私たちが泊まったB&B・Hotelの紹介

花花

St Petroc's Hotel

Information
 Hosts  -
 Address  New Street, Padstow, Cornwall TR26 2DE
 Telephone   01841 532 700
 E−Mail  reservations@rickstein.com
 Web Site  St Petroc's Hotel
 More Information  -


2009年6月3日(水)〜6月4日(木) 1泊  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

3日(水)
この旅のメイン・イベントの一つがこのThe Seafood Restaurantでのディナーだ。
情報収集の中で”今、イギリスで最もポピュラーなシェフが経営するレストラン”を見つけた。そのシェフの名は リック・スタイン(Rick Stein)といい、
BBC始め何本ものテレビに出演し、料理本も沢山著していて、シーフードでは第一人者なのだという。
そして、彼の店はロンドンではなく、魚の豊富なコーンウォールのパドストウ(Padstow)にあるのだ。嬉しい話だ。
しかも、4つのレストランとデリカテッセン、ケーキ店、料理学校に加え6つの宿泊施設に40のベッドルームを 持っており、Padstowは今や"Steinville"とも"Padstein"とも呼ばれるそうだ。
この情報を得ては外せない。コーンウォール・エリア3泊の内、1泊をここに決めたのだ。 (本当は連泊が好ましいのだが、美味しいものには弱い・・・)
パドストウの街までは順調に着いたが、この港町の路地は狭く一方通行が多い。今宵の宿Rick Stein’s Cafeが見つからない。 The Seafood Restaurantも料理学校も見つかったのだが、宿は辺りを3巡しても分からない。The Seafood Restaurantで 訊ねると、迎えに来てくれるという。待つこと暫し、若い女性が迎えに来てくれる。レストランの直ぐ裏のパーキングに車を止め、 歩いて直ぐのSt Petroc’s Hotelに案内される。事情があって予約したRick Stein’s CafeでなくSt Petroc’s Hotelに 部屋を用意したと言う。40のベッドルームの内、唯一100ポンドを切る一番安い部屋を予約したのだが、 このホテルは最低でも1.5倍はするはずだ。しかし、込み入った交渉をする会話力もないし、おたおたすることもないと 了解する。(翌朝のチェックアウトで確認したら、Rick Stein’s Cafeの料金になっていた。)
シャワーを浴び、お洒落をしてレストランに向かう。予約の19時30分ジャストだ。

The Seafood Restaurant The Seafood Restaurant The Seafood Restaurant The Seafood Restaurant The Seafood Restaurant The Seafood Restaurant

The Seafood Restaurant

The Seafood Restaurantは港の直ぐ脇に構えている。先程宿を訊ねた女性に笑顔で迎えられ、席に通される。 グラス・シャンパンをいただきメニューを検討する。ホームページからSample Menuをプリントアウトして勉強もして来た。 しかし、Tasting Menuという6品もいただけるコースメニューがあり、これも候補の一つだった。 迷った末、折角ここでの食事を楽しみにしてきたのだから、少し値は張るがTasting Menuを楽しむことにする。
店は満員盛況だ。お客さんは皆きちんと着飾って会話を楽しんでいる。客の数が多いし、テーブル間が狭いので 賑やかだ。随分待たされた後、先ずはメニュー外のアミューズが出てきた。
写真を撮ろうとカメラを取り出して構えると、バッテリー切れだ。常に持ち歩くリュックの中に予備をいれてあるのだが、 今日はスーツを着たのでリュックは似合わないと考え、部屋に置いてきたのだ。アミューズは小さなスプーンに乗った可愛い一品だ。 味は濃厚で複雑だ。とても美味しくいただく。メニューの最初の料理”ファルマス産ホタテ貝のカルパッチョ  しょうがとキュウリのピクルス添え”をいただいたところで、部屋に予備のバッテリーを取りに行く。 (したがって、この2品の写真は残念ながらないのだ。) ワインも少し弾んで上等な白をオーダーする。

The Seafood Restaurant

メニューの2品目は”シーバスの焼き物 ソース・ヴィエルジュ” ソース・ヴィエルジュは写真の通り オリーブ油、レモン、トマト、バジルからなるソースだ。これがsearしすぎて少し焦げ臭い。
次は”ロブスター、アボカド、インゲン、フォアグラのスペシャル・サラダ” ロブスターもフォアグラもとても美味しい。
4品目は”カニとしょうがとコリアンダームール貝のスープ 澄んだ東洋風味のブイヨン添え” コリアンダーや 東洋風味のブイヨンの香が口に合わない。カニが勿体無い。
口直しのシャーベットの後はいよいよメイン料理だ。”ヒラメの蒸し物 夏のフレッシュ・トリュフ、ポテトの細切り、 マッシュルーム、トリュフオイル添え” これが味がはっきりしない。全体に味付けが薄いのだ。 テーブルに塩が出ていれば掛けたいくらいだ。
デザートは”イチゴとホイップクリームのメレンゲケーキ ブドウシロップ” これは心配したほど甘くなく美味しい。
最後に”コーヒー”でお仕舞いだ。お腹一杯なのに"Petit fours"のチョコとクッキーが4つ添えられている。 これは明日のランチ代わりにしよう。
総評 人気のレストランに大いに期待してきたのだが、今日のこのコースは少し私の口には合わなかったようだ。 シーフードのお店に来て、フォアグラが一番美味しかったと言ったら叱られそうだ。
人気店の活況の中での3時間のディナーで火照った体を夜の埠頭の散策で醒ましホテルに帰る。

4日(木)
心地良い目覚めだ。ダイニングの開くのを待って一番乗りする。今日も良い天気に恵まれた。東向きの窓から朝日が射し込む 明るいダイニングで、オレンジジュースとフレッシュフルーツにヨーグルトをいただきながらメニューを見ると、 さすがにシーフードを名乗るだけのことはある。朝食からシーフード・メニューが揃っている。
キッパーとスモークサーモンをオーダーしシェアする。朝から白ワインが欲しくなるメニューだ。 ウインドーボックスの草花が陽に透かされ輝いている。今日でコーンウォールともお別れだ。

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 Where to Eat  -

詳細は Web Site などでご確認ください。

「旅行記」もご覧ください。

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