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Carrick-a-rede Rope Bridge  2006年6月29日 訪問
                          水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

意外に大きなパーキング(いくら土地持ちのナショナルトラストでも大きすぎ?)に車を止め、歩き始める。 ジャイアンツ・コーズウェイと同じく断崖の上を行くのだが、こちらはホワイト・クリフだ。明るく感じられるのは お天気が良くなった所為だけではないようだ。海面の色もコバルトブルーだ。海底が白いからだろう。
写真左から2枚目に写る遠くの島影が野鳥の楽園 Rathlin Islandだろう。まさかスコットランドということは・・・。
チケット売り場では15分位で吊橋だと聞いたが20分は優に掛かってようやく Carrick-a-rede Rope Bridgeに到着だ。ここは帰りの登りが厳しそうだ。

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現れた吊橋は「これが???」というもの。想像していたものよりずっと短い吊橋だ。"30m-deep and 20m-wide"という代物だ。 日本のような山国ではないので大きな谷もなく吊橋そのものが珍しいのかもしれない。 しかし姿は美しい。青い海に白いロープの吊橋が映える。この吊橋は1度に二人しか渡れない。つり橋へ下りる階段に ゲートがあり、ナショナルトラストのボランティアが監視している。列に並ぶとボランティアがチケットをチェックしに来る。 そして、怪しげな日本語を盛んに振り撒く。京都・奈良・高山に行ったことがあると言うが定かではない。別の人にも 喋り掛け笑わせている。ひょっとしてトリリンガル? それともテトラリンガル? それともちょび髭のスケ○○おやじ?

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風もなく波も静かだから高所恐怖症の私でも、30m下の美しい海を楽しみながら手放しで渡れた。
渡ったこの島がキャリック島だ。キャリック島は大西洋から遡上してくるサーモンの好漁場で土地の漁師たちは350年も前から、 岬とキャリック島の間に吊橋を架け漁に渡ったのだそうだ。2000年からナショナルトラストの管理になり、 安全な吊り橋になったようだが、今でも夏場の天候が良い時だけオープンされるということだ。
小さな島だがすっかり晴れ上がって心地良い海風にあたり、美しいクリフと海を楽しみながら1周する。どこを捉えても フォーカルポイントだ。アメリカ人の若いカップルと写真を撮りあう。清々しいカップルだった。
ボランティアに挨拶し、厳しい坂を登る。行き交う人との挨拶も楽しい。Tea-roomで求めた冷たいジュースが喉に心地良い。

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Information
 Address  Whitepark Road, Ballintoy, Co. Antrim BT54 6LS
 Telephone  028 2076 9839 (Visitor reception)
 Web Site  Carrick-a-rede Rope Bridge

詳細はWeb Siteなどでご確認ください。

旅行記もご覧ください。

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