Bluebell Railway 2007年6月26日 訪問 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
5年前のサウスイーストの旅で果たせなかった、保存鉄道Bluebell Railway乗車が実現した。
Sheffield ParkからKingscoteまで往復1時間30分の蒸気機関車の旅だ。レトロな駅舎と駅名プレートが旅情をそそる。。
小学生の遠足か、先頭車両は貸切だ。駅員さんも気軽にポーズを取ってくれる。ボディーはピカピカに磨き上げられている。
煙突から湧きあがる煙、懐かしい石炭の匂い、甲高い汽笛の音、漏れる蒸気の音、大きな車輪の音と共に迫りくる黒い機関車。
機関車の入れ替え作業を見ているとワクワクしてくる。鉄道員の子である私としては否が応でも童心に返る。
2号車に乗車すると売店がある。早々に熱いコーヒーをゲットするがまだ飲まない。美しい景色を見ながらの方が美味しいから。
車窓には特別に珍しい風景が現れはしない。のどかで見慣れたカントリーサイドの風景だ。
馬や牛や羊がのんびり草を食み、雉が姿を見せる。ブルーベルが咲く季節はまた違った風景なのだろう。
窓を開けて写真を撮ろうとしたら、固くて開かない。見ていた隣の席の男性が手伝ってくれたが駄目だ。ご親切ありがとう。古いから仕方ない。
Horsted Keynes駅で一旦停車。隣の線路に木製の客車が停まっている。なんともアンティークだ。もちろん駅構内を出れば単線だ。
30分余りでKingscote駅に到着。25分後に出発だ。緑溢れるプラットホームだ。
駅舎の周りには何もない。記念写真を撮ってもらったり、撮ってあげたりして過ごす。
駅舎の中にアンティークな自動券売機を発見。お土産用切符兼入場券を販売しているらしい。
こういうものを見ると触らずに置けない性分なのだ。早速10ペンスを機械に入れ、ハンドルを引き降ろすと、切符が出てきた。
ガチャガチャを回す孫の気持ちが分かった。出てきたものはどうでも良いのだ。機械に触れることが大切なのだ。
(お土産用切符兼入場券と3等往復乗車券の写真はこちら表と
裏)
帰りも同じ車両に乗り込んだら、7つのボックスが往きと全く同じメンバーだ。人間の習性か? 皆で顔を見合わせ和む。
ジギタリスの群生はお馴染みだ。そういえば、イギリスにしては結構長いトンネルがある。Sharpthorneという村の下を通っているようだ。
クロスする道路は皆レンガの高架だ。中に一つだけ3連アーチのものがある。Three Arch Bridgeという。まんまだね。
Sheffield Park駅前の広場に朝にはなかった移動遊園地が開かれている。こんなところで商売に・・・。他人ごとながら心配だ。
Address | Sheffield Park Station, East Sussex TN22 3QL |
Telephone | 01825 720825 |
Web Site | Bluebell Railway |
詳細はWeb Siteなどでご確認ください。
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