Lappa Valley Steam Railway 2009年6月2日 訪問
Lappa Valley Steam Railwayは軌間15インチ(38cm)という人気のミニ蒸気機関車が走るプレイランドだ。
起源は1849年にニューキー(Newquay)港とイースト・ホイール・ローズ(East Wheal Rose)鉱山を結ぶ路面鉄道で
馬が曳いていたそうだ。1874年には蒸気機関車に変わり1963年まで運行されていた。
そして、1973年に最小軌間鉄道(Minimum gauge railway)として復活したのがLappa Valley Steam Railwayというわけだ。
ホテルを出発したのが9時40分、The AAのルートプランナー(Route Planner)では所要時間は56分となっている。
始発の10時30分に間に合わせるためには10分の短縮が必要だ。かっとびドライブの結果10時15分に到着した。
20分も短縮できた。我ながら良く飛ばしたものだ。
急ぎTicket Office & Shopに行くとまだ開店準備中だ。チケットを求め、お土産を物色する。他のお客さんは皆子供連れで、
ショップ横の遊具で遊んでいる。早々と一番前の席を確保し、車庫の別の機関車をカメラに収める。
後から来た子供が、一番前の席に座りたがっている素振りだが、大人気ないが譲ってあげない。5分遅れてBenny Halt駅を出発進行。
緑の林の中を片道1マイル(1.6km)、のどかな蒸気機関車の旅だ。10分でEast Wheal Rose駅に着いた。
ここで10分の停車だ。
19世紀半ばには錫鉱山として栄えた場所だ。1846年には1200名の住民がいたという。エンジン・ハウスと煙突が
しっかりした形で残っている。
ここにはイギリスが開発した振り子式高速車両APTを模した最小軌間鉄道がある。わずか7と四分の一インチ(18cm)の
軌道のミニ列車だ。距離も320mと短いが、降りた子供たちが大喜びで乗り込んだ。もう一つ、10と四分の一インチ
(26cm)の軌道で距離800mのディーゼル車も走っているから驚きだ。
この一帯はプレイランドでカートやボートなどの乗り物や迷路やゴルフ、自然観察路など様々な施設が整備されている。
これらの施設を含めてのチケットなのだ。
復路は最後尾の席に乗り込むと、駅長兼ショップの店員の髭親父がやってきて「もう帰るのか?」と聞く。うなずくと「Crazy !」
と一言。2、3分後、出発の合図をしながら「本当に帰るのか?」と聞く、うなずくと「何のためにここに来たのか?」と聞く。
「このミニ蒸気機関車に乗るためだ」と答えると、納得したようなしないような顔だ。
Benny Halt駅に戻ると駅長兼ショップの店員のおばさんがもう帰ったのという顔で出迎えた。このミニ蒸気機関車に乗るために
来たことを説明し、目星をつけてあったぬいぐるみを孫娘のお土産に求める。
ちょっと風変わりな珍しいライオンのぬいぐるみで、売れ筋だと言いながら遊び方などを説明してくれる。
Address | St. Newlyn East, Newquay Cornwall TR8 5LX |
Telephone | 01872 510 317 |
Web Site | Lappa Valley Steam Railway |
詳細はWeb Siteなどでご確認ください。
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