私たちが泊まったB&B・Hotelの紹介

花花

Southcliff Guest House

Information
 Hosts  Sue & Andy North
 Address  34 Lee Road, Lynton Devon EX35 6BS
 Telephone   01598 753 328
 E−Mail  info:@southcliffe.co.uk
 Web Site  Southcliff Guest House
 More Information  -


2009年6月4日(木)〜6月7日(日) 3泊  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

5日(金)

Southcliffe Guest House

Southcliffe Guest Houseでの最初の朝食は8時30分スタートだ。
ダイニングに行くと1組のカップルがいた。挨拶をするとご婦人が「日本人かと」訊ねてくる。 彼らはドイツから来たご夫妻のようだ。奥さんが良くお喋りするのと逆に静かな旦那だと思っていたら、 奥さんが「この人はドイツ語しか喋らないのよ」とネタ明かしをしている。我が家と同じだ。
次に入ってきたカップルはイギリス人夫婦のようだ。ドイツ人夫婦とは既に顔見知りのようでお喋りはそちらに移った。 ようやくゆっくりフルイングリッシュを楽しめる。ボリュームタップリで、ソーセージもベーコンもマッシュルームも ジューシーで美味しい。

Southcliffe Guest House

その内に6席のテーブルが埋まってしまう。少し狭いダイニングは話が飛び交い喧しいくらいだが、アットホームな感じが良い。
ここはホストのAndyが調理をし、ホステスのSueがサービスを担当している。依頼すれば夕食も準備してくれるというので、 今夜のディナーをお願いすると、朝の内にメニューを選んでほしいということで、3コースのスターターとメインを選ぶ。 デザートは食事が終ってから決めれば良いとのことだ。
朝食のメニューも豊富だし、フルイングリッシュの美味しさからして、ディナーも期待できそうだ。

ディナーのために着替え、バルコニーに出てのんびりと素敵な街並みを眺める。わざわざ"BALCONY ROOM"を予約したのだから 利用しなければ。私達の旅はいつも”かっとび急ぎ旅”で朝食が終ればすぐ出発、夕方帰れば直ぐディナーに出掛ける、だから、 折角のfacilitiesも利用しないままで終ってしまうことが多いのだ。と、反省しているようで、そうでもない。
スターターはCountry PateとGreek Saladだ。Country Pateは鳥のレバーとセージのパテをfruit chutneyでいただく。 タップリの野菜とトーストが付いてきた。Greek SaladはGreek Feta cheeseとブラックオリーブとご覧の野菜とロールパンだ。 とても前菜の量ではない。

Southcliffe Guest House Southcliffe Guest House Southcliffe Guest House Southcliffe Guest House

メインはLamb ShankとChicken Dijonnaiseだ。Lamb Shankはラムのすね肉をローストしてmint gravyで煮込んである。 Chicken DijonnaiseはチキンのDijon mustard sauceだ。付け合せはポテトの茹でたものと揚げたもの、温野菜だ(写真上右)。
どれも極めて満足だ。ただ、ボリューム満点だから、付け合せにはほとんど手が出せない。 茹でたNew Potatoはとても美味しいのに残念だ。
デザートはRaspberry Creme BruleeとIce Creamにした。Creme Bruleeの器の大きいこと、嬉しくなる。 Ice Creamはクロテッドクリームを使ったアイスクリームで果物とフルーツピューレが付いている。 クロテッドのコクとフルーツの香が素晴らしい。
朝おしゃべりしたドイツ人ご夫妻ともう1カップルの3組が一緒だ。ドイツ人の奥さんは相変わらずお喋りだし、 ワインの飲みっぷりも良い。楽しいディナーとなった。

Southcliffe Guest House Southcliffe Guest House Southcliffe Guest House Southcliffe Guest House

6日(土)

Southcliffe Guest House

ダイニングに一番乗りして窓際の特等席に座る。フルーツにヨーグルト、オレンジジュースでフルイングリッシュを待つ。 カリカリ三角トーストにミルクティーもしっかりいただく。旅の疲れはあるが、食欲は衰えを知らない。
食事を終ってロビーのゲストブックの隣に"Rick Stein Seafood Restaurant"と書かれたメモがある。「この街にもこのレストランが あるのか?」と聞いてみると、パドストウのレストランだと言う。「3日前に行ってきた」と伝えると、さすがはシェフのAndyだ 「どうだった?」との質問だ。「昨晩のディナーほどではなかった」というと、「そんなー」と言いながらも まんざらでもない顔だ。
「ところで今夜のディナーはどこにする?」と言うので「今夜もここで食べたい」と言うと「土・日はディナーは出せない」 とのことだ。「今夜はこの旅の最後のディナーなので良いレストランを紹介して欲しい」と伝え、 帰るまでに予約を取っておいてくれるようお願いする。

