Llangollen 2005年6月24日 訪問 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
Canal Boat Tripsの情報を知ったときには、飛び上がるほどに嬉しかった。余り知られていない予期せぬ情報だったからだ。
Llangollen BridgeからA452を横切り、少し左に行った路地の階段を10mばかり上がると、そこがLlangollen Wharf だ。
ショップ兼チケット売り場で予約の旨伝えると"Trip A"の予約だが"Trip C"に変更だと言う。往きがCanal Boatで帰りがバスの
予約が逆になっただけだから問題なし。見晴らしの良いテラスのティーガーデンもあるが、そこまでの時間はない。
この運河The Llangollen Canalはイギリスで最も人気のある美しい運河と言われる。LlangollenからNantwichの北で
Shropshire Union Canalに合流するまでの41マイルの運河だ。ウェールズの水をイングランドに供給する目的で作られた
ものらしい。2つのAqueduct、2つのTunnelそして、42のlockがあるらしい。我々の旅はこの内の最初の数マイルを
辿るものだが、最も人気のPontcysyllte Aqueductを渡る旅だ。
バスがやって来て出発。乗客は20人足らずだ。(これなら慌てて予約することもないか。)Froncysyllteの乗り場から
Canal Boatに乗り込む(写真上中)。隣は船頭と売店の女性
個人所有のボートには綺麗に花を飾り立てたものもある。本当に花好きな人が多いのだ。
この乗り合いのボートも窓も壁も天井も磨き上げられピカピカ光っている。清潔で気持ちが良い。ボートは歩く速度よりも
ゆっくり・のんびり進む。
出発して間もなく、お目当てのPontcysyllte Aqueductに差し掛かる。水路の幅は狭いので鉄製の壁とボートの隙間は5cm
にしか見えない。時々ゴツン、ゴツンと壁にぶつかりながら進む。壁は歪んでいるし、柵も無く、下は38メートルの谷底だ。
高所恐怖症の私の心臓には良くない。
谷を流れる川はDee川だ(写真上中)。この上流でこの運河に水を取り入れているのだ。この落差は運河が
いかに緩やかに流れているかの証だ。
Aqueductを過ぎると間もなく水路はT字路で、Llangollenへは左に折れる。そこには道標や水鳥のモニュメントがあり
心和ませてくれる。。
ボートはゆっくりと進む。側路を歩く人に追い抜かれてしまう。売店でコーヒーをもらい、豊かな時間の流れを楽しむ。
幾つもの橋をくぐり、緑に溢れた牧草地を眺め、優雅なお館も見える。遠くにはスノードニアの山々だろう、霞んで見える。
待望の跳ね橋も現れた。これの動力は何だったろうか?見落とした。ひょっとすると人力かも?花で飾ったボートと
また擦れ違った。じょうろのモニュメントも可愛い。最後に船頭さんの雄姿を1枚。
Address | Llangollen Wharf, Llangollen Denbighshire LL20 8TA |
Telephone | 01978 860702 |
Web Site | Canal Boat Trips |
詳細はWeb Siteなどでご確認ください。
旅行記もご覧ください。