街と村 ご紹介

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Newgrange  2006年6月30日 訪問  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

Newgrangeは世界遺産のボイン渓谷の遺跡群の一つでピラミッドよりも古い5000年以上も前の古墳だ。 冬至の日にだけ太陽の光が墓室に入ってくるように設計されているという。当時(?)の高い文化を感じられる。
ドロヘダからボイン川沿いに西に進むと豊かな緑の草原が続く。目を凝らして見渡すと小さな丘やら転がっている石やら 生えている木さえ遺跡に見えてしまう。そんな中、バストのような二つ並んだ小山(写真下左)は正真正銘の遺跡に違いない? (色々調べたが定かではない。)
暫く走ると急に整備された公園の入り口のような雰囲気のブル・ナ・ボイン ビジターセンター(Bru na Boinne Visitor Centre) の入り口が現れる。入って驚いた。整備された広大なパーキングにはコーチがズラリと並んでいる。アイルランド観光の目玉ゆえ 仕方なかろう。立派なパーゴラの先がセンターの入り口だ。事前調査では見学はガイドツアーのみで、 1度に見学できる人数には制限があり、大変な待ち時間になるようだ。
アイルランドを観光してイギリスと大きく違うと感じる点は自由度だ。ガイドツアーのみの観光地が多い。言葉の障害もあるが、 人それぞれ興味は異なるのだから、フリーに見学させて欲しい。セキュリティーとか雇用とかは各所にガイド(ガード))を配置し、 観光客の要望に副ってガイドしてくれたらどんなに良いことか。(イギリスにはこの形が多いと思う。)
また、モハーの断崖でも述べたが観光開発・整備が行き過ぎる懸念がある。(この辺り日本と似ていなくはない。) イギリスに成熟した大人の社会を感じる。At your own risk.
ガイドツアーは敬遠するとして、ここからは林に囲まれて何も見えない。更に西に進むと忽然として右手に現れたもの、これが ニューグレンジか?(写真下右)5000年以上も前のものというにはあまりに整然としていて味がない。周りに見える 建物も興を削ぐ。入り口らしきところに人が大勢群がっている。手前の草を食む羊に長閑さを感じる。パスして正解。

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Information
 Address  Newgrange, Co. Meath
 Telephone  -
 Web Site  Newgrange

詳細はWeb Siteなどでご確認ください。

旅行記もご覧ください。

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