街と村 ご紹介

花花

ベイクウェル  Bakewell
               2011年9月17日 訪問  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

ベイクウェルは古くからマーケットタウンとして栄えた街だが、むしろベイクウェル・プディング(Bakewell Puding)の名で知られているだろう。 ベイクウェル・プディングの起源の定説は1860年代に現在のラトランド ・アームズ ・ホテル(Rutland Arms Hotel)のコックが レシピを間違えて作ってしまった物が意外に評判が良く定着したというものだ。にもかかわらず、この街には元祖を名乗る3軒の店があるのだという。 そしてシーズンには週に12,000個のプディングが売れるのだという。
03年にはラトランド ・アームズ ・ホテルでいただいたので、今回は元祖を名乗る1軒でいただくことにする。 街中のパーキングに止め通りに出るとプディングの店が見つかる(写真下左)。ここが目的の店だったのだが、勘違いして街を歩き回ることになる。 この街も美しい街だ。街角の花壇の植え込みは英国在郷軍人会(Royal British Legion Women's Section)の90周年を記念したもののようだ(写真下左から2枚目)。 花で溢れる公園(写真下右から2枚目)の後の右側の建物がラトランド ・アームズ ・ホテルだ。 この街のランドマークの教会(Bakewell Church)も美しい姿を見せる(写真下右)。

Bakewell Bakewell Bakewell Bakewell

間違いに気づいて戻ってきたのがThe Old Original Pudding"だ。 ほぼ満席だが、待つことなく席が取れる。ベイクウェル・プディングとベイクウェル・タルトをオーダーする。飲み物は勿論ミルクティーだ。 2人でシェアーしていただく。プディングが美味しい。感動ものだ。8年前のラトランド ・アームズよりずっと美味しい。 それに引き換え、タルトは何の変哲もない。こんなことならプディングを2つオーダーすれば良かった。ともあれ大満足といえよう。
この街のもう一つの目的は8年前と同じシングルモルトの店だ。空港のセキュリティーチェックが厳しくなってスコッチを求めても持ち帰れなくなって、 スコッチを求める楽しみが無くなってしまったが、今回は15泊なので成田で求めたバランタインだけではナイトキャップが足りなくなるのでここで求めておくのだ。 その店はThe Wee Dram"という小さなショップだが、品揃え満点なのだ。
店に入ると5人ほどのむくつけき若者が試飲をしている。かなり出来上がっているようなムードでちょっと怖い気持ちになる。 店員にアドバイスを貰う会話力はないから、棚に並んだ数多くの中から熟成年数とボトルの形状などから好みのスコッチを探す。 マッカランの18年のボトルが手招きをしている。値段を聞くと£93だという。ちょっとお高いが、VAT込みだから仕方なかろう。 ここは気持ち良く求めておこう。この先の旅の夜が楽しみだ。
この時点で16時20分。残念ながら訪問予定のハドン・ホール(Haddon Hall)のラストアドミッション時間は過ぎてしまった。

Bakewell Bakewell Bakewell Bakewell

Information
 Address  Bakewell, Derbyshire
 Telephone  01629 816558(Tourist Information Centre)
 Web Site  Bakewell

詳細はWeb Siteなどでご確認ください。

旅行記もご覧ください。

ご意見・ご感想・ご質問などご遠慮なくお寄せください。
book

home

花花