Minack Theater 2004年6月8日 訪問 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
入場して思わず驚きの声が出た。なんと断崖絶壁に造られた劇場なのだ。一番高い席から見るとステージは はるか下に見える。急な階段を下りていくと、「 ROWENACADE CREATED THIS THEATRE 」の プレートがある。この劇場を建造した ROWENACADE は女性なのだ。彼女一人でこの断崖を開き石を運んで 造り上げたのだ。彼女の生い立ちなどは他のサイトに譲るが、その発想に感銘し、演劇への情熱を感じる。この劇場は壮観である。 予想をはるかに凌ぐスケールと美しさだ。
← 石のプレート ↑ 一番高い席からステージを見下ろす→
座席は石で造られており、ゆったりとしてはいるが急な階段だ。座ってみるとこれがなかなかの座り心地だ。一つひとつに 手造りの温もりを感じる。 Rowenacade おばさんの体温と熱意が伝わってくる。この石でできた席を Main Auditorium と呼ぶようだ。この上に、後に造られた Uppar Terraces と呼ばれる芝生の席がある。 チケットも分けられているようだ。季節・演目によって異なるが、今週は月−金の夜の部と水・木の昼の部の公演があるらしい 円形の舞台にはセットが組まれている。いつか夏の夜に、シャンパンなどお供に公演を楽しみたいものだ。 Uppar Terraces には、多肉植物が美しい花をつけていた。
↑ 石の座席 ↑ ステージ ↑ 多肉植物 ↑ 石の座席 ↑ 石の座席
石の座席の背もたれに何やら刻まれている。これは、歴代の公演演目と年を刻んであるのだ。見渡せば良く知った演目も多い。 自分の生まれた年は何が公演されたのか?興味深く探してみた。何と、1939年を最後に「 INTERVAL FOR WAR 」 となっていた。正に第2次世界大戦開戦の年から途絶えていたのだ。再開は1946年だ。今こうして遠い国を旅行できる平和と 幸せに感謝。
Address | Cornwall |
Telephone | - |
Web Site | Minack THEATER |
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