街と村 ご紹介

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チェスターフィールド  Chesterfield
               2011年9月17日 訪問  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

この時期にウェルドレッシングが開催されているもう一つの街がチェスターフィールドだ。井戸は"Place"と呼ばれる広場にあるらしい。 タウンホールの前の路上に駐車スペースを見つけ歩く。ポストオフィスで昨日のスタンホープ・ハウスへのお土産を送る。 500g足らずの小さな荷物が£5.9(約800円)は少々お高い。
用意した街の拡大地図を示して"Place"を尋ねるのだが、イギリス人は地図が読めない人が多い。3人目にしてようやく自信ある案内がもらえた。
広場は大規模なマーケットが開かれている。1204年から始まった由緒ある市場だ。月・金・土曜日に開催されるのだ。その数250という様々な店が並んでいる。 布地屋さんを見つけ手芸好きの長女へのお土産とする。布地屋の女店員に井戸の場所を尋ねると「それならこちらよ」と井戸の前まで案内してくれる。 井戸の前で品物を受け取り料金を払う。£3のお釣りを「ポンドのコインが無いの」と小銭30個くらいで返された。
この街のウェルドレッシングのテーマは4月に挙式されたウィリアム王子とケイトさんだ。真ん中にお二人の姿、左にイングランドの象徴ライオン、 右にスコットランドの象徴ユニコーンを配してある。なかなかの大作だ。
ハンドバッグが沢山並んだテントでお土産として2つのバッグも求める。支払いを済ませると女店員はマーケット脇のマークス&スペンサーを指さし 「良い買い物をしたわね。あそこの半値よ」と笑顔を見せる。そうであったと信じよう。
広場から少し東に歩くとこの街のもう一つの名物”ひねくれた塔(Twisted Spire)”と呼ばれる14世紀の教会の尖塔が見えてくる。 見事にねじれ、傾いている。その原因は尖塔の屋根に張った鉛が夏と冬の気温差で歪んだ為にねじれたのだという。
イギリス人のことだからこれにも面白い伝承がある。1つは教会で聖処女の結婚式が行われるのを知り尖塔がそれを見ようと屈んだためだといい、 他の一つは鍛冶屋が悪魔に諦鉄を打とうとしたところその痛みで飛び上がった魔女が尖塔を打ってしまったため歪んだという説だ。よく考え付くものだ。
テインバーハウスの商店街で子供服のお店を見つける。1歳の孫娘に似合いそうなニットのワンピースとこの夏にご出産されたミクトモのOさんの 男の子に小さなコートを選ぶ。

Chesterfield Chesterfield Chesterfield Chesterfield Chesterfield

Information
 Address  Chesterfield, Derbyshire
 Telephone  -
 Web Site  Chesterfield

詳細はWeb Siteなどでご確認ください。

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