Dartmoor 2009年5月30日 訪問
Clapper BridgeからB3212を1km余り北東に進み右折、2km余り先の林の前に"Soussons Common Cairn Circle
(サウゾンズ・コモン・ケアン・サークル)"が静かに佇んでいる。はずだったが、サークルの真ん中で、
中学生らしき若者10名余りがドッジボールのような遊びをしてはしゃいでいる。しばらく眺めていると、遊びを止めて
林の中へ消えていった。どこから来て、どこへ行くのだろうか? 大人も子供も良く歩く国民だ。
さて、若者が去って静けさを取り戻したストーン・サークルだが、少し荒れ気味で神秘性に欠ける。真ん中のお墓があったと
思われる窪みは、キャンプ・ファイアでもしたのか黒く焦げている。それでも暫し瞑目し昔に思いを馳せる。
ストーン・サークルの前の道を東に進めば、昨日訪ねそこねたWidecombe in the Moor(ワイドクーム(ウィディコム)・イン・ザ・ムーア)
に行き着くはずだ。迷ナビゲーターも今日はしっかりナビしてくれ、道路標識もしっかりしていて順調に教会のタワーに辿り着く。
ナショナル・トラストのChurch Houseも
既に閉館の時間だ。閉店準備中の土産店でポストカードを求める。”出る。それも二人も”と噂のある"The Old Inn"のサインポストも
Finch Foundryの項で述べたWidecombe Fairの老馬に大勢の人が乗るデザインだ。
ダートムーアの数ある村だが、"in the Moor"が着く村は"Widecombe"と"Buckland"の2つだという。
そう聞くと訪ねずにはいられないのが野次馬根性だ。しかもムーアの中のローカルロードだ。行き違い不能の狭い道を
Buckland in the Moor村にやってきたが、村というより集落だ。
この先はB3387に出て"Haytor(ヘイトー)"を見てB&Bに戻るべく道を探すが、またしても迷子だ。
交差点でどちらに進むか迷っていると、大きなバイクの皮のつなぎを着たカップルがやってきた。例によって「どちらへ?」
と声を掛けてくれる。「Haytorはどちら?」と言うと、「着いて来い」と先導してくれる。Haytor(写真下右)
が見られるパーキングまで案内してくれて、「ここだ」とゼスチャーを残し、停まることなく去って行った。
本当にあの二人はHaytorを目指していたのだろうか? 親切に感謝。最後にIlsington村を一巡りして帰路に就く。
Address | Devon |
Telephone | - |
Web Site | National Park Authority Discover Dartmoor |
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