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花花

South Devon Railway  2009年5月30日 訪問
                              水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

イギリスは鉄道発祥の地であり、イギリス人は蒸気機関車が大好きなようだ。現在も保存鉄道として多くの路線が運転されていて、 様々な形態があり、とてもユニークな路線もある。そのほとんどはボランティアによる運営だ。私達も郷愁に誘われるというより、 そのファミリーな楽しい雰囲気が良くて機会あるごとに訪れる。
Buckfast Abbeyのある村Buckfastleigh(バックファストライ)からSouth Devon Railwayが出ている。 14時15分発に丁度間に合う時間だ。Totnes(トットネス)まで10km余り、30分足らずの旅を楽しもう。
パーキングから跨線橋を渡りホームに下りる。跨線橋から蒸気機関車が見られ心躍る。待つ間もなく出発。 客車は大きなテーブルがあり、ゆったりした豪華なものだ。
単線だから行き違い所が設けられている。今日のタイムテーブルでは擦れ違いはないが、昔ながらのタブレットを交換する光景を見られた。

South Devon Railway South Devon Railway South Devon Railway South Devon Railway

唯一の途中駅Stavertonで停車。幾らかの乗降がある。可愛い駅舎は花で飾られている。沿線の民家の白藤が満開だ。
唯一の踏み切りをスピードを落とし、警笛を鳴らして通る。ドライバー向けの標識に"STOP Look & Listen"とある。 "Listen"の文字が何だか生々しく感じられ、背筋が寒くなる。程なく終点のTotnesだ。

South Devon Railway South Devon Railway South Devon Railway South Devon Railway

約15分の停車。機関車の入れ替えが行われ、ホームにはカメラの放列ができた。機関車はご他聞にもれずピカピカに 磨き上げられている。この機関車の機関手は若い女性だ。サービスの汽笛が嬉しい。
線路脇のティールームで求めたアイスクリームは、なぜかコーニッシュだ。とてもクリーミーで美味しい、 この旅ではほとんど毎日いただいた。
Buckfastleighに向かって左側の車窓から終始ダート川を眺めながらの旅だ。昨日Greenwayから見えたダート川の わずか15km余り上流とは思えない谷川といえる流れだ。A384の橋脚も美しい。
保存鉄道として復活してから40周年だという。跨線橋も信号機もポイント切り替え所も当時のままなのだろう。質素なものだ。

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時刻は3時30分。Village Hoppingに戻る前に昨日訪れそこねたSaltramを訪れる。人で賑わう入り口でメンバーズカードを 提示すると、ここはバザール会場の入り口でSaltramは向こうだと指差す。まだ時間は大丈夫と思い、チャリティーの一人1ポンド を支払い、バザー会場に入る。
沢山の店が出ているが、手作りジュエリーの店のSterling Silverのペンダントが気に入った。 娘3人のお土産に決定、当然ながら妻の分も含め4点購入。
さて、SaltramのLast admissionの時間が迫る。と、入り口に到着するとゲートが閉まっている。受付の女性に尋ねると、 Last admissionは4時だと言う。4時30分ではないのか? と食い下がるがどうにもならない。
バザーに寄らないで真っ直ぐ来れば入場できたのだが、良い買い物が出来たのだから仕方がない。明日のスケジュールを 検討し直そう。(帰国後ナショナル・トラストのホームページで調べる限り、4時がLast admissionとはなっていない。不可思議)

Information
 Address  Buckfastleigh Devon TQ11 0DZ
 Telephone  0845 3451420
 Web Site  South Devon Railway

詳細はWeb Siteなどでご確認ください。

旅行記もご覧ください。

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