Stonehaven ストーンヘブン
アバディーンシャーの情報を求めてあれこれサーチしているとStonehaven Feein' Marketが掛って来た。
ハイランドゲームとは違うフェスティバルのようなものだ。毎年6月の第1土曜日に開催されるという。丁度我々の滞在と重なる。一期一会、見逃す手はない。
ダノッター城から北へ2km、街は大賑わいで路上は車で溢れている。街を2周した所で会場の直ぐ脇で車を発進する人がいた。すかさず、後に滑り込む。ラッキー。
普段は街のパーキングが会場になっているのだから、パーキングが足りない訳だ。
入場は無料のようだ。会場はマーケット広場(Market Square)だ。中央のステージを囲むように50に近い屋台が出ている。
他にも移動遊園地やミニファームやバーベキューやバーもある。写真下左からドーナッツとクレープ屋、花屋、肉屋、魚屋だ。
ステージは大きなトラックの荷台でフォーク・バンドがスコットランド民謡を演奏している。ホームページからプリントアウトしてきたプログラムでは、
次がスコティッシュダンスだ。広場に並べられたパイプ椅子の空きを見つけて座り込む。
スコティッシュダンスはブラックフォードで見たハイランドダンスと変わりはないが、こちらの方が少し上手なようだ。それもそのはず、
ダンス学校の生徒さん達が踊っているのだ。小さな子から大きな子までクラスがあるようだ。ここでも幼稚園くらいの子供たちが初舞台を踏む姿に、
グランパ・グランマが夢中になっている姿は微笑ましい。ステージの間近で見学出来たし、観客の盛り上がりもあって楽しい時間だ。
次のプログラムのブラスバンドの演奏を聴きながら屋台を冷やかす。ブッチャーの店員は丸々太っている。魚屋には新鮮な鮮魚が並ぶ。
サーモン、タラ、ヒラメ、ニシン、アンコウなどさまざまな魚、エビ、ロブスター、タコ、イカ、ホタテ、カキなどだ。ちっとも生臭さがない。
ここは港町なのだ。北海から上がったばかりの鮮魚なのだろう。
お菓子屋さんもChocolates & TruffesやScottish Table & meringuesなど色々だ。朝摘みのイチゴも美味しそうだ。八百屋、チーズやヨーグルトの乳製品、
ハムや、ソーセージなどの加工品の屋台もずらりだ。元々は19世紀に仕事を求める農業労働者がマーケット広場に群がったのが始まりで、
1973年から復活し、地元の産物を紹介したり、慈善団体の資金カンパ(Fund Raising)を目的のフェスティバルなのだ。
資金カンパのダーツの店があった。ルールは分からないが、カンパして投げて見た。景品は大きなあめ玉1つだ。
移動遊園地の遊具に乗り絶叫を上げて(下左から2枚目が遊具に乗りながら撮った写真)のどが渇いたので飲み物を置いてある店を覗くと、そこも資金カンパの店だ。
封筒に入ったカードを引き、同じ番号の飲み物が当たる単純なくじだ。紫色をした得体のしれない飲料水とビールが当たった。
どちらも冷えていない。生ぬるい紫色の飲料水を恐る恐る飲む。とんでもなく甘くて余計にのどが渇きそうだ。(ビールはB&BのホストSandyへのお土産にしたら喜んでもらえた。)
童心に返り楽しんだ。地元の方との交流もあり満足だ。
Address | Market, Stonehaven, Square Aberdeenshire, Scotland |
Telephone | - |
Web Site | Stonehaven Feein' Market |
詳細はWeb Siteなどでご確認ください。
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