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サルトバーン・バイ・ザ・シー   Saltburn-by-the-Sea
               2011年9月25日 訪問  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

04年と09年に訪れたデボン(Devon)で"Lynton & Lynmouth Cliff Railway"に乗って水力を利用して動かすシステムに感動したものだ。 その時、同じシステムで動くもっと古いクリフ・リフト(Criff Lift)が北イングランドにあることを知った。 今回調べてみるとサルトバーン・バイ・ザ・シーにある サルトバーン・クリフ・リフトであることが分かった。
現在水力で動いているクリフ・リフトとしては1844年からでイギリス最古となる。(サルトバーンが技術者を招いたスカバラ(Scarborough)の"South Criff Lift" の方が1873年からと古いのだが、現在は電力により動いている。因みにリントン&リンマスは1890年からで2番目に古い。)

Saltburn Saltburn Saltburn Saltburn

移動中激しく降ってきた雨もパーキングについたとたん小止みになってくれた。晴れ男・女の証明だ。何はさて置き、クリフ・リフトのチケット売り場へ急ぐ。 妻は「Senior two please.」と言いうと「Leally? You looks junior.」と返されて大喜びだ。(そう見えたのは背丈のことなのに・・・) 往復で一人£1だ。
駅舎はおとぎ話の国の駅のようだ(写真下左)。高低差37m、距離63m、勾配71%とまるでエレベーターのように感じる(写真下左から2枚目)。 所要時間たったの55秒で上の街に着いた。上の駅舎も可愛らしい。桟橋や岬も旅情を誘う(写真上左2枚)。 上の街はリゾートタウンらしい瀟洒なホテルやマンションが立ち並んでいる(写真上右2枚)。観光客向けのお土産屋などはないようだ。

Saltburn Saltburn Saltburn Saltburn Saltburn

リフトも赤と白に塗り分けられ、窓のガラスもお洒落だ(写真下左)。余りにも綺麗で乗車時間も短いから最古のクリフ・リフトに乗った感慨は沸かなかった。
帰りは敢えて景色を楽しみつつ階段を下る。桟橋の先には釣りを楽しむ人が大勢いる。陽も当たらず気温も低いのに、桟橋の袂で水遊びを楽しむ姉妹がいた。元気なことだ。
この街でのもうひとつのお楽しみはミニュチア鉄道(Saltburn Miniature Railway)だ。 今日が今年最後の運転日のはずなのに、駅に人影はない(写真上下右)。浜辺の売店で聞いてみると「あら、動いていないの?  さっきまで雨が降っていたから今日はお休みかもね」とのことだ。アイスクリームを求め海を眺めながら、後の予定を話し合う。 幾つかのホールと小修道院を巡るか、ノース・ヨーク・ムーアのドライブとショッピングを楽しむか、後者に決定。

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Information
 Address  Saltburn-by-the-Sea, North Yorkshire
 Telephone  -
 Web Site  Saltburn-by-the-Sea

詳細はWeb Siteなどでご確認ください。

旅行記もご覧ください。

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