の穏やかな顔が好きだ。
見下ろすクレッセントの前の建物がThe Punp"Room、後方のドームが"University of Derby Buxton College"だ(写真下右)。 その後方の山々はオータムカラーが始まっている。
パーキングへの帰りはパビリオン・ガーデンのグランドを歩く。グランドを横断する川はモンサール・ヘッドで見たワイ川に繋がっている。 沢山の家族連れがピクニックを楽しんでいる(写真下中2枚)。

Buxton Buxton Buxton Buxton

ベイクウェル  Bakewell

ベイクウェルは古くからマーケットタウンとして栄えた街だが、 むしろベイクウェル・プディング(Bakewell Puding)の名で知られているだろう。ベイクウェル・プディングの起源の定説は1860年代に 現在のラトランド ・アームズ ・ホテル(Rutland Arms Hotel)のコックがレシピを間違えて作ってしまった物が意外に評判が良く定着したというものだ。 にもかかわらず、この街には元祖を名乗る3軒の店があるのだという。そしてシーズンには週に12,000個のプディングが売れるのだという。
03年にはラトランド ・アームズ ・ホテルでいただいたので、今回は元祖を名乗る1軒でいただくことにする。 街中のパーキングに止め通りに出るとプディングの店が見つかる(写真下左)。ここが目的の店だったのだが、勘違いして街を歩き回ることになる。 この街も美しい街だ。街角の花壇の植え込みは英国在郷軍人会(Royal British Legion Women's Section)の90周年を記念したもののようだ(写真下左から2枚目)。 花で溢れる公園(写真下右から2枚目)の後の右側の建物がラトランド ・アームズ ・ホテルだ。 この街のランドマークの教会(Bakewell Church)も美しい姿を見せる(写真下右)。

Bakewell Bakewell Bakewell Bakewell

間違いに気づいて戻ってきたのがThe Old Original Pudding"だ。 ほぼ満席だが、待つことなく席が取れる。ベイクウェル・プディングとベイクウェル・タルトをオーダーする。飲み物は勿論ミルクティーだ。 2人でシェアーしていただく。プディングが美味しい。感動ものだ。8年前のラトランド ・アームズよりずっと美味しい。 それに引き換え、タルトは何の変哲もない。こんなことならプディングを2つオーダーすれば良かった。ともあれ大満足といえよう。
この街のもう一つの目的は8年前と同じシングルモルトの店だ。空港のセキュリティーチェックが厳しくなってスコッチを求めても持ち帰れなくなって、 スコッチを求める楽しみが無くなってしまったが、今回は15泊なので成田で求めたバランタインだけではナイトキャップが足りなくなるのでここで求めておくのだ。 その店はThe Wee Dram"という小さなショップだが、品揃え満点なのだ。
店に入ると5人ほどのむくつけき若者が試飲をしている。かなり出来上がっているようなムードでちょっと怖い気持ちになる。 店員にアドバイスを貰う会話力はないから、棚に並んだ数多くの中から熟成年数とボトルの形状などから好みのスコッチを探す。 マッカランの18年のボトルが手招きをしている。値段を聞くと£93だという。ちょっとお高いが、VAT込みだから仕方なかろう。 ここは気持ち良く求めておこう。この先の旅の夜が楽しみだ。
この時点で16時20分。残念ながら訪問予定のハドン・ホール(Haddon Hall)のラストアドミッション時間は過ぎてしまった。

Bakewell Bakewell Bakewell Bakewell

チャッツワース  Chatsworth

チャッツワースのラストアドミッションはハウスが16時30分、ガーデンは17時だ。 パーキングからチケット売り場へ行くと「ハウスを見るなら急いで」との声が掛かる。「ガーデン オンリー」が二人で£13、お安くないが入場者は続々だ。
さすがにデヴォンシャー公爵公爵(The Duke of Devonshire)のお屋敷だ。ダービシャーにあって何故デヴォンシャーなのかという問題はこの際おいておこう。 全ての建造物が重厚で圧倒される。写真下左の白い建物はこの壮麗さで温室(1st Duke's Greenhouse)なのだ。 残念ながら16世紀建造のマナー・ハウスの一部が修理中で白いテントで覆われている。

