Chipping Campden 2008年4月28日 訪問 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
私がイギリスノカントリーサイドで住んでみたい街・村の双璧が、23〜25日に訪れたフィンチングフィールド村と、
ここチッピングカムデンの街だ。
チッピングカムデンでも下の写真8枚の茅葺屋根の家々がある辺りに魅せられた。
この美しさに説明はいらない。只々、見惚れるだけだ。
道端も家の外も中も何と美しく手入れされていることか。3度目の訪問になるが、新鮮なショックを覚える。
ガーデニングとはこういうことを指すのだと思い知らされる。奥の深さというか、頂の高さというのか、
”自分基準”を磨かせてくれる街並みだ。
ただ残念なことは、前2回の訪問時は個々の住宅が見られた一角が、高い塀で視野をさえぎられていることだ。
危惧するに、私のような観光客の視線を避けてのことなのかもしれない。頑丈なアイアンゲートから垣間見るガーデンの
素晴らしさは変わっていない。
オープンガーデンとプライバシーの兼ね合いは難しいところだ。よそ様のガーデンを見せていただく者のマナー、
エチケットの問題だろうが、フロントガーデンの精神・機能を思うと少し淋しい気持ちにもなる。
街に戻り、ウインドーショッピングをする。ウインドーのディスプレーが美しいく、楽しい気分だ。
左2枚は同じ店の入り口の左右のディスプレーだ。余りに綺麗だから写真は撮ったが、何のお店か分からない。
八百屋か果物屋に思えるが、リンゴの手前の赤い値札には"Hydrangea £4.99"と書いてある。花屋かもしれない。
使われている花も果物も本物を使っている。
次は見た通り肉屋(Butcher's shop)だ。何とも美味しそうで唾が出る。いつかフラットなど借りて長期滞在型の旅ができたら、
こんな店で買い物をして自炊を楽しんでみたいものだ。夢が広がる。
右は店の看板だ。"Jola Glass Studio"と書いてある。サイトで調べたら
こんなお店だった。覗いてみればよかった。
スーベニアショップを覗いてみると、羊の形の可愛いバッグを見つける。迷わず、孫娘へのお土産とする。
(後日談 : 最初は怖がったらしいが、その後、痛くお気に入りとなり、お出掛けには手放さないそうだ。)
この街を”花咲く至宝の村”と表現しているサイトがあった。言い得て妙だ。この蜂蜜色の建物がたまらなく美しい。
左は1627年に建設されたマーケットホールだ。中に入ると往時のざわめきが聞こえるように感じる。
また、中世の香がするようにも感じられる。単にかび臭いだけかもしれない。
町の中央、ハイストリート(写真右)と裏通り(写真中)に挟まれた島にパーキングがある。隣の建物がTown Hallで、
その向こうにWar Memorialがあり、その隣にMarket Hallが続いている。
全ての建物がこの地方で採れるライムストーンと呼ばれる石灰岩で造られているから、色彩に優美な統一感がある。
それは何百年もの歳月が重なり、醸しだされるものであり、また、それはその美しさを守っていこうとする住民の思いの賜物だ。
この街に来て茅葺屋根の家々とハイストリートを見ると、何故か満足して他の観光スポットを忘れてしまう。
今回も大満足で次の街に向かう。
Address | Gloucestershire |
Telephone | - |
Web Site | Chipping Campden |
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