Dublin 2006年6月30日 訪問 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
さすがに首都、大きな街だM1を降りてからも渋滞気味の市街地を延々と走る。ようやくRiver Liffeyを越えたが、 どの橋を渡ったのか定かでない。検討しようにも停車する場所もない。見当(?)をつけて右岸を西に走ると駅に出た。 どうやらヒューストン駅(Heuston Station)のようだ。丁度客から料金を徴収し終わったタクシーの運転手に道を尋ねようと 近づくと待てと手で制される。叱られたのかと思ったら、トランクから荷物を降ろしてあげる仕事が残っていたのだ。 その荷物を駅ビルまで運んであげて戻ってきた。「お待たせ。質問は?」と親切に説明してくれた。 ところが悲しいかな聞き間違えたようで目的地より大分手前に駐車スペースを見つけてしまい、散々歩くことになった。 お蔭でガイドブックでは見ない建物にも出合えた。ハープを弾く女性はトリニティー・カレッジ近くで出合った。
クライスト・チャーチ大聖堂(Christ Church Cathedral)
大分東に向かって歩くとクライスト・チャーチ大聖堂が見えてきた。
下のパノラマ写真の右側の部分だ。回廊でつながる左側はDublinia and The Viking World
だ。クライスト・チャーチ大聖堂はアイルランドで最も古い歴史を持つ教会でこの石造りの大聖堂は1172年に建立されたという。
Dublinia and The Viking Worldは博物館になっていて中世のダブリンやバイキングに関する展示がされているという。
ダブリン城(Dublin Castle)
大聖堂の直ぐ近くにダブリン城が建っている。
1204年にイギリスのジョン王によって建てられ、約700年間に亘ってイギリス支配のシンボルであったというが、
城らしい雰囲気が見られない。写真はUpper Castle Yardへのゲートとその上に建つ彫像だ。
天秤を持つ女性の像はFigure of Justiceと呼ばれる。
写真右はDubh Linn Gardensだ。Gardenという言葉に惹かれてきてみたが、一面芝の広場にケルト紋様の通路が刻まれている。
晴天続きで芝が枯れてしまったようだ。ここはダブリンという街の名前の発祥となる場所だという。9世紀にここを攻め落とし
城砦を築いたバイキングがここにあった「黒い水溜まり(ゲール語でDubh Linn)」に因み"Dubh Linn"と呼んだことから
"Dublin"になったという。
良いシーズンには青い芝の上で多くの市民が憩う姿があるようだが、雨の後の炎天下では静かだ。
トリニティー・カレッジ(Trinity College)
トリニティー・カレッジにやってきた。正門をくぐるとスクエアの中心に
高さ30メートルの鐘楼(Campanile)が目に付く。左手の建物はGraduales Memorial Building、右手の建物が
オールド・ライブラリー(Old Library)だ。
2階はロングルームと呼ばれ、ヨーロッパで最も大きなワンフロアの図書館(64メートル×12.2メートル)だ。
妻がここに収蔵されているケルズの書(Book of Kells)を見たいということで反対側の入り口にやってきてビックリ、大行列だ。
これを待っていたらフェリーの時間に間に合わない。泣く泣く断念。
アイルランド音楽のCDを探しにグラフトン通(Grafton Street)に来てみたがショップが見当たらない。そこで、ナッソー通
(Nassau Street)に」廻ってようやく店を発見、アイルランド・フォークの3枚組みCDをゲットする。
車までは長い道のりだ。冷たい飲み物を求めて人心地付け、ひたすら歩く。街灯のハンギングが癒してくれる。
大聖堂の前を観光馬車だろうか蹄の音も高らかに行く。愉快な彫刻に励まされる。
ガイドブックにはないが色々な建物が目を惹く。
心配していたフェリー乗り場までの道は、分かり易い案内板のお蔭でスムーズに着いた。
Address | Dublin, Co. Dublin |
Telephone | - |
Web Site | Christ Church Cathedral Dublin Castle Trinity College |
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