私たちが泊まったB&B・Hotelの紹介

花花

The Old Barn

Information
 Hosts  Christine Fyffe
 Address  Pandy Llangollen LL20 7PD
 Telephone  01691 718240
 E-Mail  christinefyffe@hotmail.com
 Web Site  06年9月現在 HP閉鎖
 More Information  The AA 5 Diamonds


2005年6月23・24日(木・金)2泊  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

ChesterとLlangollenを訪れるのに都合の良い”大きな街を外した宿”として上がった幾つかの候補の中から絞った B&Bなのだが、ちょっと外しすぎたか?のどかな山道が寂しい山道に変わって心細くなった頃現れた。しかし、選定の目に 狂いはなかった。大きな部屋に白を基調に清潔感溢れる調度が置かれている。ベッドは特大だ。元気の溢れそうなホステスの Christineは「私はパーフェクトが好きなの。必要なものは何でも言って。」と宣言している。
お言葉に甘えて洗濯機を借りたいと申し出ると、待っていましたとばかりに”お客様専用洗濯機。乾燥機”を用意してあると 言い、玄関脇の小部屋に案内してくれた。洗剤も柔軟剤も用意してある。今日は他に泊り客はいないと言うので、 食事に出ている間に洗濯を済ませることにした。
食事から帰り洗濯物を乾燥機に移して庭の散策をする。裏山の斜面を切り開いて造ったばかりのようだ。植木が若い。 植栽も工夫され種類も豊富だ。この庭に懐かしい”ハエ捕り紙"がぶら下がっていた。イギリスで今尚?と思ったが、 その後もう1ヶ所でもお目に掛かった。

The Old Barn The Old Barn The Old Barn

清潔でゆったりした室内だ。本当に気持ちの良い二晩を過ごした。

The Old Barn The Old Barn The Old Barn

外は雨だが、キッチンからはBGMに合わせてハミングするChristineの明るい声が聞こえる。吹き抜けの2階まで声が届く。
ダイニングも大きな掃き出し窓があり明るい。調度はアンティークで揃えてあり、しっとりと落ち着いた雰囲気だ。 それを伝えると、3年前ご主人のリタイアを機に長年の夢だったB&Bを開くためにこの地に移ってきたこと、その時に 貯金を全て費やして揃えた自慢の調度であることなど陽気に話してくれる。
ジュースはフレッシュ、フルーツはフレッシュとシロップ漬けが用意されている。ホームメイドのヨーグルトと一緒にいただく。 フルウェリッシュもボリュームたっぷりだ。トーストのほかにゴマ入りポテトスコーンなるものが出た。 パンもジャムもホームメイドだ。たっぷりのミルクティーと共にいただく。
食後はChristineが家の中を案内すると言う。贅沢な間取りだ。事務室らしき部屋に、立派な日本人形が飾られている。 彼女のおばあさんが日本に旅行した時のお土産だと言う。人形の名前を藤娘=wisteria daughterなどと教えてきたが、 正しいのだろうか?

The Old Barn The Old Barn The Old Barn The Old Barn The Old Barn

今日の朝食はChristineが先週お母さんのところに遊びに帰っていただいてきた自慢のキッパーを勧められる。 私は先日経験済みなので、妻がいただいた。自慢するだけに私がいただいたものより肉厚で大きく油も乗っているようだ。 イギリス人は普通これを2枚食すという。1枚にしておく。私は今日もフルウェリッシュをいただく。いつもながら満腹・満足だ。
ゲストブックにコメントを入れ、玄関前の植え込みで写真を撮りお別れを言いに行くと、ちょっと待ってね! と奥に行ってしまった。しばらくしてご主人と共に現れ、ラヴェンダーの小さな花束を作って来てくれた。 Christineのパーフェクトなサービスに感謝しスタートだ。このラヴェンダーは旅の終わりまで、車内に芳香を放ってくれた。

The Old Barn The Old Barn The Old Barn The Old Barn The Old Barn


Information
 Where to Eat  The Hand

何とThe Old BarnからB4500を更に奥には入って行き、B4500の終点の村Llanarmonにあった。
Christineが長年の夢であったB&Bwを3年前ここにオープンし、The Handが2年前に現オーナーに代わって以来、 お互いに協力し合ってやってきているとのことだ。
店のパーキングは満杯で道路にも車が溢れている。何とかスペースを見つけ店に入ると、Christineから電話が入っていたらしく、 オーナーが来てゆっくり楽しんでくれと言う。エールビールとGrilled gammon and 2 fried eggsと白身魚のソテー (であったと思うが食べた本人に記憶なし)をオーダーする。チップスもたっぷりでホコホコしておいしい。 ビールにもワインにも良く合う。ゆっくり楽しみ、オーナーに明日も来る旨伝え店を出る。 食後は村を散策。例によって民家のお庭拝見だ。どの家も本当に綺麗に飾ってある。心が温かくなる。

The Hand The Hand The Hand The Hand The Hand

Chesterを出て間もなく、再び雨が落ちてきた。B&Bを素通りして、直接The Handに着いたのは20時を優に過ぎていた。 昨夜に増して車も多いし、庭には白いテントが張られ、雨の中でバーベキューをしている。店に入ると人でごった返している。 何かの団体の貸切かとも思える。カウンターの中にオーナーを見つけ聞いてみた。今日は開店2周年記念でバーベキューは サービスだから自由に食べてくれと言う。取りあえずビールを頼んだら、これもサービスだと言う。 サービスと言っても2度目の来店の旅行者が甘えるわけにもいかないだろうと、席を探しウェートレスにメニューを頼んだが、 どうも上手く話が通じていない。しばらくしてやって来た若者の回りくどい説明によれば、今日はレギュラーメニューは 出来ないらしい。となれば遠慮なくバーベキューをいただこう。雨の中をテントまで走り列に並ぶ。 香ばしい匂いと煙に腹の虫がなる。ビーフ、マトン、チキン、バーグ、ソーセージと並んでいる。コーンはどうだ、 ジャケットポテトもあるぞ。と薦めてくれる。生野菜はセルフサービスだ。少し遠慮目にいただいて席に戻ろうとすると、 声を掛けてくる人がいる。昨夜ここで会い、昼にボート乗り場で会ったご夫婦だ。これで3度目、ここの泊り客だったのだ。 空腹には勝てない。話もそこそこに席に戻り、肉にかじりつく。おっと、写真を忘れた。上手く誤魔化してあるが、 元はもう1枚肉があったのだ。人込みの中を泳ぐようにしてワインをいただいてきて楽しむ(こちらは有料)。
ラッキーで賑やかなディナーを楽しませてもらって店を出たら、イギリスの遅い夕陽もすでに沈んでいた。

The Hand The Hand The Hand


詳細はWeb Siteなどでご確認ください。

「旅行記」もご覧ください。

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