街と村 ご紹介

花花

Glastonbury  2004年6月12日 訪問  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

街のかなり遠方から The Tor が形の良い丘の上に聳える姿を見ることが出来た。何か厳粛なものが感じられ、弥が上にも 期待感は高まる。街に入り Abbey の真ん前の駐車場に入れた、と思ったら Church だった。立派な Church だ。 今日はバザーが開催されるらしく準備におおわらわであった。通行人に道を尋ね、美しい街並みを歩く。 Market Cross で記念撮影。

Glastonbury St. Dunstanと少女 Glastonbury 大教会 Glastonbury 大教会

Glastonbury Abbey は16世紀にヘンリー8世の修道院解散令により破壊されているが、歴史と規模を 感じさせる修道院だ。 Museum を通り過ぎ、外に出ると、広大な緑の広場に廃墟が点在している。先ず目立つのは高い 壁だけが残る大教会だ。かなり酷く破壊されているが、入り口部分の壁はほぼ元の高さを残しているようだ。 壮大な Chapel だったことが偲ばれる。

Glastonbury Market Cross Glastonbury 大教会 Glastonbury Lady‘s Chapel Glastonbury King Arthur‘s Tomb Glastonbury Abbort‘s Kitchen Glastonbury Abbort‘s Kitchen
Market Cross     大教会      Lady's Chapel   King Arthur's Tomb  ↑  Abbort's Kitchen  ↑      

そして、その姿も優美な Lady‘s Chapel も目を惹く。全体的に装飾などが大教会のシャープに対比しマイルドな 雰囲気を醸し出す。大教会に較べ破壊の程度が穏やかなのは、宗教上の重要さの違いだろうか。
ここはアーサー王の墓 King Arthur‘s Tomb があることで有名だ。今は唯これだけしか残っていない。 教会の外の Grave で発見されたアーサー王とグウィネヴィア王妃の遺体が、棺に葬られこの祭壇に 安置されていたが、修道院解散令の際に行方不明となってしまったと伝えられる。
完全な形で残っているのは Abbort‘s Kitchen だ。やはり宗教上のものでないので残されたのだろう。 ここで修道士?にであった。記念撮影をお願いしたら快くOKが出た。 Museum 前では修道士のコスチュームの中学生 らしき一団が大騒ぎしていた。

Glastonbury  Lady‘s Chapel Glastonbury  Lady‘s Chapel Glastonbury 生徒たちの社会見学

Glastonbury におけるもう一つのお目当ては The Tor だ。一つにはアーサー王が最後の戦いで傷つき運ばれた アヴァロン島だといわれる丘であること。一つには St. Michael’s Line というレイラインだ。 St. Michael’s Mount から北西に伸びるラインで、 The Tor 、 Stone Henge 、そして この後訪れる Avebury を結んでいるという。調べてみると6日に訪ねた Postbridge 付近の Cairn Circle も8日に訪れた Merry Maidens もこのラインの上にあるのだ。何と云う旅だ。
グラストンベリーの丘はなだらかな螺旋状の段のある丘だ。見かけよりきつい登りだったが一気に登りきる。 Tor は高く毅然と建っている。厳粛さと畏敬の念を抱く。頂上からは360度のパノラマだ。 グラストンベリーの街が直ぐ下に見える。建物の色が統一されていて美しい。多くは赤茶色のレンガなのだろう、所々に 大理石色の建物がある。教会とか公会堂などと思われる。きれいな町並みだ。牧草地や農地がどこまでも続く景色も素晴らしい。

Glastonbury The Tor Glastonbury The Tor Glastonbury 頂上からの360度のパノラマ Glastonbury 頂上からの360度のパノラマ Glastonbury Chalice Well の水汲み場
↑  The Tor ↑          ↑ 頂上からの360度のパノラマ ↑    Chalice Well の水汲み場 ↑

Chalice Well は聖なる泉より、花の美しいガーデンをお目当てにしていたのだが、365日オープンのはずが 今日は何かの催しで午後からのオープンとのこと。残念。外の道路端に Chalice Well の水汲み場があった。 地元の人が大きなポリタンクに汲んでいた。注ぎ口の石にはちゃんと Chalice Well と刻まれている。 順番を譲ってくれて飲んでみろと言う。一口含むと鉄分を感じさせる味がした。ミネラル豊富な感じだ。毎朝、日本茶を 500 ml のペットボトルに入れて持ち歩いているのだが、それを空にして汲ませてもらった。

Information
 Address  Somerset
 Telephone  -
 Web Site  Glastonbury    Glastonbury Abbey

詳細は Web Site などでご確認ください。

「旅行記」もご覧ください。

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