街と村 ご紹介

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Huntly  ハントリー
               2010年6月7日 訪問  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

ハントリーの街にやってきた。私達の場合、宿泊する街は往々にして、ろくに観光しないで終ってしまう。出発時にはまだ店が開いていないし、 帰着時には店が閉まっているからだ。それだけ”神風かっとび急ぎ旅”をしてきたということだ。そろそろそれは卒業しようと思ってはいるのだ。
街の中心部に入る。"Gordon Street"と"Duke Street"が交わるところが"Huntly Square"だ。そこがパーキングになっている。 その真ん中には大きな像が立っている。18世紀にこの街の改造を計画したゴードン公爵(5th Duke of Gordon)の像だ。通りの名前もこの人に因んでいるのだろう。 1863年に建てられたという。その隣には噴水がある。この街の銀行家を記念して1882年に造られた"Robertson Fountain"だ。スコットランド銀行のすぐ前だ。
この街にはショートブレッドの工場がある。"ディーンズ(Dean's)"だ。 奥さん(Helen)の焼いたショートブレッドは家族や友人に"melt in the mouth"といわれて評判だった。夫(Bill)は自分の所属するpipe bandの資金集めに 妻のショートブレッドを使うことにする。バンドの遠征はこのショートブレッドの名声を広げることになり、店を開くことになったという。1975年のことだ。 家族経営のこのブランドは、1898年創業のウォーカー(Walkers)ほど有名ではないが、"melt in the mouth"の口当たりは知られた所だ。
お土産として持ち帰るなら、スーパーマーケットでも空港の免税店でも求められるが、”気は心”本店の味をお土産にしよう。 スクエアーからぶらぶらとウインドーショッピングをすること15分でディーンズのビジターセンターに着いた。先ずは工場見学をお願いすると2階に案内された。 ガラス窓から工場が見えるが、15時30分なのにラインは止まっている。店の歴史などの展示もあるが、早々にショップに戻る。 迷いながらも大・中・小合わせて18個のショートブレッドを求める。買い物籠が歪むほどの重さだ。これを持って15分歩くのは辛い。 私1人で車を取りに走る。妻はその間、店員と英会話のレッスンだ。

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Information
 Address  Aberdeenshire, Scotland
 Telephone  -
 Web Site  Huntly

詳細はWeb Siteなどでご確認ください。

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