Culross カルロス
カルロス修道院がある村カルロスはフォース湾に面した人口395名(2006年)という小さな村だ。
16世紀の勅許(?)自治都市(Royal burgh)として採炭と塩で繁栄し、16世紀、17世紀の建物が残る村だが、19世紀以降取り残されていた。
1930年代にスコットランドナショナルトラストはその保護に乗り出し保存しているという。
海岸沿いのパーキングに車をとめる。フォース湾の海水はあまり美しいとは言えないが、小さな港にはヨットやボートも係留され、公園も整備されており、
小さな村にしては豊かさを感じさせる。
石畳の狭くて急な坂道を登る。日射しも一段と強くなってきて登りが堪える。路地の両側の家々はひどく古びたものだ。白塗りのタワーのある建物が異彩を放つ。
ナショナルトラスト管理の"The Study"だ。司教レイトン(Bishop Leighton)が使用した16世紀の家で、彼の研究室(study room)があったことからThe Studyと呼ばれるらしい。
上階ほど迫り出した造りで見張り塔の役割もあったようだ。
街角の石塀の上をモンタナが見事に覆っている。その枝は木質化し木と紛うばかりの太さだ。
Address | Fife KY12 8JH |
Telephone | 0844 493 2189 |
Web Site | Culross |
詳細はWeb Siteなどでご確認ください。
旅行記もご覧ください。