Selworthy 2004年6月11日 訪問 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
Selworthy という、おとぎ話の世界のような村にやってきた。この村だけでなく一帯がナショナル・トラストの管理下に
ある。 A 39から狭い道を登っていくと左手に茅葺のコテージの一群が見える。はやる気持ちを抑えパーキング探し。
パーキングはコテージを通り過ぎた丘の上の教会の下にあった。パーキングから広大なエクスムーアの眺望が何にも遮られず
眺められる。
コテージは緑の芝の中に数軒が点在している。静かな佇まいである。どのコテージも煙突が幾つもある。暖炉の煙突だ。
出窓の屋根まで茅葺だ。素晴らしい。
ここには Award を何回も受賞した素晴らしいティーガーデンがあるのだ。 Periwinkle Cottage Tea
Garden だ。ワクワクしながらドアーを開ける。静かだ。テーブル席が5、6席、客はいない。どうしたものか?
忙しそうなホスト風の男に案内を乞う。お好きな席でお待ちください、と。空いているから真ん中の席に着いた。落ち着かない
気持ちで周りを見渡す。黒光りした柱と梁、白壁にはおびただしい数の絵と飾り皿、何世紀か前のイギリスの世界に迷い込んだ
ようだ。当然クリムティーのつもりだったが Home Made のスィーツもケースに並んでいる。ここはクリムティーと
スィーツを1つずつオーダーした。
ホステスが盆を捧げて出入りする。外を見てびっくり。芝生のガーデンに沢山のお客さんがティーを楽しんでいた。
今日のような快晴では、私は室内がホッとするのだが、こちらの人達は日光浴日和なのだろう。文化の違いだ。
テーブルの上は全てが可愛らしい花柄だ。テーブルクロスがティーコージーがティーポットがカップ&ソーサーがシュガーポットが
そしてケーキ皿まで。
クリムティーのクロテッドクリームはコーンウォールやデヴォンのように糸を引く濃厚さはないが
(ここはサマーセット州)コクがあり爽やかな香りのするクリームだ。特別なジャムがあった。 Longing Berry の
ジャムだ。これの色、香り、味わいともにすこぶる満足した。スコーンはどちらかと言えばしっとりとした感じで、
クロテッドクリームとLonging Berry ジャムとの一体感があり、ペロッとお腹に納まった。スィーツはチェリーと
木の実の入ったクッキーだ。ほっくり、さっくりとして甘からずミルクティーにピッタリだ。
味、雰囲気ともたっぷり楽しんで、もう一巡り Thatched Cottage を楽しむ。のどかだ。
Address | Somerset |
Telephone | - |
Web Site | National Trust |
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