Chatsworth Chatsworth Chatsworth Chatsworth

ハウスの周りは後にして先ずはカスケード(Cascade)に向かう。何と水が枯れているではないか(写真下右)。 このカスケードは丘の上の貯水池から暗渠をと通して導いているのだが、「貯水池が水不足のため時間を区切って送水している」と説明文が出ている。 今日の送水は終了したようだ。チャッツワース最大の呼び物だけに残念だ。
したがって、同じ貯水池からの水の落差で噴き上がる噴水(The Emperor fountain )も止まったままだ(写真下左)。90mも噴き上がる壮大さも楽しみにしていたのに、 入場料返せと言いたくなる。

Chatsworth Chatsworth Chatsworth Chatsworth

ロックガーデン(Rockery)もスケールが違う。ガーデンと呼ぶより巨岩の小山だ。その高さは15mはあるだろう。頂上から見下ろした写真が下中2枚だ。

Chatsworth Chatsworth Chatsworth Chatsworth

見下ろした池の畔で新婚カップルが記念写真を撮っている。野次馬根性で追いかけると2人は迷路(Maze)のゲートの下で向き合うポーズを取っていた(写真下右2枚)。 ”結婚”と”迷路”意味深なキーワードではある。昼間は晴れていたのに曇り空となりカメラマンも苦労しているようだ。
チャッツワースのホームページに”このガーデンには"keep off the grass"の標識はない”と記されている。イギリスらしいポリシーだ。 広大なガーデンを彷徨い歩く。写真下左がマナー・ハウス前のボーダー、その右は迷路(Maze)の入り口。

Chatsworth Chatsworth Chatsworth Chatsworth

写真下左はローズガーデン。建物やオーナメント、樹木に比べると主役のバラは少し寂しい。2枚目はロックガーデンからリングポンド(Ring Pond) へのアプローチの生け垣と像。
ガーデンの至る所に彫刻(Sculptures)が置かれている。入場時にもらったパンフレットによればあのサザビーズ(sotheby's)の "BeyondLimits"と銘打った展示販売のようだ。全部で26個展示されているらしいが、ピンと来るものは少ない。
写真下右は"Serpentine Hedge"の入り口に置かれた"Chloe's World"と題する作品だ。この像は”クロエ”だろうか。
右から2枚目は"Visitor 2"と題する作品だ。空から墜落して地面に突き刺さった巨人のように見える。
3段上の右から2枚目の写真でカスケードの中のカラフルな花のような彫刻は"Flowers That Bloom Tomorrow"と題する作品で 日本の”草間彌生”の制作のようだ。カスケードの中にこの作品は合わないように感じる。

Chatsworth Chatsworth Chatsworth Chatsworth

パブ・ピーコック  The Peacock

今夜のディナーをどこにしようか? 律儀に3日続けてピーコックに通うこともなかろうとマーガレットに他にお薦めはないか聞くと 「ピーコックで何かお気召さないことがあったの?」と心配顔だ。「いや、そんなことはないけれど雰囲気を変えてみたい」というと、 ホストのロバート(Robert 今日は週末だから在宅だ)と相談してホルムズフィールド(Holmesfield)の"The Angel"というパブを紹介してくれた。 「今日は私達も外食するから玄関のカギを忘れずに持って出てね。じゃー楽しいディナーを」と送りだされる。 ところが、"The Angel"は満席で断られる。さてどうしようと迷う間もなく向かい側に"George & Dragon"というインを見つけ入ると ここも満席だという。仕方なくB6054を東に走ってみるともう1軒のパブが見つかる。しかし、ここは今夜は食事は出せないと言う。
こうなったら頼みはピーコックだ。時刻も既に20時に近い”ピーコックも満席だったら今日は食事無し”とまで覚悟してドアーを開けると 例のウェートレスが笑顔で「今年も3日続けて来てくれたのね」と大歓迎だ。ここまでの顛末などおくびにも出さず先ずはエールビールをオーダーする。
食事のオーダーは昨夜スターターとして取った ・ Crab Cakes が美味しかったののでメインとして取る。Crab Cakesが2つ盛られているのだ。
他に ・ Prawn & Salmon Cocktail と ・ Chicken & Honey Pate をオーダーし、シェアーしていただく。 グラスでいただいた白・赤のワインが食事とマッチしてピークディストリクトの最後の晩餐は無事飢えることなく楽しく進む。

Peacock Peacock Peacock

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