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Trethevy Quoit  2009年5月31日 訪問
                              水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

それよりも計画立案の中で諦めた巨石遺跡を見たい。お天気も絶好だし、夕食までの時間を勘案しても丁度頃合いだ。決断。 地図を広げ、ナビゲーターに経路を丁寧に説明してスタートする。目指すはコーンウォールの小さな村St Cleerだ。
極めてスムーズにSt Cleerに到着。教会の手前に"Monument"の小さな道標を見つけ右折。直ぐ先の道端に St Cleer's Wellを発見する。裏の民家で洗濯物を片付けていた女性に確認すると、にこやかにうなずいてくれる。 井戸(Well)は幾つも見たが、こんな立派なハウスがあるのは初めてだ。それもそのはず、15世紀の洗礼堂であったようだ。 また、病気を治す力もある聖なる泉だったのだ。隣の十字架はLatin Cross(not Celtic) と説明されている。
散歩中の親子に道を尋ね、何とかTrethevy Quoitのパーキングに着いた。さて、「Quoitはどこに?」と見渡すと、 目と鼻の先にその巨大なQuoitが立っていた。昨日のSpinsters Rockよりずっとスケールが大きい。 その感動は今でも心を振るわせる。
地元では "The Giant's House"と呼ばれ、新石器時代(紀元前3000年から3700年)のものだという。 5枚の壁石に支えられた天板は長さ3.7mで頂点の高さは4.6mあるという。そしてその一角に丸い穴が開いている。 この穴は天文観察のためとも建造の時の引っ張ったり持ち上げたりするためとも言われその謎は解明されていない。 また、この天板の傾き具合は元々のものか一部崩壊したものかも謎とされているらしい。
しかし、このドルメン(墓室)が土中に埋められていた円墳と言うことから考慮すると、最初の謎は天文観察のためとは 思われないし、2つ目の謎は水平であったとするのが、もっともらしいと思いを巡らせる。
パーキングの案内板に寄れば次の目的地The Hurlers Stone Circleへの道筋にLong Tom Crossがあるようだ。 ボドミン・ムーアを快適に飛ばしていたら見逃すところだった。それは兀然として立っている。これはケルト十字(Celtic Cross)だろうか。

St Cleer's Well Trethevy Quoit Trethevy Quoit Trethevy Quoit Long Tom Cross

Information
 Address  Cornwall
 Telephone  -
 Web Site  St Cleer's Well   Trethevy Quoit

詳細はWeb Siteなどでご確認ください。

旅行記もご覧ください。

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