7日(日)

Southcliffe Guest House

とうとう今年の旅も最後の朝だ。この旅で7度目のフル・イングリッシュ・ブレックファーストをいただく。 ベイクドビーンズは除き、卵はスクランブルにしてもらう。
サマセット・ モームをして「イギリスでおいしい食事にありつこうと思ったら、朝食を3度食べることだ」と言わしめた フル・イングリッシュだ。7度位で厭きようはずがない。05年には29泊の内、26食をフル・イングリッシュにしたことがあるのだ。
そんな風に揶揄されてきたイギリスの食事だが、今は事情が異なる。パブでもレストランでもとても美味しくなった。 ただ、量の多いのには閉口するが・・・。

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 Where to Eat  Crown Hotel

B&Bのお薦めのパブを20時に予約してもらう。リゾート地の夜は早いのか通りの人でもパブの客の数も少ない。
先ずはビールでカンパイ。前菜はプラウン・カクテルとパルマハムをオーダー。プラウンが大きなジョッキで出てきた。 こんな出し方は初めてだ。パルマハムにはパルミジャーノがタップリ。付け合せの野菜もトマト、オニオン、パプリカ、葉物が タップリだ。どちらもなかないける。

Crown Hotel Crown Hotel Crown Hotel Crown Hotel

メインはシーフード・ペンネとビーフステーキにする。ペンネの量が尋常ではない。ステーキも10オンスと15オンスがあったが、 10オンスにしておいて良かった。300gのお肉にこのチップスの量なのだから。イギリス人の胃袋恐るべしだ。 とはいえ、ワインもオーダーしてほぼ平らげた。さすがにデザートまでは手が出ない。
山の上に明るい月が出た。腹ごなしにメインストリートのLee Roadを散策する。

Crown Hotel Crown Hotel Crown Hotel Crown Hotel

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 Where to Eat  ON THE STEP

AndyとSueが私達の09年の旅最後の晩餐のために予約してくれたのは"ON THE STEP"だ。 Andyが地図で説明してくれるが、昨夜の散策で店の前を通ったので直ぐに分かった。名前のまんま、階段の脇にある店だ。 店構えも調度も質素な店だが、客の入りが良い。満席なのに次々に客が訪れ、断られて帰って行く。何だか良い気分だ。
オーダーはスターターのメニューに"River Yealm Oyster with shallot vinegar"を見つけ、迷わずチョイスする。 River Yealmはこの旅の初めに訪れたPlymouthの近くに注ぐ川だ。当地ではお目に掛かれず、ここで出合うとはご縁を感じる。
スターターのもう一品は"Goats cheese salad with sesame seeda, local leafs and a balsamic dressings"だ。
メインの1つは"8oz sirloin Steak (Brightly farm, Umberleigh)baby vegetables, triple cooked chips, beetroot puree and deep fried courgette flower"をオーダーする。Umberleighはローズムーア・ガーデンに程近い村だ。地産地消だ。
もう1つのメインは"Wild line caught Turbot fillet(Ilfracombe)cooked 3 ways, pea and white truffle puree,triple cooked chips and homemade tartar sauce"だ。いずれも恐ろしく長い名前の料理を選んだ。 こんなに長いメニューを記せるのは、メニューを借りてメモしていたら、マネージャーが新品のメニューをくれたからだ。
何時ものことだが、どんな料理が出てくるのかは決して自信があるわけではない。 幾つかのキーワードを頼りに何となくイメージしているだけだ。
結果として今宵は良い選択をしたようだ。エールビールに始まり、赤ワインで締める。全てを美味しくいただいた。 チップもはずんで心地良い帰り道は雨も上がっていた。楽しかった旅も明日で終わりだ。様々な出来事を思い返しながら眠りに就く。

ON THE STEP ON THE STEP ON THE STEP ON THE STEP ON THE STEP


詳細は Web Site などでご確認ください。

「旅行記」もご覧ください。

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