Chatsworth 2003年7月17日 訪問 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
Chatsworth はイギリスでも最大級の House & Garden だ。パーキングからして広大だ。 停めた場所をしっかり記憶。 Garden Only の入り口は House とは別だ。ゲイトの鉄柵がベルサイユのようだ。 圧倒される。入場。縦横に通路がありそれぞれ両脇は趣向の違うボーダー・ガーデンとなっている。赤と黄色のボーダー、 白さが清々しいホワイト・ボーダーなど。トピアリーも整然としている。オランジェリーも広大だ。
お館も荘厳だ。緑の木々と花で飾られている。ラベンダーのロング・ボーダーは香りに包まれている。ここから先は プライベート・ガーデンで入られない。ここにはデヴォンシャー公爵ご一家がお住まいなのだ。何とも優雅なことだ。
写真上左のラベンダーの先の木のトンネルの真ん中にかすかに見えるものが、写真下右の巨大コンテナだ。その先にまた木の トンネルだ。その終点まで歩いた。柵の先は見渡す限りの草原だった。広さを体感した。巨大コンテナの右方向に池があり 噴水( The Emperor fountain )がこれでもかと高く吹き上げている。水の重力で 298フィート、90メートルも上がるらしい。小さな草花も心を和らげてくれる。
ラベンダーのロング・ボーダーの途中左手に有名な滝 Cascade が見える。緩やかな坂道をかなり登ると水音も高く 水が流れ降りてくる。滝と言うより水の階段だ。かなりの水量だ。源はこのゲートの下から溢れ出てくる。噴水同様丘の上の 貯水池から暗渠を通じて流れてくるのだろう。300年も前に完成したとは思われない。壮大だ。
Chatsworth のウェヴサイトによれば105エーカーと言うから13万坪のガーデンに8キロメートルに及ぶ
散策路がある Magical Landscape と謳っている。
ロック・ガーデンは常識を超えている。正に岩の庭だ。巨大な岩が積み上げられている。 Formal Hedge と呼ばれる
生垣は草花との組み合わせも楽しい。暖炉に椅子とテーブルなどテーマがあるようだ。
池の周りのトピアリーなど思わず微笑みたくなる長閑さだ。キッチン・ガーデンだったろうか、この多彩な色の点在はモネの
絵のようだ。その一角に公爵夫人所有の世界第2位の大きさのダイアモンドを模したモニュメントがあった。
Address | Chatsworth Bakewell Derbyshire DE45 1PP |
Telephone | 01246 582204 |
Web Site | Chatsworth |
オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは
Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。
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